宝永山ルート地図

  • 距離6.1km
  • 登り529m
  • 下り52 m

宝永山ルートの難易度

難易度  1/10

ルート富士宮口新五合目(標高2,380m)⇒宝永山( 標高2,693m)  

宝永山ルートの体力

体力  1/10  日帰り

飲料水必要量5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:0.75リットル、体重60kgの人:0.98リットル、体重75kgの人:1.20リットル
消費カロリー5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:1.395Kcal、体重60kgの人:1.814Kcal、体重75kgの人:2.232Kcal
燃焼脂肪量5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.199kg、体重60kgの人:0.259kg、体重75kgの人:0.319kg

コースタイム

  • 富士宮口新五合目→宝永山 一周3時間

アクセス

富士山
富士宮ルート 富士宮口五合目のアクセスと駐車場
富士宮ルート 富士宮口五合目のアクセスと駐車場

宝永山ルート

富士宮口五合目駐車場の近くに登山口

富士宮口五合目駐車場の近くに登山口

富士宮口五合目駐車場からすぐのところに登山口があります。宝永山へはぐるりと一周して、富士宮登山口に戻るルートになっています。

樹林帯を30分ほど進む

樹林帯を30分ほど登る

樹林帯を30分ほど進みます。

途中から下界を望む

途中から下界を望む

途中から下界を望む。

山頂方面を見上げる

山頂方面を見上げる

途中から山頂方面を望む。

宝永第二火口縁から振り返る

宝永第二火口縁から振り返る

宝永第二火口縁から振り返る。右上に宝永山荘が見えています。

宝永第二火口縁

宝永第二火口縁

宝永第二火口縁。正面が宝永火口。

宝永山

宝永山

右手の小ピークが宝永山。

宝永第一火口縁分岐

宝永第一火口縁分岐

宝永第一火口縁の分岐。宝永山荘(富士宮登山口から富士山に登る途中)からの登山道を合わせます。

宝永第二火口縁から振り返る

宝永第二火口縁から振り返る

宝永第二火口縁から振り返る。

宝永火口に降りる

宝永火口に降りる

宝永火口に降りていきます。

宝永山噴火口の底にz字形に登山道

宝永山噴火口の底にz字形に登山道

宝永山の噴火口の底にz字形に登山道がついています。

宝永火口最深部のベンチやテーブル

宝永火口最深部のベンチやテーブル

宝永火口の最深部にはベンチやテーブルが設置されています。

宝永火口最深部から見上げる

宝永火口最深部から見上げる

宝永火口最深部から見上げる。

宝永火口最深部からの登り

宝永火口最深部からの登り

宝永火口最深部からは、砂の道のため登りにくく、見た目より時間がかかります。

馬の肩分岐

馬の肩分岐

馬の肩の分岐。左方向に向かえば、御殿場口からのルートと合流します。

馬の肩分岐の先に宝永山山頂

馬の肩分岐の先に宝永山山頂

馬の肩からあと少しで宝永山山頂です。登山者が数名立っているところが山頂です。

宝永噴火

富士山の噴火は、記録に残るもので、18回あります。その中で最も激しかったのが800年(延暦19年)、864年(貞観6年)、1707年(宝永4年)の3回の噴火です。 富士山は、宝永への噴火を最後に300年間沈黙を守っています。宝永火口は、よく見ると三つから構成されている事が分ります。一番目立つ最上部に直径1100m ~1300m・深さ125メートルの第一火口、その下に第二火口、そして第三火口です。噴火は下から順番に起こっています。

1707年(宝永4年)11月23日の宝永噴火により、南側から登る須山口登山道は数十年に渡って閉鎖を余儀なくされます。ちょうどルートが噴火口に当たる所を通っていたからです。70年後に噴火口の右手側に登山道を付け替え再開します。

江戸時代になると富士講が隆盛を極め、多くの人々が北側の吉田口登山道を利用する様になると、須山口登山道からの入山者は、激減していきます。登山道は次第に荒れ果て使われ無くなりますが、平成に入って有志らにより須山口登山道及び下山道の整備が行われ、歩けるようになっています。

