鳩待峠から至仏山コース地図

  • 距離9.2km
  • 登り714m
  • 下り697m

鳩待峠から至仏山コースの難易度

難易度  1/10

ルート鳩待峠(標高1,591m) ⇒オヤマ沢水場(標高1,953m) ⇒笠ヶ岳分岐(標高2,044m) ⇒
オヤマ沢田代(標高2,051m) ⇒小至仏山(標高2,162m) ⇒至仏山(標高2,281m)

鳩待峠から至仏山コースの体力

体力  1/10  日帰り

飲料水必要量5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:0.88リットル、体重60kgの人:1.15リットル、体重75kgの人:1.42リットル
消費カロリー5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:1.650Kcal、体重60kgの人:2.145Kcal、体重75kgの人:2.641Kcal
燃焼脂肪量5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.235kg、体重60kgの人:0.306kg、体重75kgの人:0.377kg

コースタイム

  • 登山:鳩待峠→1時間40分-小至仏山→25分-至仏山 合計:2時間5分
  • 下山:至仏山→23分-小至仏山→1時間10分-鳩待峠 合計:1時間33分

登山口のアクセス

尾瀬
尾瀬のアクセスと駐車場
尾瀬のアクセスと駐車場

鳩待峠から至仏山コース

戸倉駐車場

戸倉駐車場

瀬戸倉から鳩待峠へ通じる約10kmの県道尾瀬ヶ原土出線の内、津奈木から鳩待峠の3.5km区間が混雑時マイカー規制が行われます。マイカー規制期間は、5月から10月で変則的に実施されます。マイカー規制期間は尾瀬戸倉の有料駐車場((530台駐車可)有料1,000円/日)に止めて、バスか乗り合いタクシーとなります。アクセスの詳細は上記を参照してください。

鳩待峠駐車場の混雑状況の掲示

鳩待峠駐車場の混雑状況の掲示

尾瀬戸倉の県道尾瀬ヶ原土出線へ入る所に鳩待峠駐車場の混雑状況が掲示されています。マイカー規制期間以外で、土日は直ぐに一杯になりますが、午後は下山者の車が空くために、満車の掲示があっても駐車できる場合があります。

鳩待峠有料駐車場

鳩待峠有料駐車場

鳩待峠有料駐車場約100台。一日2500円です。マイカー規制期間以外で、午前4時には満車になることもしばしばです。その日の気象条件や時期などにより確定出来ませんが、遅くても午前6時に入っている必要がありそうです。

鳩待峠

鳩待峠

鳩待峠。鳩待峠有料駐車場から3分ほど歩いた所にある売店が併設された鳩待峠休憩所とバスのチケット売り場、その奥に鳩待山荘(営業期間:4月20日前後から10月15日前後)があります。

至仏山登山口

至仏山登山口

鳩待峠無料休憩所の向かいにある登山届ポストが設置された至仏山登山口。木々の間から至仏山が僅かに見えています。山頂までは2時間5分のコースタイムです。

紅葉はほぼ終わり

紅葉はほぼ終わり

10月22日時点では、ダケカンバがほとんど葉を落としています。紅葉はほぼ終わりです。1870メートルピークへ向かって木道が整備されています。

日光白根山

日光白根山

1870メートルピークの南側を巻く様に登ります。東側を望むと谷を埋める朝霧の上に朝日を浴びてシルエットとして浮かび上がる日光白根山が美しい。

1870mピークの南側を木道で巻く

1870mピークの南側を木道で巻く

1870メートルピークの南側を木道で巻きながら登ります。根元で大きく弯曲したダケカンバが積雪量の多さを物語っています。

笠ヶ岳

左手前方にピラミットの形をした笠ヶ岳が印象的です。その右手にシラビソに隠れて見えませんが小笠があります。笠ヶ岳から南下し大きく弯曲しながら西に下ると、ロングコースですが湯の小屋温泉へ至ります。

武尊山

武尊山

日本百名山の武尊山(沖武尊)が聳えています。

至仏山山頂が見えてくる

至仏山山頂が見えてくる

1870メートルピークを巻き終えるとを一気に展望が開け、至仏山山頂部が見えてきます。右手には尾瀬や燧ヶ岳もよく見えます。周辺は初夏から夏にかけて高山植物が咲くお花畑になり、シングルマ、ミヤマキンポウゲ、イワウチョウなどを見ることが出来ます。

