目次

聖岳から百間洞縦走コース-赤石岳地図

  • 距離10.2km
  • 登り1,327m
  • 下り1,180 m

聖岳から百間洞縦走コース-赤石岳の難易度

難易度  2/10

ルート前聖岳(標高3,013m)⇒兎岳(標高2,818m)⇒小兎岳(標高2,738m)⇒中盛丸山(標高2,807m)⇒
百間洞下降点(標高2,724m)⇒大沢岳(標高2,819m)⇒百間洞山の家(標高2,470m)⇒
百間平(標高2,761m)⇒赤石岳(標高3,120m)

聖岳から百間洞縦走コース-赤石岳の体力

体力  5/10  

飲料水必要量5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:3.44リットル、体重60kgの人:4.47リットル、体重75kgの人:5.50リットル
消費カロリー5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:4.570Kcal、体重60kgの人:5.942Kcal、体重75kgの人:7.313Kcal
燃焼脂肪量5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.652kg、体重60kgの人:0.848kg、体重75kgの人:1.044kg

コースタイム

  • 前聖岳→百間洞山の家(大沢岳経由)7時間50分、百間洞山の家→赤石岳 2時間20分 、合計9時間50分
  • ※反対周りでもほぼ同じコースタイム

山小屋

南アルプスの山小屋
百間洞山の家
百間洞山の家
南アルプスの山小屋
聖平小屋
聖平小屋
南アルプスの山小屋
赤石小屋 (あかいしごや)
赤石小屋

登山口のアクセス

南アルプス登山口-アクセスと駐車場
椹島・二軒小屋のアクセスと駐車場
椹島・二軒小屋のアクセスと駐車場
南アルプス登山口-アクセスと駐車場
易老渡・便ヶ島のアクセスと駐車場
易老渡・便ヶ島のアクセスと駐車場

聖岳から百間洞縦走コース-赤石岳

前聖岳から赤石岳へ縦走

前聖岳から赤石岳に縦走します。途中、百間洞山の家へ一泊します。聖沢コースから聖岳へのルートも参照してください。

前聖岳から赤石岳に縦走します。途中、百間洞山の家へ一泊します。聖沢コースから聖岳へのルートは下記を参照してください。

聖岳
聖沢登山口(東俣林道)から聖岳
聖沢登山口(東俣林道)から聖岳

前聖岳から兎岳へ

前聖岳からハイマツ帯の中をゆっくりと下ります。左手の丸いピークが兎岳で、そこから右手方向に向かい、やや低く平坦なピークが小兎岳です。更にそこから中盛丸山、大沢岳を経由して百間洞の源流部に建つ百間洞山の家へ下ります。

前聖岳からハイマツ帯の中をゆっくりと下ります。左手の丸いピークが兎岳で、そこから右手方向に向かい、やや低く平坦なピークが小兎岳です。更にそこから中盛丸山、大沢岳を経由して百間洞の源流部に建つ百間洞山の家へ下ります。

展望の効く稜線を下る

ハイマツ帯の間を馬ノ背の様な展望の効く稜線を下ります。次第に兎岳が近づいて来ました。遠景に奥茶臼岳が見えます。更にその奥に中央アルプスが望めます。

ハイマツ帯の間を馬ノ背の様な展望の効く稜線を下ります。次第に兎岳が近づいて来ました。遠景に奥茶臼岳が見えます。更にその奥に中央アルプスが望めます。

2796mピーク

ハイマツの間の岩屑の道を下ります。正面の稜線上に登山道が付いているピークが2796mピークです。

ハイマツの間の岩屑の道を下ります。正面の稜線上に登山道が付いているピークが2796mピークです。

ハイマツ帯の登山道を更に下る

2796mピークに立ち、ハイマツ帯の中にある岩屑の登山道を更に下ります。下った先に崩壊地がありますが、右手側から巻きます。

2796mピークに立ち、ハイマツ帯の中にある岩屑の登山道を更に下ります。下った先に崩壊地がありますが、右手側から巻きます。

大きく崩壊した岩壁

大きく崩壊した岩壁スレスレに踏み跡が見えますが、そこは通らずに、登山道は鞍部から右手側の灌木帯の中に入ります。

大きく崩壊した岩壁スレスレに踏み跡が見えますが、そこは通らずに、登山道は鞍部から右手側の灌木帯の中に入ります。

ダケカンバの灌木帯をトラバース気味に下る

トラバース気味にダケカンバなどの灌木帯の中を下ります。兎岳との鞍部が「聖兎のコル」と呼ばれる奥赤石沢の源頭部に当たるところです。

トラバース気味にダケカンバなどの灌木帯の中を下ります。兎岳との鞍部が「聖兎のコル」と呼ばれる奥赤石沢の源頭部に当たるところです。

聖兎のコル

聖兎のコル。トラバースが終わり、尾根筋を下れば聖兎のコルに到着です。赤紫色をした岩がありますが、赤色チャート盤岩露出地が広範囲にあります。聖兎のコルからの登り折り返しは、主に灌木帯の中を登って行きます。

