目次

椹島から千枚岳-悪沢岳(荒川岳・荒川三山)ルート地図

  • 距離26.9 km
  • 登り2,668m
  • 下り2,668m

椹島から千枚岳-悪沢岳(荒川岳・荒川三山)ルートの難易度

難易度  4/10

ルート椹島ロッジ(標高1,120m)⇒岩頭見晴(標高1,4000m)⇒小石下(標高1,586m)⇒清水平(標高1,870m)⇒
見晴台(標高2,140m)⇒千枚小屋(標高2,565m)⇒千枚岳(標高2,880m)⇒丸山(標高3,032m)⇒
東岳/悪沢岳(標高3,141m)⇒中岳(標高3,082m)⇒前岳(標高3,068m)

椹島から千枚岳-悪沢岳(荒川岳・荒川三山)ルートの体力

体力  9/10  日帰り

飲料水必要量5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:4.20リットル、体重60kgの人:5.46リットル、体重75kgの人:6.73リットル
消費カロリー5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:7.825Kcal、体重60kgの人:10.173Kcal、体重75kgの人:12.521Kcal
燃焼脂肪量5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:1.117kg、体重60kgの人:1.453kg、体重75kgの人:1.788kg

コースタイム

  • 登山:椹島ロッジ⇒千枚小屋 5時間50分、千枚小屋⇒荒川岳(前岳)3時間20分
    合計9時間10分
  • 下山:荒川岳(前岳)⇒千枚小屋 3時間10分、 千枚小屋⇒椹島ロッジ 4時間30分
    合計7時間40分

