折立から薬師岳ルート地図

  • 20.0km
  • 登り1,757m
  • 下り1,757m

折立から薬師岳ルートの難易度

難易度  1/10

ルート折立(標高1352m)⇒太郎平小屋(標高2330m)⇒
薬師峠キャンプ場(標高2294m)⇒薬師平ケルン(標高2479m)⇒
薬師岳山荘(標高2701m)⇒薬師岳(標高2926m)

折立から薬師岳ルートの体力

体力  4/10  日帰り

飲料水必要量5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:2.73リットル、体重60kgの人:3.55リットル、体重75kgの人:4.37リットル
消費カロリー5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:5.080Kcal、体重60kgの人:6.603Kcal、体重75kgの人:8.138Kcal
燃焼脂肪量5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.725kg、体重60kgの人:0.944kg、体重75kgの人:1.161kg

コースタイム

  • 登山:折立⇒太郎平小屋:3時間15分、太郎平小屋⇒薬師岳:2時間40分 合計 5時間55分
  • 下山:薬師岳⇒太郎平小屋:2時間15分、太郎平小屋⇒折立:2時間35分 合計 4時間50分

山小屋

北アルプス山小屋
薬師岳山荘
薬師岳山荘
北アルプス山小屋
太郎平小屋
太郎平小屋

折立から薬師岳ルート

折立の駐車場脇の公衆トイレ

折立の駐車場脇の公衆トイレ
登山口の折立の駐車場脇の公衆トイレ。

休憩ポイントにベンチ

休憩ポイントにベンチ
休憩ポイントにベンチ 登山道には随所にベンチが設置されています。

縞々のポール

縞々のポール
縞々のポールは積雪量を測定するためのもです。

土砂の流出を防ぐため丸太が老朽化

土砂の流出を防ぐため丸太が老朽化
森林限界を抜けると展望が開けます。土砂の流出を防ぐため丸太が老朽化しています。

石畳の登山道の先に太郎平小屋

石畳の登山道の先に太郎平小屋
石畳の登山道の先に太郎平小屋があります。

太郎平小屋

太郎平小屋
太郎兵衛平に建つ太郎平小屋。この場所は、黒部五郎岳から双六岳、槍ヶ岳へ抜ける縦走路の起点であり、薬師岳を越えて立山室堂に抜ける起点でもあり、更には雲の平から水晶岳、鷲羽岳へ向かう起点でもあるので、夏のハイシーズンには多くの登山客で賑わいます。折立から太郎平小屋までのルートは、黒部五郎岳のページを参照してください。

太郎平小屋から望む薬師岳

太郎平小屋から望む薬師岳
太郎平小屋から望む薬師岳。山頂は正面の一番高いピークの左手奥にあります。又、ここから東側を望むと黒部源流の山々(黒部五郎岳、三俣蓮華岳、祖父岳、水晶岳など)が一望出来ます。

太郎平小屋から木道を歩く

太郎平小屋から木道を歩く
太郎平小屋から木道を辿り、約10分でキャンプ場のある薬師峠に下り立ちます。

薬師峠のキャンプ指定地

薬師峠のキャンプ指定地
石畳の道を下ると、薬師峠のキャンプ指定地です。約80張設営可能で、8月下旬まで管理人が常駐し売店も完備しています。

薬師峠キャンプ場の水場

薬師峠キャンプ場の水場
薬師峠キャンプ場の水場。上流の湧き水をホースで引っ張っています。十分な量の水量です。

薬師峠キャンプ場の公衆トイレ

薬師峠キャンプ場の公衆トイレ
薬師峠キャンプ場の公衆トイレ。大切な立山の自然を守り、快適に利用するために100円程度のチップが必要です。このトイレは、バイオ菌による土壌浄化循環方式を採用し、処理水を浄化して再利用する、自己完結型の自然環境に配慮したトイレです。

