目次

雨飾山-小谷温泉コース地図

  • 距離7.6km
  • 登り972m
  • 下り972m

雨飾山-小谷温泉コースの難易度

難易度  1/10

ルート雨飾高原キャンプ場登山口(標高1,160m)⇒荒菅沢(標高1,448m)⇒笹平(標高1,880m)⇒雨飾山(標高1,963m)

雨飾山-小谷温泉コースの体力

体力  2/10  日帰り

飲料水必要量5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:1.60リットル、体重60kgの人:2.08リットル、体重75kgの人:2.56リットル
消費カロリー5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:3.002Kcal、体重60kgの人:3.902Kcal、体重75kgの人:4.803Kcal
燃焼脂肪量5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.428kg、体重60kgの人:0.557kg、体重75kgの人:0.686kg

コースタイム

  • 登山:雨飾高原キャンプ場登山口⇒雨飾山 3時間40分
  • 下山:雨飾山⇒雨飾高原キャンプ場登山口 2時間40分

登山口のアクセス

雨飾山
雨飾山登山口のアクセスと駐車場
雨飾山のアクセスと駐車場

雨飾山-小谷温泉コース

縦列駐車の列が150台

縦列駐車の列が150台

10月13日、雨飾山小谷温泉登山口には2か所の無料駐車場がありますが、紅葉のシーズンで日曜日だったので車道に縦列駐車の列が150台ほどになりました。

雨飾山無料駐車場

雨飾山無料駐車場

登山口から150mほど下にある駐車場。 約30台駐車可能です。ここから雨飾山の往復に7時間20分要します。

公衆トイレのある雨飾山登山口駐車場

公衆トイレのある雨飾山登山口駐車場

公衆トイレのある登山口駐車場。約50台駐車可能です。正面の建物は水場とトイレがあります。バスが来ている雨飾荘に前夜泊した場合には、ここ雨飾高原キャンプ場のある登山口まで車道を歩くこと約1時間のコースタイムになります。

休憩施設に公衆トイレと水場

休憩施設に公衆トイレと水場

駐車場奥にある休憩施設。公衆トイレと水場があります。登山道入口はこの脇にあります。

水場

水場

水場。水道から水が流れるようになっています。炊事は禁止です。

雨飾高原キャンプ場

雨飾高原キャンプ場

登山口にある雨飾高原キャンプ場の登山者用テント場30張と管理棟。オートキャンプが出来るスペースがあります。キャンプに必要な各種備品のレンタルや食品などの販売があります。洗濯機、乾燥機、温水シャワーなどの設備完備。

小谷温泉登山口

小谷温泉登山口

小谷温泉登山口からスタートします。正面の小ピークを右側から巻いて進みます。春ならば進む先の大海川の河原の湿地帯にはミズバショウが咲きます。

大海川沿いを歩く

大海川沿いを歩く

ブナ、ミズナラ、ケヤキなど広葉樹林帯の湿地帯に敷かれた平坦な木道を進みます。右手側に大海川(おおみがわ)が流れています。イワナが泳ぐ小川を三回横切り、次第に大海川から離れ左手上方に伸びる尾根に取り付きます。