聖兎のコル。トラバースが終わり、尾根筋を下れば聖兎のコルに到着です。赤紫色をした岩がありますが、赤色チャート盤岩露出地が広範囲にあります。聖兎のコルからの登り返しは、主に灌木帯の中を登って行きます。正面が兎岳です。

聖兎のコルから兎岳へ

聖兎のコルからの登り返し。崩壊地の縁を歩き、直ぐに右手の灌木帯の中に入って行きます。

聖兎のコルからの登り返し。崩壊地の縁を歩き、直ぐに右手の灌木帯の中に入って行きます。

灌木帯の登り

灌木帯の中をしばらく登ります。正面の小さなピークの少し手前に簡単な岩場の登りがあります。

灌木帯の中をしばらく登ります。正面の小さなピークの少し手前に簡単な岩場の登りがあります。

赤色チャート盤岩露出地

灌木帯の中を登り途中で振り返ると赤色チャート盤岩露出地の全容がよく見えます。特に赤色チャートが多く露出している所は、岸壁の左手側(ハイマツ帯スレスレ)です。

灌木帯の中を登り途中で振り返ると赤色チャート盤岩露出地の全容がよく見えます。特に赤色チャートが多く露出している所は、岸壁の左手側(ハイマツ帯スレスレ)です。

簡単な岩場

灌木帯の中に簡単な岩場を登るところがあります。この岩を登り、更に、灌木帯を僅かにトラバースすると稜線上の平坦地があり、休憩にはもってこいの場所です。

灌木帯の中に簡単な岩場を登るところがあります。この岩を登り、更に、灌木帯を僅かにトラバースすると稜線上の平坦地があり、休憩にはもってこいの場所です。

稜線上の平坦地

簡単な岩場を登り、灌木帯を少しトラバースすると稜線上の平坦地なります。右上ピークの左手側に兎岳避難小屋があります。

簡単な岩場を登り、灌木帯を少しトラバースすると稜線上の平坦地なります。右上ピークの左手側に兎岳避難小屋があります。

稜線上の狭い平坦地から少し登った所で振り返る

稜線上の狭い平坦地から少し登った所で振り返る。鞍部で休んでいる登山者が見えます。また、左手側の灌木帯に登山道が見えています。更にその奥に赤色チャート盤岩露出地も見えています。

稜線上の狭い平坦地から少し登った所で振り返る。鞍部で休んでいる登山者が見えます。また、左手側の灌木帯に登山道が見えています。更にその奥に赤色チャート盤岩露出地も見えています。

兎岳直下の平坦地

兎岳直下の平坦地です。左手方向に50メートルほど歩くと兎岳避難小屋があります。正面のハイマツに覆われた丸いピークが兎岳です。

兎岳直下の平坦地です。左手方向に50メートルほど歩くと兎岳避難小屋があります。正面のハイマツに覆われた丸いピークが兎岳です。

兎岳避難小屋

平坦地から兎岳避難小屋を撮影。以前は荒廃が進んで使用出来ませんでしたが、コンクリート製の建物内部が2009年に改修されました。

平坦地から兎岳避難小屋を撮影。以前は荒廃が進んで使用出来ませんでしたが、コンクリート製の建物内部が2009年に改修されました。

兎岳避難小屋内部

兎岳避難小屋内部。2009年に内部が改修され、快適に利用出来るようになりました。約5人ほどが就寝出来るスペースです。

兎岳避難小屋内部。2009年に内部が改修され、快適に利用出来るようになりました。約5人ほどが就寝出来るスペースです。

兎岳避難小屋から兎岳へ

兎岳避難小屋のある平坦地からハイマツ帯の中を僅かに登れば兎岳山頂に到着です。

兎岳避難小屋のある平坦地からハイマツ帯の中を僅かに登れば兎岳山頂に到着です。

兎岳から岩屑の道を下る

標高2818メートルの兎岳から岩屑の道を下ります。登り返した所が標高2738メートルの小兎岳です。右手遠景に赤石岳が聳え、左手前方にこれから向かう中盛丸山と大沢岳が雲の中に僅かに見えています。