宝永噴火によって甚大な被害を受けたのは須山口登山道ばかりではなく、須走口登山道も同様でした。折からの偏西風によって須走には3mに及ぶ砂が積り、登山道の拠点となっていた東口本宮冨士浅間神社 (須走浅間神社)や3ヶ所のお寺が大破します。37軒あった家々もすべて焼失し、埋没してしまいます。当然登山が出来ない様になったことは言うまでもありません。

驚くことに復興は迅速に行われました。翌年の夏の登山シーズンには宿坊など登山関連の施設がほぼ復旧したのです。これは江戸幕府によって多大な金額が投入されたためでした。幕府にとっても登山者(富士講の道者)が落とす入山料などの現金収入は非常に重要だったのです。

宝永山山頂周辺の気温

最高気温平均気温最低気温
1月-9.3-12.4-15.7
2月-8.7-11.8-15.5
3月-4.9-8.2-11.8
4月0.3-2.7-6.1
5月5.22.6-0.5
6月9.67.14.4
7月13.510.98.4
8月15.312.29.6
9月12.19.26.4
10月5.93.20.2
11月-0.5-3.2-6.2
12月-6.2-9.1-12.3

宝永山へ登るための装備と服装

軽アイゼン12本歯アイゼンピッケルサングラスツェルト
1月×
2月×
3月×
4月
5月××××
6月××××
7月×××××
8月×××××
9月×××××
10月××××
11月××××
12月
必須:◎ あった方が良い:○ あったら良い:△ 必要ない:× 

服装や装備品のチェックリスト

登山地図必須 宝永山の山頂は広く木々がないため登山地図を忘れると道迷いの原因に!周回コースをたどる場合多くの箇所に分岐があります。 登山地図を持って行かないのは命取りと言えます。
レインウェア必須 山の天候は急変します。天気予報で晴が出ていても
レインウェアは必須です。また、防寒着としても使えます。
セパレートタイプの通気性と防水性を兼ね備えたゴアテックスがベストです。
帽子あったら良い 富士宮口五合目では森林限界を超えているため直射日光が強烈に降り注ぎます。日よけ用のつばが広く軽いものをお奨めします。寒さが厳しいときは、耳を覆うニット製、冬山ではフルフェイスタイプをお奨めします。
日焼け止め必須 宝永山は標高2,693mで、 山頂部では日光を遮る木々が一切ありません。森林限界を超えると紫外線が強いので必帯です。
飲料水必須 富士宮口五合目には水場がありません。各山小屋で水が有料です。登山道途中に水場はありません。天気の良い日は少し多めに持って行きましょう。登山行程に合わせて水の量を調整するとよいでしょう。
ヘッドランプ必須 暗くなってからの行動を余儀なくされた時は絶対必要です。
行動食必須 コースタイムが短いので少し持っていくと良いでしょう。パン・ナッツ類・野菜ジュース、飲むヨーグルトなど立ち休憩で食べられるものがお薦めです。
パックカバー必須 ザックが濡れないようにするためのザックカバーは雨に日には絶対必要です。ザックカバーも雨衣と同様に防水性が衰えてきます。時折、防水スプレーをするなどのメンテナンスが必要です。
救急薬品必須 切り傷、擦り傷にカットバン、絆創膏を持っていくと良いでしょう。虫刺され薬品も。
ティッシュペーパー必須 止血用などの万が一の時のために必帯です。
防寒着必須 薄手のフリース,セーター、軽いダウンジャケット。
蓼科山山頂では、7月~8月でも最低気温が8度近くまで下がることがあります。
軽くて保温性の高いものを選びます。ゴアテックスのレインウェアを
その上に着ると更に保温性が高まります。
手袋あったら良い 革製の手袋がベストですが、軍手でもOKです。
耳栓不要 日帰り可能です。
カメラあったら良い 富士山の大パノラマの撮影や山旅の思い出にぜひどうぞ。ウエストポーチに収納出来る大きさであることが望ましいです。
ビニール袋あったら良い ごみ入れとして、使用前の下着入れ、使用後の下着入れとして2~3個あると便利です。
保険証(コピー)あったら良い 事故や遭難時に必要です。
サブザック不要。
シュラフカバー不要 日帰りです。

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