雪の大谷ウォークと立山登山ルート地図

  • 距離6.1km
  • 登り594m
  • 下り590 m

雪の大谷ウォークと立山登山の難易度

難易度  1/10

ルート扇沢駅⇒黒部ダム⇒黒部平⇒大観峰⇒室堂(標高2,450m)
⇒雪の大谷ウォーク⇒ミクリガ池⇒一ノ越⇒立山雄山 
※扇沢~室堂 往復 12,300円

雪の大谷ウォークと立山登山の体力

体力  1/10  日帰り

飲料水必要量5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:0.88リットル、体重60kgの人:1.14リットル、体重75kgの人:1.40リットル
消費カロリー5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:1.545Kcal、体重60kgの人:2.013Kcal、体重75kgの人:2.478Kcal
燃焼脂肪量5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.221kg、体重60kgの人:0.288g、体重75kgの人:0.354kg

コースタイム

  • 登山:立山室堂→雄山 1時間50分
  • 下山:雄山→立山室堂 1時間30分

温泉

北アルプス山小屋
みくりが池温泉
みくりが池温泉
北アルプス山小屋
雷鳥荘
雷鳥荘

登山口のアクセス

北アルプス登山口-アクセスと駐車場
扇沢のアクセスと駐車場
扇沢のアクセスと駐車場

GWの雪の大谷ウォークと立山登山

氷に覆われた黒部湖

氷に覆われた黒部湖
ゴールデンウイークの少し前の4月24日、黒部湖は氷に覆われて、黒部湖遊覧船「ガルベ」はまだ就航されていません。彼方に聳えるのは裏銀座コースの烏帽子岳辺りでしょうか?

黒部平

黒部平
黒部ケーブルカーを降りた黒部平は大勢の観光客で賑わっています。黒部アルペンルートは平日にもかかわらず、雪の大谷ウォーク目当ての外国からの観光客で大混雑です。

立山ロープウェイ大観峰駅

立山ロープウェイ大観峰駅
立山ロープウェイ大観峰駅から黒部湖と背景に聳える右から順に針ノ木岳、スバリ岳、赤沢岳です。ロープウェイに乗りながら左側のタンボ平の斜面を見ると、スキーヤーやスノーボーダーが滑り降りてくるのが見えています。

雪の大谷ウォーク

雪の大谷ウォーク
立山・雪の大谷ウォーク。この日の雪の壁は、最も高い所で19メートルでした。平地では20度を超える気温でも、標高2450メートルの室堂平は、気温0度前後です。十分防寒対策をしてください。日本人とすれ違う事はあまり無く、95%以上が台湾や中国からの観光客です。

みくりが池温泉とミクリガ池

みくりが池温泉とミクリガ池
日本一高所の温泉 宿泊「みくりが池温泉」が右手のミクリガ池の湖畔に建っています。本日はここに宿泊します。二段ベット式の大部屋と個室があります。地獄谷から引かれた白い硫黄の源泉かけ流しの温泉が魅力です。

ミクリガ池

ミクリガ池
ミクリガ池は雪と氷に覆われて立山を映し出すことができません。右側から浄土山、一ノ越を挟んで雄山です。ミクリガ池周辺はライチョウの生息地として知られ、朝から望遠レンズを抱えた多くのカメラマンが冬毛の真っ白い雷鳥に狙いを付けていました。

地獄谷とエンマ山、遠景に奥大日岳

地獄谷とエンマ山、遠景に奥大日岳
ミクリガ池分岐から地獄谷とエンマ山。遠景に奥大日岳で、稜線が左方向に伸び中大日岳、大日岳と連なっています。撮影日時点で地獄谷は通行止めです。

GWの立山雄山

GWの立山雄山登山
室堂から一ノ越に向け出発します。雪は硬く締まって大変歩きやすい状態です。室堂ターミナルを出た所にある「立山玉殿の湧水」は雪に覆われて水を汲むことができません。事前に水は確保して登ってください。

浄土山北面をトラバース

浄土山北面をトラバース
浄土山北面をトラバースする箇所の谷側の傾斜が強いので、滑落には要注意です。特に早朝の雪はアイスバーンとなっているので、12本歯のアイゼンを使用する事が安全です。ピッケルやストックがあったほうがベターです。

一ノ越に向け真直ぐに登る

一ノ越に向け真直ぐに登る
浄土山のトラバース過ぎると登山道は一ノ越に向け、真直ぐに登り上げます。早朝はアイスバーンとなり、アイゼンは必携です。雪の無い夏山シーズンならジグザグに登山道は切られ観光客でも楽に登れるところです。

一ノ越の公衆トイレは完全に雪に埋まっている

一ノ越の公衆トイレは完全に雪に埋まっている
一ノ越に建つ公衆トイレは完全に雪に埋もれて使用出来ません。雄山に登る人の半数以上がスノーボーダーやスキーヤーです。室堂から見上げると山頂から一気に滑り降りる姿が見えます。

一ノ越から雄山までは雪がない

一ノ越から雄山までは雪がない
一ノ越から山頂までは完全に季節風によって雪が吹き飛ばされて、アイゼンの必要は全くない状態になっています。夏の雄山の様子も参照してください。

四ノ越

四ノ越
仏の肩に当たる部分の四ノ越。山頂に建つ雄山神社峰本社社務所(授与所)が近づいて来ました。僅かに残っている雪の区間もアイゼン無しで登って行けます。

立山・雄山の一等三角点と方向指示版

立山・雄山の一等三角点と方向指示版
立山・雄山の一等三角点と方向指示版。山頂からは大パノラマが広がり、薬師岳の先に水晶岳や鷲羽岳、更にその先に槍ヶ岳の穂先部分が見え、その右手に穂高岳も見えています。

立山雄山神社頂上峰本社

立山雄山神社頂上峰本社
一番高い所に立山雄山神社頂上峰本社が祀られています。雄山神社峰本社社務所(授与所)は、屋根の下まで雪で覆われて閉ざされています。

立山雄山から別山方面への縦走路

立山雄山から別山方面への縦走路
立山雄山から別山方面への縦走路を撮影。稜線の西側に登山道があり、そのほとんどが雪が付いていない様に見えます。稜線の先に剱岳の頭の部分が覗いています。

雪崩に注意

雪崩の破断面:幅12m、厚さ20-100cm前後、斜度35度、下流距離140メートル
雪崩の破断面:幅12m、厚さ20-100cm前後、斜度35度、下流距離140メートル

2016年11月29日に立山室堂から立山雄山に向かう途中の浄土山の斜面で起こった雪崩事故の速報が、日本雪崩ネットワークから発表されました。

事故発生時刻の8時30分頃、東工大の6人は浄土山北東斜面をトラバースする途中、うち3人が雪崩に巻き込まれ埋没。残りの3人による救出活動が行われ、2人の救出に成功したものの、1人は山岳警備隊により病院に搬送されるも、窒息死が確認されました。

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