谷川岳-一ノ倉沢コース地図

  • 距離9.6km
  • 登り259m
  • 下り279m

谷川岳-一ノ倉沢コースの難易度

難易度  1/10

ルート土合橋(標高720m)⇒マチガ沢⇒一ノ倉沢⇒幽ノ沢⇒JR見張小屋⇒土合橋

谷川岳-一ノ倉沢コースの体力

体力  1/10  日帰り

飲料水必要量5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:0.75リットル、体重60kgの人:0.98リットル、体重75kgの人:1.20リットル
消費カロリー5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:1.395Kcal、体重60kgの人:1.814Kcal、体重75kgの人:2.232Kcal
燃焼脂肪量5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.199kg、体重60kgの人:0.259kg、体重75kgの人:0.319kg

コースタイム

  • 周回: 3時間00分

登山口のアクセス

谷川岳
谷川岳のアクセスと駐車場
谷川岳のアクセスと駐車場

谷川岳-一ノ倉沢コース

土合橋駐車場

土合橋駐車場

国道291号線沿いの土合橋駐車場は駐車台数60台、無料です。※ このルートは台風などにより林道崩壊により通行止めになっている箇所が部分的にある場合があります。

土合橋近くの駐車スペース

土合橋近くの駐車スペース

土合橋バス停から新道へ入ります。JR上越新幹線「上毛高原」あるいは、JR上越線「水上駅」で、谷川岳ロープウェイ行きへ乗った場合、土合橋で下車すればすぐに新道入口です。土合橋から100mほど入った所の駐車スペース6台。

車の乗り入れ禁止

車の乗り入れ禁止

湯桧曽川の増水により林道が崩壊した為、駐車スペースから先には車の乗り入れができません。土合橋から100m地点です。

東屋のある広場

東屋のある広場

国道291号線の新道入口から湯桧曽川に沿って林道を20分ほど歩くと東屋のある広場に出ます。この広場から数分進んだ所にマチガ沢があり、その少し手前で左手方向に入ります。

マチガ沢分岐

マチガ沢分岐

マチガ沢を渉らずに左に進みます。左は谷川岳ロープウェイから続く車道(清水街道/国道291号)へ出られ、右に進むと湯桧曽川沿いの新道です。帰りは新道を戻ります。

清水街道/国道291号へ

清水街道/国道291号へ

鉄塔の下を抜け、谷川岳ロープウェイから続く車道(清水街道/国道291号)へ向け急坂を登ります。

清水街道/国道291号

清水街道/国道291号

急坂を登り上げると清水街道/国道291号に飛び出します。車道は一ノ倉沢まで舗装されています。この道は旧国道で清水街道と呼ば、1873年(明治6年)にマチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢を通り清水峠を抜ける重要な交易路として建設され、明治11年に国道に格上げされました。

マチガ沢出合手前の休憩スポット

マチガ沢出合手前の休憩スポット

マチガ沢出合の少し手前にある休憩スポットです。一ノ倉沢の大岩壁が正面に見えて来ました。車道沿いには多くのベンチが設置され、ハイカーの休憩場所になっています。

巌剛新道入口

巌剛新道入口

マチガ沢出合に巌剛新道の入り口を示す指導標が立っています。巌剛新道は、マチガ沢の左岸に沿って登るルートで、西黒尾根の「ガレ沢にコル」に登り上げています。近くの第1展望台はマチガ沢の雪渓が美しい撮影ポイントです。

清水街道は一般車進入禁止、電気バスが走行

清水街道は一般車進入禁止、電気バスが走行

マチガ沢出合からさらに20分ほど車道を進むと一ノ倉沢です。この車道(旧国道・清水街道)へは谷川岳ロープウェイのベースプラザの少し上にゲートがあり、一般車の進入は出来ません。電気バスが期間運行されます。

一ノ倉沢

一ノ倉沢

一ノ倉沢の大岩壁を望む。 ドームの頭、二ノ沢、滝沢スラブ、滝沢リッジ、中央奥壁、烏帽子岩、衝立岩中央稜、南陵テラス、中央稜テールリッジ、コップ状岩壁などの岩壁があります。左手には駐車場と水洗トイレが完備しています。

一ノ倉沢のバス乗り場

一ノ倉沢のバス乗り場

国道291号線は谷川岳登山指導センター前で一般車両が通行止めになるので、谷川岳ロープウェイ土合口駅と一ノ倉沢間に群馬県が委託した関越交通によって電気バスが運行されています。1日7便、運賃は無料、500円のガイド料がかかります。予約不要。

