目次

層雲峡→黒岳→北鎮岳→旭岳→旭岳温泉ルート地図

  • 距離13.5km
  • 登り1,235m
  • 下り1,154 m

層雲峡→黒岳→北鎮岳→旭岳→旭岳温泉ルートの難易度

難易度  1/10

ルート黒岳ペアリフト降り場(七合目登山事務所)(標高1,510m)⇒黒岳(標高1,984.4m)⇒
黒岳石室(標高1,953m)⇒北鎮岳肩の分岐(標高2,142m)⇒中岳(標高2,113m)⇒
間宮岳(標高2,1857m)⇒裏旭キャンプ指定地(標高2,117m)⇒旭岳(標高2,290.9m)⇒
大雪山旭岳ロープウェイ山頂駅・姿見(標高1610m)

層雲峡→黒岳→北鎮岳→旭岳→旭岳温泉ルートの体力

体力  2/10  日帰り

飲料水必要量5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:1.59リットル、体重60kgの人:2.07リットル、体重75kgの人:2.55リットル
消費カロリー5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:2.960Kcal、体重60kgの人:3.848Kcal、体重75kgの人:4.736Kcal
燃焼脂肪量5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.423kg、体重60kgの人:0.550kg、体重75kgの人:0.677kg

コースタイム

  • 黒岳ペアリフト降り場(七合目登山事務所)→1時間5分-黒岳→3時間30分-旭岳→1時間47分-大雪山旭岳ロープウェイ山頂駅・姿見 合計:6時間22分

山小屋

大雪山
黒岳石室
黒岳石室

登山口のアクセス

大雪山
層雲峡のアクセスと駐車場
層雲峡のアクセスと駐車場
大雪山
旭岳温泉のアクセスと駐車場
旭岳温泉のアクセスと駐車場

層雲峡から黒岳・北鎮岳・旭岳縦走で旭岳温泉ルート

層雲峡バス停

層雲峡バス停

層雲峡のバス停。登山口となる層雲峡へは旭川駅か上川駅からバスが出ています。又、上川駅ではタクシーが常駐しています。

層雲峡は多くのホテルや民宿、コンビニも

層雲峡は多くのホテルや民宿、コンビニも

層雲峡は数多くのホテルや民宿などが立ち並んだ観光スポットです。セイコーマートやセブンイレブンなどのコンビニもあり、登山前の食料の調達に便利です。

層雲峡ロープウェイ

層雲峡ロープウェイ

層雲峡ロープウェイ。大人片道1,500円円、往復2,600円。登山シーズンの6月から8月下旬まで朝6時始発です。この右手に層雲峡ビジターセンターがあり、大雪山についての地質、火山、動植物の学習が出来ます。

層雲峡ロープウェイからの柱状節理

層雲峡ロープウェイからの柱状節理

層雲峡ロープウェイから見る柱状節理。巨大な彫刻にも見える柱状の奇岩。川上町の国道39号線沿いには荒々しい崖が繋がっています。お鉢平の噴火によって噴き出された火砕流は、最大200mの厚さに積もり、その内部は、熱と重さのためにドロドロに溶けました。これを溶結凝灰岩と言います。長い時間をかけて冷える時に、成分や温度などによって様々な形を作ります。層雲峡では、柱のように縦の割れ目が出来ました。

エゾマツ、トドマツなどの北方系針葉樹林帯の森

エゾマツ、トドマツなどの北方系針葉樹林帯の森

層雲峡ロープウェイを降りるとベンチの置かれた広場です。ここから平坦な道を300m程進むと黒岳ペアリフト乗り場です。周辺にはエゾマツ、トドマツなどを主体とした北方系針葉樹林帯の森が広がります。

泥落としの水が飲料水

泥落としの水が飲料水

層雲峡ロープウェイ山頂駅にある泥落としの水が飲料水として使用出来ます。

大雪山黒岳資料館・テークルチセ(林の家)

大雪山黒岳資料館・テークルチセ(林の家)

右手の建物は、層雲峡ロープウェイ山頂駅と黒岳ペアリフトの間にある大雪山黒岳資料館・テークルチセ(林の家)。四季を通した花々の写真や地質の勉強になる岩石が展示されています。

黒岳ペアリフト乗り場

黒岳ペアリフト乗り場

黒岳ペアリフト乗り場。大人往復1,000円、片道700円。登山シーズンでは始発が6時30分、帰りが17時30分です。

黒岳ペアリフト下はチングルマの群落

黒岳ペアリフト下はチングルマの群落

黒岳ペアリフトはゆっくりと緩斜面を登っています。足元は、チングルマの群落で覆い尽くされています。この日は8月1日で黄色い花は終わり、果穂になっていました。

黒岳ペアリフト降り場

黒岳ペアリフト降り場

黒岳ペアリフト降り場。左手に見えるのが七合目登山事務所で休憩所となっています。

七合目登山事務所

七合目登山事務所

七合目登山事務所では、ココアやコーヒー、ビールなどの飲料品や様々なお土産、登山に携帯できるお菓子類などが販売されています。又、林野庁の黒岳森林パトロール隊の事務所も併設されています。