九十九折の急登が始まる

九十九折の急登が始まる

小谷温泉登山口から15分ほど歩いた所から九十九折の急登が始まります。黄色い標柱には山頂まで180分、荒菅沢(あらすげさわ)まで90分とあります。

落葉広葉樹の低木帯

落葉広葉樹の低木帯

急坂の始めは落葉広葉樹の低木帯の中を登って行きます。少しずつ色づいて来ました。写真で見るより実際はもっと急斜面です。

ブナの原生林

ブナの原生林

登るに従いブナの原生林が多くなってきます。ブナも少しずつ黄色に色づい始めています。

ブナ平

ブナ平

ブナ平。ここで急坂が緩み、ブナの巨木に包まれた平坦地の広場には休憩用のベンチがあります。

比較的緩い登り

比較的緩い登り

ブナ平からは中腹を巻き比較的緩い登りが続きます。

布団菱

布団菱

正面の展望は開け、「布団菱」の岩壁が姿を現します。この先で少し下ると夏まで雪渓が残る荒菅沢(あらすげさわ)です。

荒菅沢

荒菅沢

荒菅沢(あらすげさわ)は休憩の最適地で、水場となっています。ここは夏まで雪渓が残り、対岸に渡るとき登山道を見失いがちなので注意してください。

荒菅沢から右手の樹林帯へ

荒菅沢から右手の樹林帯へ

荒菅沢(あらすげさわ)から右手の樹林帯を登ります。初夏まで雪渓に覆われ、秋になると紅葉に包まれる広い谷は、このコースのハイライトと言っても良いでしょう。

荒菅沢から見る布団菱

荒菅沢から見る布団菱

荒菅沢(あらすげさわ)から見ると「布団菱」の岩壁がそそり立つ荒々しい姿は絶景です。ちなみに、雨飾山山頂は尖ったピークの裏にあります。

荒菅沢の対岸へ

荒菅沢の対岸へ

荒菅沢(あらすげさわ)の対岸に渡り、背の高い草木が生い茂る取り付きから急坂を登って行きます。

布団菱の稜線の紅葉が進んでいる

布団菱の稜線の紅葉が進んでいる

登るに従い、所々で左手側の展望が開け、布団菱から続く稜線の斜面を埋める広葉樹の紅葉が進んでいます。10月13日時点での様子ですが、あと一週間ほどで見頃でしょうか。

低木の広葉樹林帯

低木の広葉樹林帯

低木の広葉樹林帯を登って行きます。滑りやすい急登で、ロープが設置されています。更に登ると低木帯を抜け、展望が開けてきます。

荒菅沢奥壁

荒菅沢奥壁

登山道の左手側はほぼ展望が開け、荒菅沢奥壁が見えてきます。紅葉はもう少したってからの方がよいのでしょうか。

高度が上がるにつれ紅葉が綺麗に

高度が上がるにつれ紅葉が綺麗に

さらに登った所から左手側を望むと荒菅沢奥壁は、紅葉に染まる手前の尾根によって隠されます。高度が上がるに従って紅葉も綺麗になってきています。

樹林帯を抜ける

樹林帯を抜ける

ここで樹林帯を抜け完全に展望が開けます。ここから右手側に登り、岩場の尾根を登って行きます。

稜線へ

稜線へ

ここから右手上方から左手上方に向かう稜線を登ります。雨飾山山頂は左手側の奥にあります。

紅葉が最も美しい場所

紅葉が最も美しい場所

前写真の位置から荒菅沢奥壁の手前の稜線の山腹を埋め尽くす紅葉を写す。ここの紅葉が今回の山旅では最も美しい場所でした。

二箇所の梯子で渋滞

二箇所の梯子で渋滞

左上方に伸びる稜線を登ります。正面ピークまでの間、二箇所に梯子がある為、そこで渋滞が起こります。ここで振り返ると、高妻山や戸隠山などの戸隠連山が見えます。

延々と続く登山者の列

延々と続く登山者の列

延々と続く登山者の列が出来て、完全にストップした状態になっています。紅葉の時期で晴天の日曜日なので通常のコースタイムより約1時間以上余分にかかります。

渋滞の解消には時間がかかる

渋滞の解消には時間がかかる

2箇所に梯子が架かる急斜面になっている場所で渋滞が発生します。早朝に出発した登山者は下山を開始しているため、登山者と下山者が、相互に梯子の通過をしなければならず、なかなか渋滞の解消には繋がりません。

後に続く登山者は少なめ

後に続く登山者は少なめ

登山道を振り返る。遅めの登山口出発だったため、後に続く登山者はそれほど多くはありません。

下山をする登山者で渋滞

下山をする登山者で渋滞

下山時に写す。下山をする登山者で渋滞しています。下山時も登山時と同様に1時間以上余分にかかっての下山となりました。遠景に天狗原山、金山あたりが見えています。

笹平付近から火打山方面を写す

笹平付近から火打山方面を写す

笹平付近から火打山方面を写す。シゲクラ尾根が金山山頂に伸びています。左奥の一番高いピークが現在も噴煙を上げている焼山です。焼山の右手側に火打山がありますが、手前の金山に隠されて見えません。

