室堂ターミナルから雄山(立山)ルート地図

  • 2.7km
  • 登り560m
  • 下り6 m

室堂ターミナルから雄山(立山)ルートの難易度

難易度  1/10

ルート室堂ターミナル(標高2,450m)⇒雄山(立山)(標高3,003m)

室堂ターミナルから雄山(立山)の体力

体力  1/10  日帰り

飲料水必要量5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:0.88リットル、体重60kgの人:1.14リットル、体重75kgの人:1.40リットル
消費カロリー5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:1.628Kcal、体重60kgの人:2.116Kcal、体重75kgの人:2.604Kcal
燃焼脂肪量5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.233kg、体重60kgの人:0.302g、体重75kgの人:0.372kg

コースタイム

  • 登山:室堂ターミナル→雄山(立山) 2時間00分
  • 下山:雄山(立山)→室堂ターミナル 1時間30分

山小屋

北アルプス山小屋
みくりが池温泉
みくりが池温泉

登山口のアクセス

北アルプス登山口-アクセスと駐車場
扇沢のアクセスと駐車場
扇沢のアクセスと駐車場

室堂ターミナルから雄山(立山)ルート

立山黒部アルペンルートの室堂ターミナル駅

立山黒部アルペンルートの室堂ターミナル駅
立山黒部アルペンルートの室堂ターミナル駅から出発です。正面のピークが霊峰雄山(立山)標高3003m。祈りの心をいざなう山として平安の昔から人々に崇められてきました。雄山往復は夏休みのファミリー登山の定番です。

立山玉殿の湧水

立山玉殿の湧水
室堂ターミナルを出ると直ぐに名水百選に選ばれている「立山玉殿の湧水」の水場があります。立山に降り積もった雪が地下に染み込み、花崗岩や変成岩などの地層が数百年かけろ過した水が湧出しています。

石畳の道

石畳の道
石畳の道が一ノ越まで続きます。正面の台形状の山の右端が雄山です。かつて一ノ越から上は仏の体を登る道として尊ばれてきました。

室堂山、浄土山、龍王岳分岐

室堂山、浄土山、龍王岳分岐
室堂山荘前から撮影。一ノ越へつづら折りの道を登ります。ちょうどこの場所は十字路になっていて、室堂山、浄土山、龍王岳へ至る登山道が右手方向に分岐します。

室堂山荘

室堂山荘
室堂山荘。手前の木造の建物は、重要文化財に指定されている日本最古の山小屋で、14世紀に建てられたとされています。立山は奈良時代に開山され、その後、多くの修験者の宿泊場所になっていたのでしょう。背景は真砂岳。

室堂山荘横の十字路

室堂山荘横の十字路
室堂山荘横の十字路。ここから左手に入ると10分ほどの所に玉殿岩屋があります。この岩屋は史実ではありませんが、阿弥陀如来に導かれた佐伯有頼が立山を開山したという伝説が残っている場所です。

別山

別山
前写真の位置から別山方面を撮影。左手側から別山、その右に真砂岳です。草紅葉とハイマツの緑、そして雪の白が美しいコントラストを生み出しています。

トレイルがジグザグに一ノ越まで続く

トレイルがジグザグに一ノ越まで続く
相変わらず石畳の遊歩道が続きます。勾配が増してくると所々にベンチが現れます。トレイルがジグザグに一ノ越まで続きます。右手に浄土山、左手側に台形状に聳える立山、その最低鞍部が一ノ越です。

一ノ越山荘がはっきりと見えて来る

一ノ越山荘がはっきりと見えて来る
一ノ越に建つ一ノ越山荘がはっきりと見えて来ました。この辺りは夏の初期には浄土山から派生している雪渓をトラバースする箇所があります、よく整備されて危険はありません。しかし、雨の後の滑りやすい時には注意が必要です。

室堂平と大日岳

室堂平と大日岳
一ノ越へ至る途中から室堂平を見下ろす。ミクリガ池、ミドリガ池が青く輝き、所々から噴煙が上がっているのが見えます。遠景に奥大日岳から続く大日岳を望む。室堂周回コースをご覧ください。

祓堂

祓堂
雄山神社の神域の入口に祀られている石造りのしっかりとした祠。身を清める為の祓堂(はらいどう)です。かつて立山信仰登山では、ここで俗世の汚れを落とし雄山を目指しました。また、この辺りでよく雷鳥を見かけます。

一ノ越山荘

一ノ越山荘
一ノ越山荘。浄土山と雄山の鞍部は一ノ越と呼ばれます。又、ここから黒部湖へ降りる道が分岐しています。かつて一ノ越から雄山山頂までの区間を仏の体にみたて、そこを登杯する道があったわけです。

一ノ越山荘隣の公衆トイレ

一ノ越山荘隣の公衆トイレ
一ノ越山荘の隣に建つ公衆トイレ。水洗式の綺麗なトイレです。休憩の最適地で平坦地となっている一ノ越からは眺めも良く、槍ヶ岳穂高岳が遠くに見えます。