電気バス

電気バス

以前は写真の様なバンタイプのバスでしたが、レトロな電気バスに変わっています。谷川岳ロープウェイ土合口駅ロータリーより発着します。

一ノ倉沢出合

一ノ倉沢出合

一ノ倉沢の水洗トイレのある広場から真直ぐに一ノ倉沢の大岩壁へ向かって進みます。夏遅くまで残る雪渓も見えています。車止めのゲートを通って一ノ倉沢出合で右方向に向かいます。

一ノ蔵岳から堅炭尾根の堅炭岩

一ノ蔵岳から堅炭尾根の堅炭岩

砂利道となった林道を進みます。一ノ蔵岳から堅炭尾根のギザギザの岩峰群・堅炭岩が印象的です。次第にブナの深い紅葉樹林帯へ入ってきます。途中、遭難者を供養するレリーフが岩にはめ込まれています。

幽ノ沢出合

幽ノ沢出合

幽ノ沢出合。林道脇には石垣が見られ、明治時代に国道として利用されていた遺構です。その傍らに「旧清水越国道の石垣」と記された標識が建っています。

幽ノ沢

幽ノ沢

幽ノ沢を望む。谷川岳幽ノ沢中央ルンゼ 、幽ノ沢V字状岩壁「右ルート」、幽ノ沢右股リンネなどのクライミングルートがあります。

ブナのしづく湧水

ブナのしづく湧水

幽ノ沢出合から一分ほどの所にある水場「ブナのしづく湧水」。冷たい水で喉を潤し、しばしの休憩をとります。

旧国道・清水街道を歩く

旧国道・清水街道を歩く

旧国道・清水街道を進みます。右手側は所々で展望が開け、湯檜曽川を挟んで笠ヶ岳(大倉山)・白毛門を望むことが出来ます。

JR見張小屋へ

JR見張小屋へ

JR見張小屋方面を示す指導標が立っています。ここから右下に急斜面を下って行きます。この先、旧国道(清水街道)はまだ続きますが、途中崖崩れのため通行止めになっています。 道路崩壊の注意書きがあります。

通行止めの注意喚起

通行止めの注意喚起

武能沢の先が崩壊しているため、非常に危険で通行出来ません。蓮峠、清水峠方面へ行かれる方は新道を進むように。

清水街道分岐から湯檜曽川沿いの新道へ

清水街道分岐から湯檜曽川沿いの新道へ

清水街道分岐から湯檜曽川沿いの新道へ向け下って行きます。林道分岐から下ると10分ほどでJR見張小屋です。

新道と合流

新道と合流

新道と合流し、JR見張小屋手前で右に向かいます。

JR見張小屋

JR見張小屋

JR見張小屋。JR東日本が管理する送電線の保守管理のために建てた小屋です。JR見張小屋の裏に紅芝寮(こうしりょう)が建っています。こちらは、東京都武蔵野市の成蹊学園が1932年9月に建てたものです。

JR見張小屋から土合橋駐車場へ

JR見張小屋から土合橋駐車場へ

JR見張小屋から土合橋駐車場に向かいます。湯檜曽川に沿って灌木帯の真直ぐな道です。平坦な道で歩きやすいのですが、展望はありません。

幽ノ沢

幽ノ沢

幽ノ沢を渉ります。その後、一ノ倉沢、マチガ沢と順に越えていきます。

一ノ倉沢分岐

一ノ倉沢分岐

一ノ倉沢分岐。右に行けば一ノ倉沢出合です。

一ノ倉沢を越える

一ノ倉沢を越え

一ノ倉沢を越えます。

湯桧曽川沿いを進む

湯桧曽川沿いを進む

湯桧曽川沿いを進みます 増水時注意です。2000年8月6日、鉄砲水により31人が巻き込まれ、1人が死亡、10人が怪我をする事故が起こりました。毎年、3、4回の鉄砲水が起こるようで、水上町ではさらなる注意喚起を促す「鉄砲水多発河川」の立て札が登山道に立てられています。

ブナの原生林の急坂

ブナの原生林の中の急坂を登ります。

旧国道(清水街道)分岐

旧国道(清水街道)分岐

右手に向かうと旧国道(清水街道)へ上ります。分岐を左方向に進めば JR土合駅まで2,5kmです。

マチガ沢へ

マチガ沢へ

マチガ沢へ降りる急斜面です。

マチガ沢を越える

マチガ沢を越える

マチガ沢を越えると東屋の建つ広場に出ます。東屋の建つ広場からは平坦な林道を歩き駐車スペースに戻ります。

谷川岳の他のルート

谷川岳
谷川岳-西黒尾根コース
谷川岳-西黒尾根コース
谷川岳
谷川岳-天神尾根コース
谷川岳-天神尾根コース

Follow me!