山小屋

南アルプスの山小屋
千枚小屋
千枚小屋
南アルプスの山小屋
椹島ロッジ(さわらじまろっじ)
椹島ロッジ
南アルプスの山小屋
荒川小屋
荒川小屋

登山口のアクセス

南アルプス登山口-アクセスと駐車場
椹島・二軒小屋のアクセスと駐車場
椹島・二軒小屋のアクセスと駐車場

椹島から千枚岳-悪沢岳(荒川岳・荒川三山)ルート

椹島ロッジの裏手から出発

椹島ロッジの裏手から出発します。右手には鳥居があり、その先に井川山神社が祀られています。

椹島ロッジの裏手から出発します。右手には鳥居があり、その先に井川山神社が祀られています。

井川山神社

井川山神社。狛犬が二体あり、大正時代に地元の人が奉納したとされています。

井川山神社。狛犬が二体あり、大正時代に地元の人が奉納したとされています。

杉林

登山口から杉の大木の中をジグザグに登って行きます。右手には井川神社が見えています。

登山口から杉の大木の中をジグザグに登って行きます。右手には井川神社が見えています。

東俣林道

舗装された東俣林道に出て、二軒小屋と書かれた指導標に従い右手方向に向かいます。

舗装された東俣林道に出て、二軒小屋と書かれた指導標に従い右手方向に向かいます。

滝見橋の脇を入る

東俣林道を10分ほど歩いた所にある滝見橋の脇を入って行きます。

東俣林道を10分ほど歩いた所にある滝見橋の脇を入って行きます。

登山口

千枚小屋と書かれ指導標と登山届が登山口にあります。鉄製の桟道を降ります。高度感があり、滝壷へ向かって吸い込まれるようです。

千枚小屋と書かれ指導標と登山届が登山口にあります。鉄製の桟道を降ります。高度感があり、滝壷へ向かって吸い込まれるようです。

千古の滝

滝見橋から千古の滝を写す。トラバースする様に登山道が付けられています。白根層群の砂岩泥互層中の摺曲が観察出来ます。

滝見橋から千古の滝を写す。トラバースする様に登山道が付けられています。白根層群の砂岩泥互層中の摺曲が観察出来ます。

滝つぼ側に鋭く切れ落ちている

滝つぼ側に鋭く切れ落ちていますが、手摺りが付いた桟道は危険を感じることなく進むことが出来ます。

滝つぼ側に鋭く切れ落ちていますが、手摺りが付いた桟道は危険を感じることなく進むことが出来ます。

桟橋

桟橋が掛けられています。大井川の右岸を進みます。

桟橋が掛けられています。大井川の右岸を進みます。

大井川の源流

大井川の源流に沿って進んでいきます。この先が大井川の支流である奥西河内沢です。

大井川の源流に沿って進んでいきます。この先が大井川の支流である奥西河内沢です。

奥西河内沢に架かる吊り橋

奥西河内沢に架かる吊り橋を渡ります。歩く板の幅は狭く、1人ずつ慎重に渡って行きます。

奥西河内沢に架かる吊り橋を渡ります。歩く板の幅は狭く、1人ずつ慎重に渡って行きます。

急坂が始まる

奥西河内沢に架かる吊り橋を渡るといきなりの急坂が始まります。

奥西河内沢に架かる吊り橋を渡るといきなりの急坂が始まります。

中部電力の鉄塔

急坂が終わると、比較的平坦な登山道となり、中部電力の鉄塔の真下を通過していきます。ここから小さいピークを乗り越えます。

急坂が終わると、比較的平坦な登山道となり、中部電力の鉄塔の真下を通過していきます。ここから小さいピークを乗り越えます。

岩頭見晴

小ピークから少し下った所に「岩頭見晴」と名前の付く場所があります。木々の間から荒川三山(悪沢岳)が見えます。中部電力の高圧鉄塔の巡視路を兼ねた登山道です。

小ピークから少し下った所に「岩頭見晴」と名前の付く場所があります。木々の間から荒川三山(悪沢岳)が見えます。中部電力の高圧鉄塔の巡視路を兼ねた登山道です。

痩せ尾根を少し下る

痩せ尾根を少し下り、上り返すと林道に飛び出します。

痩せ尾根を少し下り、上り返すと林道に飛び出します。

千枚小屋に物資を運ぶ為に使われる林道

この林道は標高2500メートル近くまで行っています。千枚小屋の物資を運ぶ為に使われています。100メートルほど歩いた所から鉄梯子を登ります。

この林道は標高2500メートル近くまで行っています。千枚小屋の物資を運ぶ為に使われています。100メートルほど歩いた所から鉄梯子を登ります。

鉄梯子を登って小石下へ

林道に架かる鉄梯子登って小石下を目指します。登山口の椹島ロッジからここまで約2時間のコースタイムでした。

林道に架かる鉄梯子を登って小石下を目指します。登山口の椹島ロッジからここまで約2時間のコースタイムでした。

広葉樹林帯

広葉樹林帯の比較的なだらかな登りがしばらく続きます。

広葉樹林帯の比較的なだらかな登りがしばらく続きます。

小石下

標高1586メートルの小石下と呼ばれる休憩ポイント。ベンチと指導標が設置されています。ブナ・ミズナラの樹林帯に覆われて展望はありません。

標高1586メートルの小石下と呼ばれる休憩ポイント。ベンチと指導標が設置されています。ブナ・ミズナラの樹林帯に覆われて展望はありません。

林道を横切る

再び林道を横切ります。椹島ロッジの車が登って行きました。清水平へトラバースの緩斜面を登ります。

再び林道を横切ります。椹島ロッジの車が登って行きました。清水平へトラバースの緩斜面を登ります。

清水平

標高1870メートルの清水平。 オオシラビソの原生林の中に水場があります。休憩の最適地で、水を補給して登ります。

標高1870メートルの清水平。 オオシラビソの原生林の中に水場があります。休憩の最適地で、水を補給して登ります。

清水平の水場

清水平の水場。十分な量の水が湧出しています。

清水平の水場。十分な量の水が湧出しています。

蕨段

オオシラビソの美しい原生林が広がる千枚尾根を登り、標高2073mの蕨段と呼ばれる平坦地に到着します。周辺はやや窪地になっていて湿っぽい森です。蕨が広範囲に生えています。南アルプスでは「段」は開けた場所のことを示します。

オオシラビソの美しい原生林が広がる千枚尾根を登り、標高2073mの蕨段と呼ばれる平坦地に到着します。周辺はやや窪地になっていて湿っぽい森です。蕨が広範囲に生えています。南アルプスでは「段」は開けた場所のことを示します。

見晴台

大きな石に見晴台の文字が掲げられています。この岩の少し上が展望台です。

大きな石に見晴台の文字が掲げられています。この岩の少し上が展望台です。

千枚尾根ルート唯一の展望台

千枚尾根ルート唯一の展望台です。赤石岳がよく見えます。右手のピークか小赤石岳、左奥が赤石岳です。

千枚尾根ルート唯一の展望台です。赤石岳がよく見えます。右手のピークか小赤石岳、左奥が赤石岳です。

見晴台から望む荒川三山

見晴台から望む荒川三山(右手側から丸山、悪沢岳、中岳、東岳)です。

見晴台から望む荒川三山(右手側から丸山、悪沢岳、中岳、東岳)です。

東海パルプ創業時の木材運搬用の木馬(きんま)道

幅の広い真直ぐの登山道を登ります。東海パルプ創業時に木材運搬の為の木馬(きんま)道として使われた林業遺産に沿った登山道です。

幅の広い真直ぐの登山道を登ります。東海パルプ創業時に木材運搬の為の木馬(きんま)道として使われた林業遺産に沿った登山道です。

駒鳥池

駒鳥池。登山道から30秒ほどのところに苔むした原生林の中にひっそりと水をたたえています。コマドリは夏鳥として南アルプスに渡ってきます。馬の鳴き声の様な声が特徴的です。