一ノ越は仏の膝の部分に当たる

一ノ越は仏の膝の部分に当たる
一ノ越から一気に急斜面となり雄山(立山)山頂への登山道が始まります。一ノ越は仏の膝の部分にあたります。右手の建物は公衆トイレです。順に二ノ越、三ノ越・・・・五ノ越と続きます。

ガラ場

ガラ場
岩のごろごろしたガラ場の登山道です。浮き石に注意が必要です。登山道は1本ではなく踏み跡が幾筋も作られています。どれを辿るか慎重に判断しながら登ります。

一ノ越山荘と浄土山、龍王岳

一ノ越山荘と浄土山、龍王岳
少し登った所から振り返って一ノ越山荘を見下ろす。丸い形の山が浄土山、山頂が尖がった一番高い山が龍王岳です。

二ノ越

二ノ越
門の様に立ちはだかる大岩辺りが二ノ越です。岩場の登りですが高度感は無く難しくありません。

二ノ越の祠

二ノ越の祠
一ノ越は膝、二ノ越は腰、三ノ越は肩、四ノ越は首、五ノ越は仏の頭に区切られ、五ノ越が山頂です。各所に小さな祠が祀られています。

三ノ越を超える

三ノ越を超える
三ノ越を過ぎた辺りから傾斜が緩み登り安くなってきました。上部を望むと雄山山頂に建つ雄山神社が見えてきました。登山者達が立つ辺りが四ノ越です。

四ノ越

四ノ越
仏の肩に当たる部分の四ノ越。小さな台地で休憩最適地です。ここまで登ると雄山神社の太鼓の音が聞こえてくる事もあります。四ノ越からしばらく緩斜面を登り、山頂直下で岩場を右手側から巻く様になります。

四ノ越から龍王岳、浄土山を望む

四ノ越から龍王岳、浄土山を望む
四ノ越から龍王岳(左ピーク)、浄土山方面を振り返って撮影。写真には写っていませんが、右手方向には室堂平から大日連峰、左手には黒部湖、龍王岳の彼方に薬師岳や黒部源流の山々が望めます。

右から巻く

右から巻く
山頂近くでは大小様々な岩がゴロゴロした所を右に巻いて行きます。

雄山神社社務所下

雄山神社社務所下
岩に付けられたペンキマークに従ってジグザグに登れば雄山神社社務所がすぐそこです。

雄山直下から龍王岳と遠景に薬師岳

雄山直下から龍王岳と遠景に薬師岳
雄山直下から龍王岳を見下ろす。遠景に薬師岳が聳えています。写真には写っていませんが、薬師岳の左手遠方に黒部源流の山々(水晶岳・鷲羽岳・黒部五郎岳)や、その左手遠くに槍ヶ岳や穂高連峰などの大パノラマが広がります。

雄山山頂広場

雄山山頂広場
ガレ場を登ると標高2992mの雄山山頂広場に飛び出します。左手の建物が雄山神社社務所です。ここに1等三角点が建っていますが、標高3003メートルの雄山(立山)山頂は、右上の祠が建っている所が最高点。

雄山神社峰本社社務所(授与所)

雄山神社峰本社社務所(授与所)
仏の頭に当たる五ノ越に建てられた雄山神社峰本社社務所(授与所)。夏の登山シーズンであれば神職や巫女が常駐して守札の授与が行われています。

雄山神社峰本社社務所(授与所)内部

雄山神社峰本社社務所(授与所)内部
雄山神社峰本社社務所(授与所)の内部。厄除けなどいろんなものが販売されています。参拝料(500円)で御払いしてもらえば、最後に神官からお神酒を振る舞われます。又、御朱印帳に押印してもらうことも出来ます。

立山頂上雄山神社由緒

立山頂上雄山神社由緒
立山頂上雄山神社由緒。御神祭は伊邪那岐神 (いざなぎのかみ) 天手力雄神 (あめのたぢからおのかみ)。御社格は日本三霊山 延喜式内社・旧国幣小社 。御社殿は現在のものは平成8年の御再建。

立山雄山神社

立山雄山神社
雄山神社峰本社社務所(授与所)の前を通って標高3003メートルの最高点に立てます。立山雄山神社が祀られいる場所は、人々がより天井世界に近づこうと石を積み上げていったものだと伝えられています。

雄山(立山)山頂の立山頂上峰本社

雄山(立山)山頂の立山頂上峰本社
雄山(立山)山頂の立山頂上峰本社。山頂周辺には小石が多く並べられています。この小石は、登拝者が住んでいる近くの河原から拾った小石に願いを書き祈願成就のためにここに奉納したもので、現在でも石を携えて登る登拝者が多くいるとのことです。この社殿は1997年7月に136年ぶりに建て替えられました。

立山雄山から大汝山と遠景に剱岳

立山雄山から大汝山と遠景に剱岳
立山雄山山頂から大汝山方面を写す。富士ノ折立、真砂岳、別山と稜線が続き、遠景に剱岳の山頂部分が見えています。

別山の先に剱岳

別山の先に剱岳
雄山から稜線を少し進むと、手前の真砂岳と平たい山頂の別山の先に剱岳が大きく姿を現します。室堂から雄山・大汝山・富士ノ折立・真砂岳を経由して大走りを下り室堂に戻るコースも参照してください。

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