目次

燕岳・東沢乗越ルート地図

  • 距離14.8km
  • 登り1,630m
  • 下り1,618 m

燕岳・東沢乗越ルートの難易度

難易度  4/10

ルート中房温泉(標高1,450m)⇒吊り橋(標高1,559m)⇒ブナ平(標高1,650mm)⇒
北燕沢出合(標高2,763mm)⇒東沢乗越(標高2,253mm)⇒北燕岳(標高2,750mm)⇒燕岳(標高2,763mm)

燕岳・東沢乗越ルートの体力

体力  2/10  (1泊)

飲料水必要量5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:2.78リットル、体重60kgの人:3.61リットル、体重75kgの人:4.44リットル
消費カロリー5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:5.162Kcal、体重60kgの人:6.710Kcal、体重75kgの人:8.258Kcal
燃焼脂肪量5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.737kg、体重60kgの人:0.959kg、体重75kgの人:1.180kg

コースタイム

  • 登山:中房温泉→燕岳 6時間10分
  • 下山:燕岳→中房温泉 4時間50分

山小屋

北アルプス山小屋
中房温泉
中房温泉
北アルプス山小屋
燕山荘
燕山荘

登山口のアクセス

北アルプス登山口-アクセスと駐車場
中房温泉登山口のアクセスと駐車場
中房温泉登山口のアクセスと駐車場

燕岳・東沢乗越ルート

中房温泉日帰り入浴施設

中房温泉日帰り入浴施設

中房温泉日帰り入浴施設と公衆トイレ前に合戦尾根ルート登山口があります。東沢乗越ルート登山口は更に奥に有ります。

中房温泉

中房温泉

中房温泉玄関前に登山口があります。中房温泉は一般の観光客ばかりではなく、登山者向けの部屋も用意されています。また数多くの露天風呂があり、ここに泊まるだけでも楽しめます。