標高2818メートルの兎岳から岩屑の道を下ります。登り返した所が標高2738メートルの小兎岳です。右手遠景に赤石岳が聳え、左手前方にこれから向かう中盛丸山と大沢岳が雲の中から僅かに見えています。

小兎岳へ

兎岳から下り、登り返した途中の稜線から小兎岳を望む。右手前方に赤石岳、左前方に中盛丸山です。

兎岳から下り、登り返した途中の稜線から小兎岳を望む。右手前方に赤石岳、左前方に中盛丸山です。

小兎岳山頂

ハイマツに覆われた平坦な小兎岳山頂。遠景に赤石岳山頂部が見えています。ここから北西方向に進路を変えます。

ハイマツに覆われた平坦な小兎岳山頂。遠景に赤石岳山頂部が見えています。ここで北西方向に進路を変えます。

小兎岳から中盛丸山へ

小兎岳から中盛丸山へ向かいます。ハイマツ帯の中を一旦下り、森林限界の下に降り、灌木帯の中を登り返して行きます。

小兎岳から中盛丸山へ向かいます。ハイマツ帯の中を一旦下り、森林限界の下に降り、灌木帯の中を登り返して行きます。

雷鳥

小兎岳に雷鳥の親子がいました。雷鳥は、国の特別天然記念物に指定され、北アルプスに2300羽、南アルプスに700羽の計3000羽と推定されています。南アルプスでは北岳・農鳥岳・間ノ岳・赤石岳・聖岳などで生息が確認されています。

小兎岳に雷鳥の親子がいました。雷鳥は、国の特別天然記念物に指定され、北アルプスに2300羽、南アルプスに700羽の計3000羽と推定されています。南アルプスでは北岳・農鳥岳・間ノ岳・赤石岳・聖岳などで生息が確認されています。

小兎岳と中盛丸山の鞍部

小兎岳と中盛丸山との鞍部近くまで下って来ました。ここからダケカンバなどの灌木帯の中を進み、登り返します。中盛丸山の山腹の途中までは稜線上を登り、途中から左手側の岩がゴロゴロした所を登って行きます。

小兎岳と中盛丸山との鞍部近くまで下って来ました。ここからダケカンバなどの灌木帯の中を進み、登り返します。中盛丸山の山腹の途中までは稜線上を登り、途中から左手側の岩がゴロゴロした所を登って行きます。

中盛丸山へ

中盛丸山の稜線上を登り、途中から左手方向に進みます。前方に大きな石がゴロゴロした所が見えます。更にそこから右手上方に登ると中盛丸山山頂です。

中盛丸山の稜線上を登り、途中から左手方向に進みます。前方に大きな石がゴロゴロした所が見えます。更にそこから右手上方に登ると中盛丸山山頂です。

中盛丸山山頂まであと少し

中盛丸山の山頂部が近づいて来ました。ハイマツ帯の中を左手上方に登り、その後右手上方に登れば山頂です。

中盛丸山の山頂部が近づいて来ました。ハイマツ帯の中を左手上方に登り、その後右手上方に登れば山頂です。

中盛丸山山頂

標高2807メートルの中盛丸山山頂。遠景に赤石岳です。

標高2807メートルの中盛丸山山頂。遠景に赤石岳です。

中盛丸山から大沢岳へ

中盛丸山から大沢岳との鞍部に向けて下ります。鞍部から少し登り返した所に百間洞下降点があり、大沢岳の東山腹 を巻く様に下れば百間洞山の家です。今回は、大沢岳へ登ります。

中盛丸山から大沢岳との鞍部に向けて下ります。鞍部から少し登り返した所に百間洞下降点があり、大沢岳の東山腹 を巻く様に下れば百間洞山の家です。今回は、大沢岳へ登り百間洞山の家へ向かいます。

百間洞下降点

鞍部から少し登り返した所に百間洞下降点を示す道標が立っています。ハイマツ帯の中を右下方に下れば約35分で百聞洞山の家です。今回は正面に見える大沢岳を経由して百間洞山の家へ下ります。