「黒岳カムイ森の道」が「あまりょうの滝」へ

「黒岳カムイ森の道」が「あまりょうの滝」へ

七合目登山事務所の前から「あまりょうの滝」への道「黒岳カムイ森の道」が伸びています。緩斜面の道を300mほど進むと約十二分ほどで滝です。

あまりょうの滝

あまりょうの滝

展望台から望む「あまりょうの滝」望遠で撮影していますが、遠くに小さく見えるだけです。

七合目登山事務所から黒岳へ

七合目登山事務所から黒岳へ

七合目登山口まで戻り、黒岳への登りが始まります。高山植物が登山道周辺に多く見られるジグザグの道を登って行きます。この周辺で見られるのはチシマノキンバイソウ、ハクサンチドリ、ウコンウツギ、マルバシモツケなどです。

層雲峡の先にニセイカウシュッペ山、比麻良山

層雲峡の先にニセイカウシュッペ山、比麻良山

振り返ると、層雲峡を挟んでニセイカウシュッペ山、比麻良山などの山並みの展望が広がります。

チシマノキンバイソウ

チシマノキンバイソウ

チシマノキンバイソウが見事なお花畑を作っています。チシマノキンバイソウは本州の高山で見るシナノキンバイに大変よく似ています。

チシマノキンバイソウの群落

登山道の斜面を覆うチシマノキンバイソウの群落が見事です。

黒岳山頂

黒岳山頂

七合目登山口から約1時間で黒岳山頂に飛び出します。小祠が祀られた山頂では2000m 級の山々が連なる大雪山の広大な山塊が目前に飛び込んできます。

黒岳から白雲岳、石狩岳

黒岳から白雲岳、石狩岳

黒岳山頂から南側を写す。標高2230mの白雲岳を中心として台地状の地形が広がっています。左手奥には石狩岳も確認出来ます。

北鎮岳東斜面の白鳥・千鳥の雪形

北鎮岳東斜面の白鳥・千鳥の雪形

黒岳山頂から西側を写す。北鎮岳東斜面に毎年現われる「白鳥・千鳥の雪形」が印象的です。その右手前に凌雲岳、更にその右手に鋸岳、比布岳などが見えています。

黒岳から砂礫の道を下る

黒岳から砂礫の道を下る

黒岳山頂から砂礫の道をゆっくりと降ります。その先の台地状の地形を進み、少し下ると黒岳石室に到着します。遠くに大雪山の主峰旭岳山頂部が僅かに頭を覗かせています。

黒岳石室が見えて来る

黒岳石室が見えて来る

黒岳石室が見えて来ました。黒岳石室は避難小屋ですが6月下旬から9月下旬まで管理人が常駐します。食事の提供はありませんが、シェラフ1000円、ガスボンベ700円で宿泊費用は2000円です。連絡先は01658‐5‐3031(黒岳ロープウェイ)。

黒岳石室全景

黒岳石室全景

黒岳石室。右手の青い建物がトイレ、中央が寝室棟と管理人室、左手の小さい建物も混雑時に使う寝室棟です。又、黒岳石室の周辺は豊富な高山植物(イワブクロ、チシマツガザクラ、チングルマ等)がお花畑を作り出す場所でもあります。

黒岳石室と桂月岳

黒岳石室と桂月岳

黒岳石室に到着です。背景にある丸い山は10分ほどで登れる桂月岳です。御来光を望むのにもってこいの場所なので、朝暗いうちから登る登山者も見られます。

バイオ式公衆トイレ

バイオ式公衆トイレ。北海道上川町の他、関係機関・団体が協力して清掃や設備維持管理を行っています。7月から9月の3ヶ月間で維持管理費用が約130万円程度かかるようです。そのため登山者に200円ほどの協力金をお願いしています。黒岳石室の詳細は下記を参照してください。

大雪山
黒岳石室
黒岳石室

黒岳石室から間宮岳へ

黒岳石室から間宮岳へ

黒岳石室から間宮岳へのコースは、北回りと北海岳を経由する南回りの二つのコースがありますが、今回はアップダウンが少ない北回りのルートを選択します。広大な雲ノ平の高層高原の台地を進みます。登山道は右手北鎮岳の「白鳥・千鳥の雪形」の左手肩の部分へ登り上げています。