駒鳥池。登山道から30秒ほどのところに苔むした原生林の中にひっそりと水をたたえています。コマドリは夏鳥として南アルプスに渡ってきます。馬の鳴き声の様な声が特徴的です。

荷揚げ用ケーブル

荷揚げ用ロープウェイ。このすぐ近くまで林道が来ています。ロープウェイは千枚小屋とを結び、物資の輸送をしています。

荷揚げ用ケーブル。このすぐ近くまで林道が来ています。ケーブルは千枚小屋とを結び、物資の輸送をしています。

シラビソの原生林

荷揚げ用ケーブルの下を潜り、シラビソの原生林の中を大きく左方向に進路を進めると40分ほどで千枚小屋に到着します。

荷揚げ用ケーブルの下を潜り、シラビソの原生林の中を大きく左方向に進路を進めると40分ほどで千枚小屋に到着します。

鹿の食害防止用フェンス

左手方向に千枚小屋の屋根が見えます。小屋の周辺はお花畑が発達し、鹿の食害防止用の為にフェンスが張られています。

左手方向に千枚小屋の屋根が見えます。小屋の周辺はお花畑が発達し、鹿の食害防止用の為にフェンスが張られています。

千枚小屋

標高2565mの千枚小屋に到着です。登山口椹島ロッジから標高差1400mあまりあるので、一般の登山者はここで一日目終了です。

標高2565mの千枚小屋に到着です。登山口椹島ロッジから標高差1400mあまりあるので、一般の登山者はここで一日目終了です。

千枚小屋は東海フォレストが静岡県から委託

千枚小屋。東海フォレストが静岡県から委託されて管理しています。予約が必要です。

水場

千枚小屋から数分登った所にある水場。十分な量が出ています。

千枚小屋から数分登った所にある水場。十分な量が出ています。

ダケカンバ帯

千枚小屋からダケカンバの林の中をトラバース気味に登って行きます。

千枚小屋からダケカンバの林の中をトラバース気味に登って行きます。

マンノ一沢頭からの稜線が見える

マンノ一沢頭から通じる稜線が右上に見えています。少し進んだ所から左手側に180度近く方向を変えます。

マンノ一沢頭から通じる稜線が右上に見えています。少し進んだ所から左手側に180度近く方向を変えます。

富士山

南東方向に目をやると霞の上に姿を現す富士山。手前の稜線を右手側にたどると笊ヶ岳が聳えています。

南東方向に目をやると霞の上に姿を現す富士山。手前の稜線を右手側にたどると笊ヶ岳が聳えています。

マンノ一沢頭分岐

マンノ一沢頭方面を右に見送り、ハイマツ帯の中を進むと一気に展望が開けます。

マンノ一沢頭方面を右に見送り、ハイマツ帯の中を進むと一気に展望が開けます。

千枚岳へ

千枚岳まで10分を示す道標が立ち、展望が開けます。

千枚岳まで10分を示す道標が立ち、展望が開けます。

赤石岳を望む

道標が立つ位置から望む赤石岳。手前のピークは、小赤石岳で右手側に稜線をたどると、大聖寺平が見えます。また、小赤石岳の奥に本峰である赤石岳が聳えています。更にその奥に聖岳の山頂部が確認出来ます。

道標が立つ位置から望む赤石岳。手前のピークは、小赤石岳で右手側に稜線をたどると、大聖寺平が見えます。また、小赤石岳の奥に本峰である赤石岳が聳えています。更にその奥に聖岳の山頂部が確認出来ます。