東沢乗越ルート登山道入口

東沢乗越ルート登山道入口

中房温泉の前から少し下った所に登山道入口があります。

中房川に沿って遡上

中房川に沿って遡上

中房川に沿って遡上します。

吊り橋

吊り橋

吊り橋を渡ります。かなり老朽化したつり橋なので注意が必要です。

吊り橋を渡る

吊り橋を渡る

吊り橋を渡ります。吊橋を渡る直前の板が老朽化しています。

倒木の下をくぐる

倒木の下をくぐる

倒木の下をくぐり、壁を登ります。登山道は十分に整備されている訳では無いので、大木が倒れたままになっています。

しばらく中房川の左岸(右側)を遡上

しばらく中房川の左岸(右側)を遡上

しばらく中房川の左岸(右側)を遡上します。

老朽化した梯子

老朽化した梯子

この梯子も老朽化しています。

真中の洲

真中の洲

真中の洲を進み、右手の林の中に入ります。増水時には渡れなくなると思います。また増水時にはルートが不明瞭となります。

林の中へ入る

林の中へ入る

河原を抜け林の中へ入ります。

鉄パイプの橋

鉄パイプの橋

再び川沿いを進みます。力強く流れる川の左岸に鉄パイプで出来た橋が架けられています。この橋は最近付けられたようで安全と思われます。

砂防ダム

砂防ダム

中房川にはいたるところに砂防ダムが作られています。

川から少し離れる

川から少し離れる

川から少し離れた林の中を進みます。

ブナ平

ブナ平

平坦な地形の所に出ます。この辺りをブナ平と呼びます。

ブナ平の道標

ブナ平の道標

ブナ平の道標。中房温泉まで2.3km 、東沢乗越まで2.9kmの地点です。

針葉樹林帯をゆっくり下る

針葉樹林帯をゆっくり下る

ブナ平から針葉樹林帯をゆっくりと下っていきます。

奥馬羅尾沢

奥馬羅尾沢

奥馬羅尾沢。斜面の崩落が進み下るのに一苦労します。ロープが欲しい場所です。飲料出来るとのことです。

奥馬羅尾沢を渡り切った所から撮影

奥馬羅尾沢を渡り切った所から撮影

奥馬羅尾沢を渡り切った所から撮影。斜面の傾斜は強く、雨天時には滑って下まで落ちそうです。

どうだん坂

どうだん坂

奥馬羅尾沢を渡り、どうだん坂の急登になります。

燕岳の稜線

燕岳の稜線

どうだん坂の途中から見る燕岳の稜線。稜線の左手側に燕岳があります。

どうだん坂を登り切り、今度は下る

どうだん坂を登り切り、今度は下る

どうだん坂を登り切り、今度は下ります。下り切った所が北燕沢出会い。

北燕沢出合

北燕沢出合

北燕沢出合。左手の沢が北燕沢、右手方向の沢に沿って遡上します。

北燕沢出合の道標

北燕沢出合の道標

北燕沢出合の道標。

北燕沢出合から沢の左岸を遡上

北燕沢出合から沢の左岸を遡上

北燕沢出会いから沢の左岸(右側)を遡上します。

ロープが設置

ロープが設置

急流の右手側の岩を登っていきます。ここにはロープが設置されています。

川の反対側に渡る

川の反対側に渡る

ロープが付けられた岩の斜面を登った所から撮影。ここから川の反対側に渡ります。増水していれば渡れません。ペンキマークが岩に付いている為増水時には確認出来ません。

砂防ダムの左手側を登る

砂防ダムの左手側を登る

正面の砂防ダムへ向かいます。正面砂防ダムの左手側を登ります。

砂防ダムの左手を登る

砂防ダムの左手を登る

川を渡り、砂防ダムの左手を登ります。

砂防ダムを登った所から撮影

砂防ダムを登った所から撮影

砂防ダムを登った所から撮影。今度は左岸(右側)に渡ります。ここでも橋は無く、増水していれば渡ることは困難です。また濃霧時にはペンキマークの確認が十分行え無い為、このルートは晴天の時のみ使えるのではないでしょうか。

左岸を遡上

左岸を遡上

次第に水量が少なくなった沢の左岸を遡上します。

川の中がルートになる

川の中がルートになる

川の中がルートになっているため、深い濃霧時には白いペンキマークを確認できないかもしれません。

林の中へ入る

林の中へ入る

この先で沢沿いから一旦林の中へ入ります。

低木帯の中を進む

低木帯の中を進む

低木帯の中を進みます。

再び川に戻り、対岸(右岸)に渡る

再び川に戻り、対岸(右岸)に渡る

林の中をしばらく歩いた後、再び川に戻り、対岸(右岸)に渡ります。

沢を渡り返しながら遡上

沢を渡り返しながら遡上

ここからしばらくの区間、沢を渡り返しながら遡上します。(登山道は川の中にあるといってよいでしょう。)

対岸に渡る

対岸に渡る

対岸に渡ります。増水時には渡ることは困難でしょう。

再び対岸に渡り、石垣の右手側を登る

再び対岸に渡り、石垣の右手側を登る

再び対岸に渡ります。石垣の右手側を登っていきます。

木を使い登る

木を使い登る

石垣に寄り掛かった木を使い登ります。

左岸を遡上

左岸を遡上

左岸を遡上します。

林の中を進む

林の中を進む

一旦、林の中を進みます。

登山道は川の中に

登山道は川の中に

再び川に戻り、川の中を遡上します。(登山道は川の中です。)