焼山

焼山

焼山の右奥に百名山の火打山を望遠撮影。山頂部が一部分雲に隠れているのが影火打山と思われます。また、2022年時点では登山規制が解除された焼山山頂近くから噴煙を上げているのが見えます。

笹平

笹平

笹平から雨飾山山頂へ向かいます。笹平は金山へ向かう登山道の分岐点となる場所で、文字通り笹で覆われた平原が広がります。山頂部の険しさとは対照的に個性的な自然美を作り出しています。

丸みを帯びた稜線

丸みを帯びた稜線

丸みを帯びた稜線上に広がる笹の中を進みます。この先の窪地に雨飾温泉登山口分岐があります。

雨飾温泉(梶山新湯)分岐

雨飾温泉(梶山新湯)分岐

新潟県側にある雨飾温泉(梶山新湯)登山口分岐を示す道標。道標には2時間50分とあります。

雨飾温泉(梶山新湯)方面

雨飾温泉(梶山新湯)方面

分岐から少し入って、雨飾温泉(梶山新湯)方面を写す。背の高い笹の間を下って行きます。遠景に日本海が見えています。

雨飾山山頂部へ

雨飾山山頂部へ

笹が広がる稜線を進みます。雨飾山山頂部の急坂が近づいて来ました。

遠くに焼山と影火打山が見える

遠くに焼山と影火打山が見える

笹平方面を振り返る。遠くに焼山と影火打山が見えます。そしてその右手側の稜線のピークが金山です。

雨飾山への最後の急坂

雨飾山への最後の急坂

雨飾山山頂部への最後の急坂。登下山の登山者で渋滞が発生し長い列が出来ています。この辺りは7月上旬から8月上旬にかけてハクサンイチゲ、タテヤマウツボクサ、テガタチドリなどが咲くお花畑が広がります。

荒菅沢奥壁

荒菅沢奥壁

荒菅沢奥壁を写す。この辺りは7月上旬ならばミヤマクルババナ、ギボウシ、タカネナデシコなどの高山植物が咲いているはずです。雨飾山の最後の急坂を登ると南峰と北峰の鞍部に飛び出します。

雨飾山は双耳峰

雨飾山は双耳峰

雨飾山山頂は双耳峰になっています。4体の石仏と小祠が祀られた南峰から三角点のある北峰を写す。初夏ならば山頂部の稜線にはタカネナデシコ、ミヤマウイキョウ、イブキジャコウソウなどの高山植物が花を咲かせます。

北峰から南峰

北峰から南峰

北峰から双耳峰のもう一つの南峰を写す。

雨飾山山頂から大網登山口ルートを見下ろす

雨飾山山頂から大網登山口ルートを見下ろす

雨飾山山頂から大網登山口ルートを写す。稜線上にルートがあり、初夏にはウスユキソウ、イブキジャコウソウ、マルバシモツケなどの高山植物が花を咲かせるでしょう。

登山道のラインが人が左を向いている様に見える

登山道のラインが人が左を向いている様に見える

雨飾山山頂から笹平を写す。登山道のラインが、人が左を向いている様に見えます。右手奥に雲が無ければ焼山やその右奥に日本百名山の火打山が見えるはずです。

雨飾山山頂から白馬岳

雨飾山山頂から白馬岳

雨飾山山頂から白馬岳から左手方向に後立山連峰が連なっています。後立山連峰では昨日(10月12日)に初冠雪を見ました。

雨飾山の他の登山ルート

雨飾山
雨飾山-大網登山口コース
雨飾山-大網登山口コース
雨飾山
雨飾山-雨飾温泉(梶山新湯)薬師コース
雨飾山-雨飾温泉(雨飾山荘)薬師コース

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