正面のピークが悪沢岳

正面のピークが悪沢岳(山頂部は更にその奥にあります。)、その左に中岳と前岳が見えています。

正面のピークが悪沢岳(山頂部は更にその奥にあります。)、その左に中岳と前岳が見えています。

笊ヶ岳を望む

振り返ると、双耳峰の笊ヶ岳がよく見えます。

振り返ると、双耳峰の笊ヶ岳がよく見えます。

荒川小屋が前岳と赤石岳の鞍部に

本日泊まる予定の荒川小屋が前岳と赤石岳の鞍部に建っているのが見えます。大聖寺平に一直線に登山道が伸びているのが見えます。

本日泊まる予定の荒川小屋が前岳と赤石岳の鞍部に建っているのが見えます。大聖寺平に一直線に登山道が伸びているのが見えます。

千枚岳の山頂部は岩稜帯

千枚岳の山頂部は岩稜帯になっています。ここから右手方向に向かうと山頂です。

千枚岳の山頂部は岩稜帯になっています。ここから右手方向に向かうと山頂です。

千枚岳山頂は平坦で丸い

千枚岳山頂に立つ指導標が見えます。山頂は平坦で丸い形です。

千枚岳山頂に立つ指導標が見えます。山頂は平坦で丸い形です。

千枚岳

千枚岳山頂。正面の丸い形の山が丸山で、その左に悪沢岳(東岳)があります。

千枚岳山頂。正面の丸い形の山が丸山で、その左に悪沢岳(東岳)があります。

千枚岳から丸山へ

千枚岳から丸山へ向かいます。写真でははっきりしませんが、この先に切れ落ちた崖を下る核心部があります。

千枚岳から丸山へ向かいます。写真でははっきりしませんが、この先に切れ落ちた崖を下る核心部があります。

核心部突入

この先で左から巻き、一気に下って行きます。ここから核心部突入です。右手が丸山、その左に悪沢岳、そして更にその左に中岳・前岳と続きます。中岳の山頂に中岳避難小屋が辛うじて確認出来ます。

この先で左から巻き、一気に下って行きます。ここから核心部突入です。右手が丸山、その左に悪沢岳、そして更にその左に中岳・前岳と続きます。中岳の山頂に中岳避難小屋が辛うじて確認出来ます。

悪沢岳と千枚岳間が危険個所

左から巻き終えると、悪沢岳と千枚岳との間にある最大の難所・核心部です。写真でははっきりしませんが、少し下った所から5mほどの垂直の壁になります。壁を降りると、右手側林の中をトラバースします。

左から巻き終えると、悪沢岳と千枚岳との間にある最大の難所・核心部です。写真でははっきりしませんが、少し下った所から5mほどの垂直の壁になります。壁を降りると、右手側林の中をトラバースします。

危険個所に鎖無し

垂直の壁を降りた所から振り返る。せめて鎖が設置されていれば難易度は下がるのですが。岩登りの体験の無い初心者が初めてここに来れば怖くて降りられないかもしれません。

垂直の壁を降りた所から振り返る。せめて鎖が設置されていれば難易度は下がるのですが。岩登りの体験の無い初心者が初めてここに来れば怖くて降りられないかもしれません。

再び強い傾斜の斜面

林の中をトラバースすると、再び強い傾斜の斜面になります。ここは、先程の斜面に比べ、スタンスは十分で、斜度もやや緩くなりますので、さほどの問題は無く降りることが出来ます。

林の中をトラバースすると、再び強い傾斜の斜面になります。ここは、先程の斜面に比べ、スタンスは十分で、斜度もやや緩くなりますので、さほどの問題は無く降りることが出来ます。

今の斜面を降りきった所から撮影

今の斜面を降りきった所から振り返って撮影。ここにも鎖が付いていないので、初心者にはやや難しいかもしれません。

今の斜面を降りきった所から振り返って撮影。ここにも鎖が付いていないので、登山初心者にはやや難しいかもしれません。

核心部終了

核心部を終了すると、あとは比較的緩斜面を丸山へ向けて登って行きます。先行する、10名ほどの登山者が、ここ核心部の通過に、かなりの時間を要していました。

核心部を終了すると、あとは比較的緩斜面を丸山へ向けて登って行きます。先行する、10名ほどの登山者が、ここ核心部の通過に、かなりの時間を要していました。

甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根に匹敵する難易度

ゴジラの背の様になっている千枚岳の核心部を振り返って撮影。南アルプスにはあまり難しい岩場はありませんが、ここは甲斐駒ケ岳の黒戸尾根に匹敵する難易度でしょう。

ゴジラの背の様になっている千枚岳の核心部を振り返って撮影。南アルプスにはあまり難しい岩場はありませんが、ここは甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根に匹敵する難易度でしょう。