川の中を遡上

川の中を遡上

川の中を遡上します。

この先が西大ホラ沢出合

この先が西大ホラ沢出合

この先が西大ホラ沢出合。

西大ホラ沢出合

西大ホラ沢出合

西大ホラ沢出合。対岸に渡ります。

樹林帯の急坂

樹林帯の急坂

西大ホラ沢出合で対岸に渡り、樹林帯の急坂を登ります。

ダケカンバの中の急登

ダケカンバの中の急登

ダケカンバの中の急登。

梯子は老朽化

梯子は老朽化

梯子は老朽化しています。

沢の水量が少なくなる

沢の水量が少なくなる

左手側に流れる沢の水量も少なくなり、源流部まであと少しです。

源流部

源流部

ここが源流部。この先で右手上方に登っていきます。

登山道はザレて登りにくい

登山道はザレて登りにくい

源流部から急坂を登ります。登山道はザレて登りにくく、浮石もあります。

浮石が多い

浮石が多い

急坂の途中は浮石が多く転倒注意です。

右方向に向かう

右方向に向かう

この上で右方向に向かいます。

この上が東沢乗越

この上が東沢乗越

この上が東沢乗越です。

東沢乗越

東沢乗越

東沢乗越。右に行けば餓鬼岳、左に行けば燕岳です。

針葉樹林帯を登る

針葉樹林帯を登る

東沢乗越分岐から50分ほど針葉樹林帯を登ります。

針葉樹林帯から広葉樹に変わる

針葉樹林帯から広葉樹に変わる

樹相が針葉樹林帯から広葉樹に変わり、紅葉が美しい。

南側の展望が開ける

南側の展望が開ける

南側の展望が開け、燕山荘が確認できます。

餓鬼岳

餓鬼岳

樹林帯を抜けた所から振り返って餓鬼岳を写す。

ザレた崩壊地のヘリを進む

ザレた崩壊地のヘリを進む

ザレた崩壊地のヘリを進む。正面ピークの左手上方が燕岳へ通じる稜線です。

左上方が燕岳稜線

左上方が燕岳稜線

左側が崩壊したザレ場の途中から撮影。正面ピークの左上方が燕岳稜線です。

遅くまで残雪がある場所

遅くまで残雪がある場所

この辺りは日の光が入りづらい場所で遅くまで残雪があります。

砂礫地の左側のハイマツ帯を登る

砂礫地の左側のハイマツ帯を登る

砂礫地の左側のハイマツ帯を登ります。

ハイマツ帯を登る

ハイマツ帯を登る

砂礫地の左手側のハイマツ帯の中を登っていきます。

餓鬼岳を写す

餓鬼岳を写す

ハイマツ帯から砂礫地越に餓鬼岳を写す。

ハイマツ帯の登山道

ハイマツ帯の登山道

ハイマツ帯の中に付けられた登山道を登ります。

高山植物が豊富な所

高山植物が豊富な所

ハイマツ帯を抜け、大きくカーブを描くように左上部へと登っていきます。周辺は高山植物が豊富な所です。

チングルマ

チングルマ

前写真の位置から左上方へ登った所で撮影。夏には周辺にお花畑が広がります。チングルマの花が終わった後に付く花穂。

あと少しで燕岳稜線

あと少しで燕岳稜線

この先のハイマツの中に付けられた梯子を登れば燕岳稜線に飛び出します。

稜線からは北燕岳、遠景に槍ヶ岳

稜線からは北燕岳、遠景に槍ヶ岳

短い梯子を登り稜線に飛び出します。左手方向の平坦な稜線の先に北燕岳、遠景には、天空に槍を突き刺すような槍ヶ岳が見えます。

北燕岳へ

北燕岳へ

北燕岳への稜線。広い稜線を少し下って登り返したハイマツ帯の先には花崗岩の岩群が林立する。

ハイマツ帯の中の稜線を進む

ハイマツ帯の中の稜線を進む

ハイマツ帯の中の稜線を進みます。

岩の間を抜ける

岩の間を抜ける

この辺りから登り返し、岩の間を抜けていきます。

花崗岩の岩群

花崗岩の岩群

花崗岩の岩群が天然のオブジェを作っています。

岩稜の間を抜ける

岩稜の間を抜ける

正面ピークは北燕岳ではありません。正面の岩稜の間を抜けていきます。

岩の間から覗く燕岳と燕山荘

岩の間から覗く燕岳と燕山荘

岩の間から覗く燕岳山頂と燕山荘。この先で下ります。ここから北燕岳へは稜線上に登山道が付いていません。

北燕岳東斜面をトラバース

北燕岳東斜面をトラバース

北燕岳の東斜面を一旦下り、トラバースします。

冬季は滑落注意箇所

冬季は滑落注意箇所

谷側の傾斜がややきついトラバース。冬季は、滑落注意箇所になっているようです。

北燕岳東斜面のトラバースが続く

北燕岳東斜面のトラバースが続く

北燕岳の東斜面のトラバースが続きます。左上が燕岳山頂。

トラバース中間点から振り返る

トラバース中間点から振り返る

トラバース中間点から振り返る。北燕岳から北側の稜線は急峻な為、登山道が付いていません。

トラバース終了地点

トラバース終了地点

トラバースを終え急坂を登ります。

この先が北燕岳の登り口

この先が北燕岳の登り口

この先が北燕岳の登り口。

北燕岳分岐

北燕岳分岐

北燕岳山頂を示す道標。この右手上に北燕岳山頂があります。正面奥に燕岳山頂が見えています。

北燕岳山頂を写す

北燕岳山頂を写す

道標のある所から北燕岳山頂を写す。

北燕岳から燕岳へ伸びる稜線

北燕岳から燕岳へ伸びる稜線

北燕岳山頂から燕岳へ伸びる稜線。

北燕岳山頂から北側を写す

北燕岳山頂から北側を写す

北燕岳山頂から北側を写す。この先へは行けません。登山道は右下側を巻いています。

北燕岳から燕岳へ

北燕岳から燕岳へ

北燕岳から燕岳へ進みます。広い砂礫地にはコマクサが群生しています。

燕岳

燕岳

燕岳山頂。

燕岳から北燕岳

燕岳から北燕岳

燕岳山頂下から北燕岳を写す。

燕岳から燕山荘

燕岳から燕山荘

燕岳山頂下から燕山荘を写す。燕山荘は常念山脈の中では最も大きな山小屋で、多くの登山者から高い評価を受けています。

燕岳から北燕岳と遠景に立山

燕岳から北燕岳と遠景に立山

燕岳山頂下から北燕岳と遠景に立山が見えます。

燕山荘の先に表銀座縦走ルートが大天井岳へ伸びる

燕山荘の先に表銀座縦走ルートが大天井岳へ伸びる

燕岳から撮影する。燕山荘の先に表銀座ルートの稜線が大天井岳へ伸びています。表銀座ルートは燕岳から常念山脈に作られた喜作新道を南下して東鎌尾根へ入り槍ヶ岳に至るルートです。下記参照。

槍ヶ岳
表銀座縦走ルート
表銀座縦走コース(燕岳~西岳)
槍ヶ岳
東鎌尾根から槍ヶ岳
東鎌尾根から槍ヶ岳

燕岳から餓鬼岳

燕岳から餓鬼岳

燕岳から餓鬼岳を写す。常念山脈の北端に位置し、表銀座ルートと反対側にある為、登山者の数は少ない。

燕岳の他の登山ルート

燕岳
燕岳・合戦尾根ルート
燕岳・合戦尾根ルート
燕岳
餓鬼岳から燕岳ルート
餓鬼岳から燕岳縦走ルート
燕岳
ゴールデンウィークの燕岳・合戦尾根ルート
GWの燕岳・合戦尾根ルート

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