1935mピークから悪沢岳、小至仏山、至仏山

1935mピークから悪沢岳、小至仏山、至仏山

1935mピークに立ち、オオシラビソの林の先にある丸いピークが悪沢岳(展望無し)、その右手に小至仏山、そして本峰に連なる稜線が見えています。

オオシラビソの樹林帯

オオシラビソの樹林帯

オオシラビソの樹林の中をゆっくりと登ります。

オヤマ沢の水場

オヤマ沢の水場

オヤマ沢の水場。極めて水量が少なく登山時は全く出ていませんでしたが、下山時は多少の水量がありました。立て札に「飲み水には適しません」とあります。

オヤマ沢田代へ

オヤマ沢田代へ

緩斜面の笹の中に作られた木道を登るとオヤマ沢田代です。

オヤマ沢田代

オヤマ沢田代

オヤマ沢田代の中に木道が伸び、小至仏山手前の岩峰が見えています。

オヤマ沢田代の池塘

オヤマ沢田代の池塘

コース上で唯一の高層湿原であるオヤマ沢田代です。甲子園球場二つ分ほどの広さで、10個ほどの池塘が確認出来ました。

笠ヶ岳分岐

笠ヶ岳分岐

笠ヶ岳分岐。湯の小屋温泉を登山口として笠ヶ岳を経由して至仏山へ至るルートで、鳩待峠へ下山するのに10時間ほどのコースタイムになります。途中に咲倉沢頭避難小屋がありますが、ドアが外されて緊急時以外使えません。

小さなコブを右手側から巻く

小さなコブを右手側から巻く

木道を進んだ先の小さなコブを右手側から巻くと蛇紋岩の岩峰が見えてきます。岩峰の頂のみが僅かに見えています。

オヤマ沢田代を見下ろす

オヤマ沢田代を見下ろす

少し登った所から振り返る。木道とオヤマ沢田代が見えています。

ベンチのある休憩ポイント

ベンチのある休憩ポイント

小コブを右手側から巻く所にベンチが設置されて休憩ポイントになっています。木道が延びたその先に蛇紋岩の岩峰が見えています

休憩ポイントから尾瀬ヶ原、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳を望む

休憩ポイントから尾瀬ヶ原、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳を望む

休憩ポイントから東側を望むと尾瀬ヶ原の先に燧ヶ岳が聳えています。燧ヶ岳から左に辿った山頂部が平坦な山が会津駒ヶ岳です。

蛇紋岩の岩峰

蛇紋岩の岩峰

岩峰の山体は、蛇紋岩で構成されています。山頂の右手側を巻く様に進みます。

蛇紋岩の岩峰の東側を巻く

蛇紋岩の岩峰の東側を巻く

蛇紋岩で出来た岩峰の東側(右手側)を巻く所の岩場。トラバースしますが高度感はありません。しかし、蛇紋岩はツルツル滑るので、転倒に注意しながら進みます。右手奥は燧ヶ岳です。

蛇紋岩の中に木道が伸びる

蛇紋岩の中に木道が伸びる

傾斜が緩やかになり、蛇紋岩の中に木道が伸びています。

小至仏山へ

小至仏山へ

真直ぐに伸びた木道の先が小至仏山です。

振り返るとオヤマ沢田代、笠ヶ岳、武尊山

振り返るとオヤマ沢田代、笠ヶ岳、武尊山

蛇紋岩で出来た岩峰の東側トラバース区間で振り返る。木道の先にオヤマ沢田代が見えます。右手の三角形の山は、笠ヶ岳です。そしてその左手奥に武尊山が見えています。

笠ヶ岳から湯の小屋温泉ルート

笠ヶ岳から湯の小屋温泉ルート

更に登った小至仏山の少し下で振り返る。笠ヶ岳に続く稜線が見えます。笠ヶ岳の先から右に折れると湯の小屋温泉まで下るルートがあります。

奈良俣ダムの人造湖「ならまた湖」

奈良俣ダムの人造湖「ならまた湖」

眼下に見える奈良俣ダムによって堰られた人造湖「ならまた湖」に向かって下るルートが湯の小屋温泉まで通じています。

小至仏山から至仏山へ

小至仏山から至仏山へ

小至仏山山頂に立ち至仏山を写す。約25分程のコースタイムで至仏山山頂です。左手奥に見えるのは越後駒ヶ岳です。その左手に山頂だけ僅かに見えるのが八海山です。

至仏山近くの岩峰は右手から巻く

至仏山近くの岩峰は右手から巻く

至仏山山頂近くの岩峰は右手側から巻きながら進みます。

至仏山山頂へ

至仏山山頂へ

岩峰を右手側から巻くと至仏山山頂が見えてきます。

至仏山

至仏山

日本百名山の標高2228m至仏山山頂の石標。山頂からは360度の展望が開け、東側の眼下に尾瀬ヶ原が広がり、その先に燧ヶ岳、平ヶ岳、南西方向には荒々しい山体が特徴的な谷川岳、その奥に山頂が平たい苗場山なども見えます。山ノ鼻~至仏山は上り専用となっているため鳩待峠へピストンします。山ノ鼻~至仏山ルートは下記を参照してください。

至仏山の他のルート

至仏山
山ノ鼻から至仏山コース
尾瀬の山ノ鼻から至仏山コース

Follow me!