鞍部から少し登り返した所に百間洞下降点を示す道標が立っています。ハイマツ帯の中を右下方に下れば約35分で百聞洞山の家です。今回は正面に見える大沢岳を経由して百間洞山の家へ下ります。

大沢渡分岐

百間洞下降点から5分ほど登ると二重稜線の凹地に分岐があります。左手(西側)に下って行くと大沢渡を経てしらびそ峠へ至る道です。分岐から大沢岳山頂までは岩稜帯の登りです。

百間洞下降点から5分ほど登ると二重稜線の凹地に分岐があります。左手(西側)に下って行くと大沢渡を経てしらびそ峠へ至る道です。分岐から大沢岳山頂までは岩稜帯の登りです。

稜線スレスレを登る

稜線スレスレを登ります。左手側は断崖絶壁なので滑落しないように慎重に進みます。

稜線スレスレを登ります。左手側は断崖絶壁なので滑落しないように慎重に進みます。

大沢岳から百間洞山の家が見える

大沢岳山頂近くから右下をのぞき込むと赤い屋根の百間洞山の家が小さく見えます。明日は正面の赤石岳へ登ります。赤石岳の左手奥には荒川三山も姿を覗かせています。

大沢岳山頂近くから右下をのぞき込むと赤い屋根の百間洞山の家が小さく見えます。明日は正面の赤石岳へ登ります。赤石岳の左手奥には荒川三山も姿を覗かせています。

大沢岳

標高2819メートルの大沢岳山頂。二つのピークを持つ双耳峰で、ここは南側のピークで三角点が設置されています。

標高2819メートルの大沢岳山頂。二つのピークを持つ双耳峰で、ここは南側のピークで三角点が設置されています。

大沢岳南側ピークから北側ピークへ

大沢岳南側のピークから岩稜帯を進み、北側のピークとの鞍部にさしかかります。西側は断崖絶壁で、ガレ場の縁を登ります。ハイマツ帯側を登れば危険はありません。

大沢岳南側のピークから岩稜帯を進み、北側のピークとの鞍部にさしかかります。西側は断崖絶壁で、ガレ場の縁を登ります。ハイマツ帯側を登れば危険はありません。

大沢岳北ピークから下る

大沢岳北ピークから一旦下り、ガスに隠れて見えない丸いピークの東斜面をトラバースします。ハイマツ帯の傾斜の緩いトラバースです。

大沢岳北ピークから一旦下り、ガスに隠れて見えない丸いピークの東斜面をトラバースします。ハイマツ帯の傾斜の緩いトラバースです。

百間洞山の家のテント場が見える

トラバースが終わると、ハイマツ帯の一枚斜面の下りです。ここをジグザグに下れば百間洞山の家が建つ百間洞の源頭部に降り立ちます。大沢岳と赤石岳の鞍部に百間洞山の家のテント場が見えています。

トラバースが終わると、ハイマツ帯の一枚斜面の下りです。ここをジグザグに下れば百間洞山の家が建つ百間洞の源頭部に降り立ちます。大沢岳と赤石岳の鞍部に百間洞山の家のテント場が見えています。

百間洞山の家

キャンプ地を通過し、小川に沿って進むと百間洞山の家です。定員48名、最大に詰め込んで60名まで収容可能です。登山者の数に比べ、収容力が小さいので慢性的に混雑しています。

キャンプ地を通過し、小川に沿って進むと百間洞山の家です。定員48名、最大に詰め込んで60名まで収容可能です。登山者の数に比べ、収容力が小さいので慢性的に混雑しています。

百間洞山の家から百間平へ

百間洞山の家からキャンプ指定地を通過し、ダケカンバの林を抜けると、森林限界を超えます。ハイマツ帯の中に大小様々な石がゴロゴロした所をしばらく登り、石屑の道をジグザグに登ると目前に百間平の平坦地が飛び込んできます。

百間洞山の家からキャンプ指定地を通過し、ダケカンバの林を抜けると、森林限界を超えます。ハイマツ帯の中に大小様々な石がゴロゴロした所をしばらく登り、石屑の道をジグザグに登ると目前に百間平の平坦地が飛び込んできます。

百間平から中盛丸山、兎岳、大沢岳の眺望

百間平の平坦地まで登り振り返ると、昨日縦走した山々(中央の山が中盛丸山、左手奥が兎岳、右手の小ピークの山腹に登山道が見え、その左手が大沢岳です。)が一望出来ます。