草付きのなだらかな斜面

草付きのなだらかな斜面を登って行きます。展望は良好で天気も良く、快適な山旅です。

草付きのなだらかな斜面を登って行きます。展望は良好で天気も良く、快適な山旅です。

丸山

右手の丸い形の山は標高3032メートルの丸山です。この周辺にはタカネツメクサ、ミヤママンネングサ、ハクサンイチゲ、オヤマノエンドウなど各種高山植物が花を咲かせています。

右手の丸い形の山は標高3032メートルの丸山です。この周辺にはタカネツメクサ、ミヤママンネングサ、ハクサンイチゲ、オヤマノエンドウなど各種高山植物が花を咲かせています。

丸山から悪沢岳(東岳)へ

丸山山頂から望む悪沢岳(東岳)。左手前の岩稜帯を通過し山頂を目指します。丸山から約30分ほどのコースタイムです。

丸山山頂から望む悪沢岳(東岳)。左手前の岩稜帯を通過し山頂を目指します。丸山から約30分ほどのコースタイムです。

丸山から塩見岳、間ノ岳、農鳥岳を望む

丸山から望む南アルプス北部の峰々。左から塩見岳、間ノ岳、農鳥岳です。

丸山から望む南アルプス北部の峰々。左から塩見岳、間ノ岳、農鳥岳です。

丸山から小ピークへ

丸山から小ピークに向け登って行きます。小ピークは左から巻きます。

丸山から小ピークに向け登って行きます。小ピークは左から巻きます。

ゴツゴツした岩場

ハイマツ帯の中にゴツゴツした岩場が現れます。

ハイマツ帯の中にゴツゴツした岩場が現れます。

丸い形の丸山

丸山を振り返って撮影。文字通り丸い形をした山が確認出来ます。右下側から登ってきました。

丸山を振り返って撮影。文字通り丸い形をした山が確認出来ます。右下側から登ってきました。

岩稜帯を通過

岩稜帯を通過していきます。ここから山頂までは、悪沢岳から赤石岳を周回するコース中、最も景観の良い場所でしょう。この辺りから赤色チャート層が現れてきます。

岩稜帯を通過していきます。ここから山頂までは、悪沢岳から赤石岳を周回するコース中、最も景観の良い場所でしょう。この辺りから赤色チャート層が現れてきます。

悪沢岳山頂まであと少し

悪沢岳山頂まであと少しです。左側から巻いて登って行きます。

悪沢岳山頂まであと少しです。左側から巻いて登って行きます。

岩稜帯を振り返る

通過してきた岩稜帯を振り返る。左手奥には丸山が見えます。

通過してきた岩稜帯を振り返る。左手奥には丸山が見えます。

ラジオリヤチャート岩盤が多くなる

赤色の岩石ラジオリヤチャート岩盤が、多く見られるようになってきます。

赤色の岩石ラジオリヤチャート岩盤が、多く見られるようになってきます。

ラジオリヤチャート岩盤

ラジオリヤチャート岩盤。雨に濡れると更に赤色が美しく発色し、「赤石」の名前の由来になりました。

ラジオリヤチャート岩盤。雨に濡れると更に赤色が美しく発色し、「赤石」の名前の由来になりました。

赤色チャート層

赤色チャート層の間を登ることあと数分で悪沢岳(東岳)の山頂に到着します。

赤色チャート層の間を登ることあと数分で悪沢岳(東岳)の山頂に到着します。

悪沢岳(東岳)

標高3141メートルの悪沢岳(東岳)の山頂です。南アルプス南部の最高峰です。日本百名山に指定され、赤石岳はもちろん360度の眺望が広がります。

標高3141メートルの悪沢岳(東岳)の山頂です。南アルプス南部の最高峰です。日本百名山に指定され、赤石岳はもちろん360度の眺望が広がります。

悪沢岳(東岳)から中岳へ

悪沢岳(東岳)から中岳へ向かいます。右側のピークが中岳で、その左奥が前岳です。更に左奥に雲に隠れて赤石岳が見えます。荒川岳とは東岳(悪沢岳)、中岳、前岳の三山を指し、別名荒川三山とも呼ばれています。

悪沢岳(東岳)から中岳へ向かいます。右側のピークが中岳で、その左奥が前岳です。更に左奥に雲に隠れて赤石岳が見えます。荒川岳とは東岳(悪沢岳)、中岳、前岳の三山を指し、別名荒川三山とも呼ばれています。

