目次

赤城山-冬の黒檜山コース地図

  • 距離5.1km
  • 登り523m
  • 下り533m

赤城山-冬の黒檜山コースの難易度

難易度  1/10

ルート黒檜山登山口(標高1,360m)⇒黒檜山(標高1,828m)⇒駒ヶ岳(標高1,685m)⇒大洞駒ヶ岳登山口(標高1,360m)

赤城山-冬の黒檜山コースの体力

体力  1/10  日帰り

飲料水必要量5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:0.80リットル、体重60kgの人:1.05リットル、体重75kgの人:1.30リットル
消費カロリー5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:1.562Kcal、体重60kgの人:2.033Kcal、体重75kgの人:2.505Kcal
燃焼脂肪量5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.215kg、体重60kgの人:0.282kg、体重75kgの人:0.349kg

コースタイム

  • 黒檜山周回 3時間20分

登山口のアクセス

白山
白山のアクセスと駐車場
白山のアクセスと駐車場

赤城山-冬の黒檜山コース

赤城山(黒檜山)

赤城山(黒檜山)

前橋赤城線の車道から大沼越に見る赤城山(黒檜山)。車道は除雪され走り易くなっています。

黒檜山登山口の駐車スペース

黒檜山登山口 駐車スペース

大沼の北東部に位置する「黒檜山登山口」の駐車スペースは、雪のため狭くなり15台ほどしかありません。2月11日の日曜日、多くの登山者が登っていました。

黒檜山登山口

黒檜山登山口

沼田赤城線沿いの黒檜山登山口。しっかりとトレースが出来ています。

駐車スペース

駐車スペース

少し登った所から車道を写す。駐車スペースには多くの車が止まっています。登山口から3分程の所に本来の駐車場がありますが、除雪されていないため駐車出来ませんでした。

ふかふか雪の急坂

ふかふか雪の急坂

パウダースノーの、ふかふか雪の急坂が続きます。この辺りは、ツボ足のキックステップでも登れます。

アイゼン装着

アイゼン装着

次第に傾斜が増してきた為、アイゼンを装着します。軽アイゼンでも大丈夫ですが、日によってはアイスバーンになっている場合もあるので、12本歯のアイゼンを携帯する事をお薦めします。

猫岩

猫岩

「猫岩」まで上ると右手側の展望が開け、「大沼」の先に「地蔵岳」が見えています。大沼は全面結氷し、ワカサギの穴釣りをしている人々が点々と見えています。1月4日~3月下旬 6時~17時まで(大人700円/日・小学生以下=無料)。青木別館内の「赤城大沼漁業協同組合つり案内所」に、レンタル釣り道具あります。電話:027-287-8511。

右手側は鋭く切れ落ちた岩壁

右手側は鋭く切れ落ちた岩壁

狭い稜線を登ります。右手側は鋭く切れ落ちた岩壁です。

滑落注意

滑落注意

稜線から右側の展望は有り、トレースに従って登っていきます。右手側に寄りすぎて滑落しないようにするのが肝要です。

最も美しい

最も美しい

「黒檜山」に至る稜線上でこの辺りが最も美しい所です。

霧氷(樹氷)

霧氷(樹氷)

一旦、樹林帯の中に入ります。木の枝に雪が吹き付けられて凍り付き、白くなった様子は大変美しいです。

黒檜山を望む

黒檜山を望む

樹林帯の中から一旦抜け出すと、右手側が落ち込んだ稜線上に、丸いピークを持つ「黒檜山」がうっすらと見えてきました。

樹氷のトンネル

樹氷のトンネル

再び樹氷のトンネルの中を登っていきます。

雪庇に注意

雪庇に注意

樹林帯から一旦外れ、岸壁スレスレを通過します。右側は、切れ落ちています。雪庇が出来ている可能性もあるので、踏み抜いて滑落しないように出来る限り山側を通過します。

稜線を登る

稜線を登る

右側が岩壁となった稜線の登りが続きます。

樹林帯へ

樹林帯へ

一旦稜線から外れ、樹林帯の中へと入っていきます。

もうすぐ分岐

もうすぐ分岐

「黒檜山」山頂への分岐が見えてきました。

黒檜山山頂への分岐

黒檜山山頂への分岐

「黒檜山」山頂への分岐。左側に約3分ほど行った所が「赤城山」「黒檜山」北峰です。今回は、北峰をピストンして「駒ヶ岳」へ向かいます。

平坦な稜線

平坦な稜線

分岐から「黒檜山」山頂へ、平坦な稜線を進みます。

黒檜山北峰

黒檜山北峰山頂

標高1828m「黒檜山」北峰山頂。更に北に3分ほど進むと展望台がありますが、そこからの風景は、夏道を参照してください。

ダイヤモンドダストが

ダイヤモンドダストが

黒檜山北峰から東側を撮影。時折、ダイヤモンドダストが発生し、キラキラ輝く姿は見事でした。ダイヤモンドダストは、大気中の水蒸気が昇華して氷の結晶として出現する現象です。気温が氷点下10度以下になると起こるようです。