沢筋の滑りやすい急坂

沢筋の滑りやすい急坂
湧き水が流れる樹林帯の沢筋の滑りやすいゴロゴロの急坂を登ります。

太郎平小屋の左手に北ノ俣岳

太郎平小屋の左手に北ノ俣岳
振り返ると木道が伸びる先に太郎平小屋の赤い屋根が見えています。更に左手に稜線を辿ると北ノ俣岳が見えています。

小雪渓が出来る場所

小雪渓が出来る場所
急坂を登り終え、右手に折れます。この辺りは遅くまで雪が残り、小雪渓となる場所です。

薬師平

薬師平
ベンチとケルンが建つ小広場の周辺は池塘やハクサンイチゲやミヤマキンポウゲなどが咲く薬師平です。昭和38年1月の愛知大生13人全員遭難を悼んで建てられたケルンの中には木の観音像が祀られています。

小さな窪地の周辺にお花畑が広がる

小さな窪地の周辺にお花畑が広がる
薬師平から登山道は左に折れて、小さな窪地の周辺にお花畑が広がる穏やかな登りになります。薬師岳山頂手前の東南稜分岐のあるピークが見えて来ました。

薬師岳南面

薬師岳南面
大きく薬師岳南面が姿を現します。白ザレのピークの先に本峰があり、右手側の稜線は東南稜です。

眺めの良いガレ場

眺めの良いガレ場
ここからは尾根に沿って眺めの良いガレ場の道をぐいぐいと登って行きます。

薬師岳山頂が姿を現す

薬師岳山頂が姿を現す
背の低いハイマツ帯の中を登り、傾斜が緩むと薬師岳山頂が姿を現します。山頂は手前ピークから数えて3番目です。

薬師岳山荘

薬師岳山荘
やがて、赤色の屋根が愛らしい薬師岳山荘に到着です。薬師岳山荘は、2010年に建て替えられ綺麗で近代的な設備になっています。ここから山頂まで50分ほどなので、初日にここまで登っておけば、翌朝の御来光を山頂で迎えることが出来ます。

薬師岳山荘の先に北ノ俣岳、黒部五郎岳

薬師岳山荘の先に北ノ俣岳、黒部五郎岳
途中から振り返る。稜線に建つ薬師岳山荘が見えます。森林限界を超え、風を遮るものが無いので、強風時には頼りになる存在です。左手遠景に北ノ俣岳、黒部五郎岳が見えています。

砂礫の広い斜面

砂礫の広い斜面
薬師岳山荘を過ぎると、ハイマツ帯も無くなり砂礫の広い斜面をジグザグに登り、避難小屋の建つ一角を目指します。濃霧時には道間違いをする危険がある場所です。

避難小屋

避難小屋
石組みで作られ避難小屋ですが、倒壊が進み風除けくらいにしかなりません。薬師岳山頂は、二つ目のピークです。

薬師岳南東稜

薬師岳南東稜
避難小屋のある位置から南東方向を望むと南東稜が見えます。昭和38年冬、愛知大学の学生達が誤って下ってしまった尾根です。標高差で300m ほど下った所で遺体で発見されています。遠景に水晶岳、雲ノ平の祖母岳、更にその奥に槍ヶ岳から穂高岳がくっきりと見えています。

西側斜面を巻く

西側斜面を巻く
右手上方のピークの西側斜面を巻きながらなだらかなに登って行きます。山頂に立つ薬師堂が見えています。

薬師岳山頂

薬師岳山頂
薬師岳山頂。山頂に広がる露岩は、角閃岩を含んだ石英斑岩で形成されています。山頂からは北アルプスを一望する360度の大展望が広がります。富山平野から有峰湖、黒部川を挟んで赤牛岳、黒岳(水晶岳)、後立山連峰や笠ヶ岳、富士山も見えます。

薬師岳山頂の薬師堂

薬師岳山頂の薬師堂
山頂には風雨を遮るように角閃岩を含んだ石英斑岩が積み上げられ、薬師堂が建てられています。薬師堂の中には薬師如来が三体、薬師講の信者が奉納した石地蔵が11体祀られています。五色ヶ原縦走ルートは下記をご覧ください。

薬師岳から五色ヶ原~立山縦走ルートを見る

薬師岳
折立~薬師岳~五色ヶ原縦走
薬師岳から五色ヶ原縦走
立山
ザラ峠と五色ヶ原
五色ヶ原から立山室堂

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