百間平の平坦地まで登り振り返ると、昨日縦走した山々(中央の山が中盛丸山、左手奥が兎岳、右手の小ピークの山腹に登山道が見え、その左手が大沢岳です。)が一望出来ます。

百間平から馬ノ背へ

広大な平坦地の百間平。右手に赤石岳、馬ノ背の稜線の左手に荒川三山が見えています。

広大な平坦地の百間平。右手に赤石岳、馬ノ背の稜線の左手に荒川三山が見えています。

馬ノ背

ハイマツに覆われたなだらかな稜線の馬ノ背を進みます。遮るものは何も無く展望良好な快適な空中散歩です。さながら天上の楽園とも言える稜線は、左手に荒川岳、右手に聖岳の絶好のビューポイントです。

ハイマツに覆われたなだらかな稜線の馬ノ背を進みます。遮るものは何も無く展望良好な快適な空中散歩です。さながら天上の楽園とも言える稜線は、左手に荒川岳、右手に聖岳の絶好のビューポイントです。

馬ノ背から赤石岳へ

馬ノ背の稜線を進むと、赤石岳西側のガラガラの大斜面を右上方に一筋のラインが描かれているのが見えてきます。

馬ノ背の稜線を進むと、赤石岳西側のガラガラの大斜面を右上方に一筋のラインが描かれているのが見えてきます。

赤石岳西側のガラガラの大斜面

赤石岳西側のガラガラの大斜面は、整然と石が並べられ、大変歩きやすいトラバースになっています。

赤石岳西側のガラガラの大斜面は、整然と石が並べられ、大変歩きやすいトラバースになっています。

赤石岳山頂部の一角を成す岩稜帯

ガラガラの斜面のトラバースが終了すると、赤石岳山頂部の一角を成す岩稜帯が正面に現れます。ここを右手上方に登り上げると赤石岳避難小屋が見えてきます。写真でははっきりしませんが、左手方向には赤色チャート層の露出した地形が広範囲にあります。

ガラガラの斜面のトラバースが終了すると、赤石岳山頂部の一角を成す岩稜帯が正面に現れます。ここを右手上方に登り上げると赤石岳避難小屋が見えてきます。写真でははっきりしませんが、左手方向には赤色チャート層の露出した地形が広範囲にあります。

赤石岳の広い山頂部の一角に飛び出す

赤石岳の広い山頂部の一角に立ちました。二重山稜の先に赤石岳避難小屋が建っているのが見えます。また、雲上に浮かぶ霊峰富士も美しい。左手側の水平な尾根をトラバースして山頂に向かいます。

赤石岳の広い山頂部の一角に立ちました。二重山稜の先に赤石岳避難小屋が建っているのが見えます。また、雲上に浮かぶ霊峰富士も美しい。左手側の水平な尾根をトラバースして山頂に向かいます。

赤石岳山頂へ

水平な岩稜帯の尾根の右側をトラバースして、左側へ乗越し二重山稜の底を歩き赤石岳避難小屋の手前を経由して山頂に立ちます。正面の丸いピークが赤石岳山頂です。

水平な岩稜帯の尾根の右側をトラバースして、左側へ乗越し二重山稜の底を歩き赤石岳避難小屋の手前を経由して山頂に立ちます。正面の丸いピークが赤石岳山頂です。

赤石岳避難小屋近くの祠

赤石岳避難小屋近くの小ピークに祀られた祠。赤石岳の信仰登山の歴史はあまり古くなく、明治時代になってからと言われています。敬神講の先達の1人堀本丈吉は、明治19年に赤石岳への道を開き、その後、多くの講中登山が行われた様です。

赤石岳避難小屋近くの小ピークに祀られた祠。赤石岳の信仰登山の歴史はあまり古くなく、明治時代になってからと言われています。敬神講の先達の1人堀本丈吉は、明治19年に赤石岳への道を開き、その後、多くの講中登山が行われた様です。

日本百名山の赤石岳山頂

標高3120m、日本百名山の赤石岳山頂。椹島ロッジから大倉尾根コースや荒川岳から赤石岳へ至る縦走路も参照してください。

標高3120m、日本百名山の赤石岳山頂。椹島ロッジから大倉尾根コースや荒川岳から赤石岳へ至る縦走路も参照してください。

赤石岳他の登山ルート

赤石岳
椹島から東尾根/大倉尾根コース-赤石岳
椹島から東尾根/大倉尾根コース-赤石岳
赤石岳
荒川岳(前岳)から赤石岳
荒川岳(前岳)から赤石岳縦走

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