凌雲岳前の雲ノ平に構造土・多角形土

凌雲岳前の雲ノ平に構造土・多角形土

凌雲岳前に広がる台地状地形。雲ノ平に見られる構造土・多角形土が認められます。大雪山には、夏でも完全に溶けない土壌が多くあります。永久凍土と言われます。地表近くでは、地中の水分は冬に凍り、夏に溶けることを繰り返し、土壌が凍上・収縮・沈下することで石が動かされます。長い年月をかけて不思議な模様が出来ます。

雲ノ平にツンドラ構造土・線条土

雲ノ平にツンドラ構造土・線条土

北海岳を背景に雲ノ平に表面がひび割れた様なツンドラ構造土・線条土の形成が見られます。

雲ノ平の平原を進む

雲ノ平の平原を進む

雲ノ平の平原を進みます。手前の小高い丘をひと上りすれば御鉢平を一望できる御鉢平展望台に出ます。

北鎮岳手前は大きくえぐられた谷

北鎮岳手前は大きくえぐられた谷

雲ノ平の左手方向には北鎮岳を背景に大きくえぐり取られた谷が形成されています。御鉢平から流れ下る雪解け水が作り出した景観です。崖の斜面には噴火による地層も確認出来ます。

チングルマが咲き乱れる雲ノ平

チングルマが咲き乱れる雲ノ平

チングルマが咲き乱れる雲ノ平のお花畑。その先に北海岳。

雲ノ平にエゾコザクラの群落

雲ノ平にエゾコザクラの群落

雲ノ平にエゾコザクラが群落を作っています。

御鉢平

御鉢平

御鉢平展望台から望む御鉢平は、約3万年前の大噴火の火口です。その際大量の火砕流が発生し層雲峡一帯を覆い、最大で200mの層となりました。ここで90度右手に折れ、御鉢平を反時計回りに進み、正面のピーク・間宮岳に向かいます。

御鉢平北側縁を登る

御鉢平北側縁を登る

御鉢平展望台から御鉢平の北側の縁に沿って登って行きます。

北鎮岳

北鎮岳

北鎮岳山頂が間近に迫って来ました。左手の雪渓に向かって伸びる広い稜線の右手に水場があります。そして、その雪渓を登ります。

水場

水場

広い稜線から右手に少し下ると、雪渓から流れ出る小川が出現します。ここで飲料水が取れます。小川の周辺はエゾコザクラやアオノツガザクラなどの群落で彩られています。

ベンガラが敷かれた雪渓を登る

ベンガラが敷かれた雪渓を登る

ベンガラが敷かれた雪渓を登ります。さほどの急斜面ではないのでアイゼンは必要ありません。この雪渓を登った先が北鎮岳肩分岐です。

北鎮岳肩分岐にチシマギキョウ

北鎮岳肩分岐にチシマギキョウ

北鎮岳肩分岐まで登り振り返る。チシマギキョウの咲く先に雲ノ平の広大な地形と黒岳を望みます。

北鎮岳肩分岐から北鎮岳を望む

北鎮岳肩分岐から北鎮岳を望む

北鎮岳肩分岐から北鎮岳を望む。往復で30分ほどなので時間にゆとりがあれば登ると良いでしょう。北鎮岳は標高2244mで、北海道第二位の高峰です。

北鎮岳肩分岐から比布岳、愛別岳、永山岳

北鎮岳肩分岐から比布岳、愛別岳、永山岳

北鎮岳肩分岐から比布岳、愛別岳、永山岳方面を写す。

北鎮岳肩分岐から少し下って中岳へ

北鎮岳肩分岐から少し下って中岳へ

北鎮岳肩の分岐から少し下って中岳へゆっくりと登り返します。遠景に旭岳が聳えます。

中岳へ登り返す

中岳へ登り返す

北鎮岳肩分岐から緩斜面を下り切り、中岳へゆっくりと登り返して行きます。

中岳山頂の標柱

中岳山頂の標柱

平坦な山頂の中岳に標柱が立っています。

中岳から裾合平を望む

中岳から裾合平を望む

中岳から西側の裾合平方面を望む。途中の沢から中岳温泉が湧き出しています。露天風呂は、石で囲ってある湯船のみです。土砂を排出するスコップは設置されています。

中岳から間宮岳へ

中岳から間宮岳へ

中岳から中岳分岐へ下ります。右下に伸びる登山道に多くの登山者が列を成しているのが見えます。中岳分岐から25分程登り返せば間宮岳です。

間宮岳から御鉢平

間宮岳から御鉢平

間宮岳の一角から御鉢平を写す。左手の高いピークが北鎮岳です。御鉢平のカルデラは直径2kmで昔は湖となっていました。中央に白い泥質の堆積したものが見られます。底は立入り禁止の有毒温泉で昔はクマも倒れていたと言わています。