悪沢岳(東岳)から少し下った所で振り返って撮影

悪沢岳(東岳)から少し下った所から振り返って撮影。ここまでは緩斜面でした。しかし、この後急斜面の難所が訪れます。

悪沢岳(東岳)から少し下った所から振り返って撮影。ここまでは緩斜面でした。しかし、この後急斜面の難所が訪れます。

急斜面の岩場

緩斜面が終了し、岩稜を左側から巻きます。巻き終えると急斜面になります。この辺り周辺は高山植物が豊富で、ミヤマシオガマ、チョウノスケソウ、イワベンケイなどの花が岩場に咲きます。

緩斜面が終了し、岩稜を左側から巻きます。巻き終えると急斜面になります。この辺り周辺は高山植物が豊富で、ミヤマシオガマ、チョウノスケソウ、イワベンケイなどの花が岩場に咲きます。

お花畑

見事なお花畑を作っています。タカネツメクサ、ミヤマキンバイ、イブキジャコウソウなどが美しく咲いています。

見事なお花畑を作っています。タカネツメクサ、ミヤマキンバイ、イブキジャコウソウなどが美しく咲いています。

悪沢岳と中岳の鞍部(コル)へ

悪沢岳と中岳の鞍部(コル)に向け降ります。昭文社の地図に危険マークがある部分です。斜面は極めてきつく、浮石もあり、転倒注意です。

悪沢岳と中岳の鞍部(コル)に向け降ります。昭文社の地図に危険マークがある部分です。斜面は極めてきつく、浮石もあり、転倒注意です。

悪沢岳と中岳の鞍部(コル)

登山者がいる所が悪沢岳と中岳の鞍部(コル)。中岳へは稜線の左側をトラバースする様に進みます。中岳の山頂に中岳避難小屋が見えます。

登山者がいる所が悪沢岳と中岳の鞍部(コル)。中岳へは稜線の左側をトラバースする様に進みます。中岳の山頂に中岳避難小屋が見えます。

急斜面を振り返って撮影

悪沢岳と中岳の鞍部(コル)直前の急斜面を振り返って撮影。鎖の設置箇所はありませんが、かなりの急斜面なので慎重に降りました。

悪沢岳と中岳の鞍部(コル)直前の急斜面を振り返って撮影。鎖の設置箇所はありませんが、かなりの急斜面なので慎重に降りました。

振り返って撮影

悪沢岳と中岳の鞍部(コル)から少し中岳へ登った所から振り返って撮影。上部の岩稜帯が急斜面です。悪沢岳は、はるか上にあります。

悪沢岳と中岳の鞍部(コル)から少し中岳へ登った所から振り返って撮影。上部の岩稜帯が急斜面です。悪沢岳(東岳)は、はるか上にあります。

中岳へ稜線の左側を巻く

中岳へ向け、稜線の左側を巻いて進みます。この先で稜線の右側に出ます。ここから中岳山頂までは比較的緩斜面を登って行きます。山頂に建つ中岳避難小屋が次第に大きくなってきます。

中岳へ向け、稜線の左側を巻いて進みます。この先で稜線の右側に出ます。ここから中岳山頂までは比較的緩斜面を登って行きます。すると山頂に建つ中岳避難小屋が次第に大きくなってきます。

広い稜線

ここからは広い稜線を登って行きます。山頂直下でつづら折りの急坂を登れば中岳避難小屋の建つ山頂へ飛び出します。

ここからは広い稜線を登って行きます。山頂直下でつづら折りの急坂を登れば中岳避難小屋の建つ山頂へ飛び出します。

中岳山腹から悪沢岳(東岳)を振り返る

中岳への稜線途中から悪沢岳(東岳)を振り返って撮影。写真上部の岩稜帯が核心部で、山小屋で知り合った方が、冬季に登った時に、この場所で仲間が300m滑落したと話していました。幸い命は助かった様です。

中岳山腹から悪沢岳(東岳)を振り返って撮影。写真上部の岩稜帯が核心部で、山小屋で知り合った方が、冬季に登った時に、この場所で仲間が300m滑落したと話していました。幸い命は助かった様です。

中岳避難小屋

中岳山頂に建つ中岳避難小屋。ここから赤石岳へのルートは荒川岳から赤石岳のページをご覧ください。

中岳山頂に建つ中岳避難小屋。ここから赤石岳へのルートは荒川岳から赤石岳のページをご覧ください。

赤石岳
荒川岳(前岳)から赤石岳
荒川岳(前岳)から赤石岳縦走

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