黒檜山北峰から駒ヶ岳へ

黒檜山北峰から駒ヶ岳へ

「黒檜山北峰」から「駒ヶ岳」に向かいます。山頂から約8分ほどで「黒檜山」南峰の黒檜大神石碑や、鳥居の建つ展望台に到着です。南側の展望が抜群です。

黒檜山南峰

黒檜山南峰

黒檜山南峰からの展望。右手前方に「地蔵岳」その左手に白く見える所が「小沼」です。

黒檜山南峰から駒ヶ岳へ

黒檜山南峰から駒ヶ岳へ

黒檜大神石碑が祀られる「黒檜山南峰」から、「花見ヶ原森林公園」分岐を左に見送り、「駒ヶ岳」方面に直進します。ふかふかの大変歩きやすい道を下ります。

キックステップで

キックステップで

一気に下っていきます。樹林帯の中で滑落の危険はないため、アイゼンは装着せずに「キックステップ(つま先や踵を雪に蹴りこんで足場を作る)」で降りた方が楽に下れます。逆に、ふかふか雪のため、登りの場合には難儀するでしょう。

シリゼートで

展望がきく下り

展望がきく下りは爽快です。眼下に、桐生市・前橋市・伊勢崎市などの街並みが広がっています。この辺りは、「シリゼート」で下っても楽しいところ。シリセードとは、雪面に尻餅を付いた状態でピッケルで制動をかけながら滑り降りることをいいます。グリセードが語源で日本語にもじった使い方です。

駒ヶ岳に向かう

駒ヶ岳に向かう

左手前方の丸く平坦なピークを持つ「駒ヶ岳」に向かいます。右手前方のピークは、数多くの電波塔が建つ「地蔵岳」です。地蔵岳から左手に稜線を辿ると「八丁峠」を隔てて「小沼」があります。

大ダルミへ

大ダルミへ

広い稜線をぐんぐん下っていきます。下りきった鞍部が「大ダルミ」です。

積雪量1m越え

積雪量1m越え

この辺りでも積雪量は1mを越えています。左手側は急角度で落ち込んでいますので、雪庇の形成を確認しながら滑落しないように進むことが必要です。

地吹雪

地吹雪

更に下ります。積もった雪が、時折吹く強風に飛ばされて、雪煙が上がっていました。 

大ダルミから駒ヶ岳へ

大ダルミから駒ヶ岳へ

雪原となった「大ダルミ」まで降り切りました。ここから「駒ヶ岳」へ登り返していきます。

黒檜山を望む

黒檜山を望む

大ダルミから少し登った所で「黒檜山」を振り返って撮影。どっしりと構えた山体が存在感を示しています。

大ダルミから駒ヶ岳への登り返し

大ダルミから駒ヶ岳への登り返し

「大ダルミ」から「駒ヶ岳」への登り返しです。夏道なら木道が整備理された歩きやすいところです。

ダケカンバの林

ダケカンバの林

右上に薄く見える「駒ヶ岳」へ向け、ダケカンバの林の中を登っていきます。

駒ヶ岳山頂まで、あと少し!

駒ヶ岳山頂まで、あと少し!

ここを登り切ると「駒ヶ岳」山頂です。

駒ヶ岳山頂は登山道から僅かに外れる

駒ヶ岳山頂は登山道から僅かに外れる

駒ヶ岳山頂は、登山道から僅かに外れた所にあります。

駒ヶ岳からの眺望

駒ヶ岳からの眺望

「駒ヶ岳」からの眺望。東~南方面にかけて大きく展望が開けています。4~5万年前に大噴火を繰り返した際、山頂から東側に扇形に大量の軽石を降らせました。黄色風化し土化したのが盆栽などの園芸用として使われる鹿沼土です。

駒ヶ岳から稜線を下る

駒ヶ岳から稜線を下る

「駒ヶ岳」から低木が生える稜線を下ります。時折、右手眼下には灌木の間から「大沼」が見えます。

雪庇の形成がある狭い稜線

雪庇の形成がある狭い稜線

所々で狭い稜線の通過があります。左側は切れ落ちていて雪庇の形成が認められます。雪庇を踏み抜いて滑落したら大変なので、出来る限り山側を進みます。

展望良好

展望良好

左側(東側)の展望は良好です。

駒ヶ岳と黒檜山

駒ヶ岳と黒檜山

広い稜線まで下り、振返って「駒ヶ岳」と「黒檜山」を撮影しました。大変美しい景観を作り出しています。天候さえよければ、多くの登山者が入りトレースが出来ているので、冬山登山初心者向きコースといえるでしょう。

小地蔵岳と長七郎山が

小地蔵岳と長七郎山が

稜線を更に下ります。正面のピークは「小地蔵岳」と「長七郎山」です。その右手に楕円状に白く見えるのが「小沼」です

右に折れる

右に折れる

ここで稜線から離れ、右手に急角度で折れ樹林帯へ入ります。

2ヶ所に鉄階段

2ヶ所に鉄階段

大沼方面へ、一気に下っていきます。2ヶ所に鉄階段が設置されています。階段には手摺があり、よく踏まれているので、特に危険はありません。

全面結氷した大沼が見える

全面結氷した大沼が見える

樹林の間から全面結氷して真っ白な大沼が見えています。

2回目の鉄階段

2回目の鉄階段

2回目の鉄階段を下ります。両側が手摺で大変降りやすくなっています。ジグザグに急斜面を下り切ると平坦地に降り立ちます。

駒ヶ岳登山口へ

駒ヶ岳登山口へ

急斜面を下り切り、5分ほど平坦地を進むと駒ヶ岳登山口がある沼田赤城線の車道に着きます。

大洞おのこ駐車場

大洞おのこ駐車場

駒ヶ岳登山口から沼田赤城線の車道を数分歩くと大洞おのこ駐車場に着きます。登山者ばかりではなくワカサギの穴釣り客の車も止まっています。駐車場脇にある公衆トイレは冬季使用できます。

赤城山の他のルート

赤城山
赤城山-黒檜山コース
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赤城山-鈴ヶ岳コース
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