間宮岳から北海岳と白雲岳

間宮岳から北海岳と白雲岳

間宮岳から北海岳方面を写す。左手の窪地は御鉢平。北海岳へ向かう稜線の先に白雲岳が聳えます。

間宮岳山頂

間宮岳山頂

道標が立つ間宮岳山頂。真直ぐに進んだ先に間宮岳分岐を示す道標が立っているのが見えます。その場所で、90°右手に折れ、旭岳へ向かいます。

トムラウシ山が見える

トムラウシ山が見える

間宮岳分岐から旭岳に向かう途中で左手方向に日本百名山のトムラウシ山が見えてきました。

旭岳と熊ヶ岳

旭岳と熊ヶ岳

間宮岳分岐から平坦な大地を進みます。周辺では構造土も確認出来ます。正面の丸いピークが旭岳。手前は熊ヶ岳でパンダに見える雪渓が特徴的です。

熊ヶ岳東斜面の「パンダの雪渓」

熊ヶ岳東斜面の「パンダの雪渓」

熊ヶ岳の東斜面は遅くまで雪渓が残り「パンダの雪渓」と命名されています。よく見るとパンダに見えないわけでもありませんね。

旭岳東面の雪渓

旭岳東面の雪渓

熊ヶ岳の縁を通り少し降ります。旭岳の東面には広範囲に雪渓が残っています。その左手側を登ります。

裏旭キャンプ指定地

裏旭キャンプ指定地

旭岳と熊ヶ岳のコルは裏旭キャンプ指定地です。約10張設営可能です。

裏旭キャンプ場の水場

裏旭キャンプ場の水場

旭岳の東面の雪渓から溶け出す水が飲み水として使えます。

旭岳東面のお花畑

旭岳東面のお花畑

旭岳東面の雪渓が溶けた場所にはチングルマ、キバナシャクナゲ、イワウメ、ミネズオウ、エゾコザクラなどが順に咲き、広範囲に色とりどりのお花畑に変わります。

アイゼンは不必要

アイゼンは不必要

旭岳東面の雪渓は8月まで残ります。雪が緩み滑落の危険は無いので、アイゼンは不必要です。

旭岳東面は砂ザレの急斜面

旭岳東面は砂ザレの急斜面

雪渓を登りきると砂ザレの急斜面です。写真で見るより急なので、登るのに一苦労です。ここを降りる場合には、転倒やスリップに十分注意しながら慎重に下りなければならない場所です。

旭岳からカルデラ地形の熊ヶ岳と北鎮岳

旭岳からカルデラ地形の熊ヶ岳と北鎮岳

旭岳山頂近くから振り返る。手前はカルデラ地形の熊ヶ岳。その左手奥に北鎮岳が聳えます。

大雪山の主峰旭岳

大雪山の主峰旭岳

旭岳と熊ヶ岳のコルから標高差200m程の急勾配を登った所が大雪山の主峰・標高2290,9mの旭岳山頂です。多くの登山者はコースタイムの少ない大雪山旭岳ロープウェイを使って登っています。

旭岳の爆裂火口

旭岳の爆裂火口

旭岳の爆裂火口。旭岳山頂付近には、噴火の跡を示す溶岩の層が何層にも見られます。

旭岳から永山岳、比布岳、北鎮岳

旭岳から永山岳、比布岳、北鎮岳

旭岳山頂から北側の永山岳、比布岳、北鎮岳方面を写す。

金庫岩

金庫岩

旭岳山頂から大雪山旭岳ロープウェイに向かって下って行きます。中央に見える四角い岩は「金庫岩」と呼ばれています。その左手の複数ある岩を「ニセ金庫岩」と呼んでいます。

ニセ金庫岩

ニセ金庫岩

ニセ金庫岩で右手方向に180度折れます。

爆裂火口の縁に沿って下る

爆裂火口の縁に沿って下る

爆裂火口の縁に沿って真直ぐに下って行きます。右下の地獄谷からは噴火の轟音がここまで届いてきます。そして、遙か下に旭岳石室が辛うじて確認できます。

地獄谷から噴煙が上がる

地獄谷から噴煙が上がる

爆裂火口下部の地獄谷では現在も複数の場所から噴煙が上がっています。地獄谷にいくつもの噴煙が見られるのは、その地下に余熱を蓄えてかつての火道が埋まっているためです。

姿見ノ池

姿見ノ池

姿見ノ池が目の前に近づいて来ました。その先に大雪山旭岳ロープウェイ山頂駅が見えます。姿見ノ池は、爆裂火口の一部の窪地に水が溜まって出来たものです。

姿見ノ池避難小屋(旭岳石室)

姿見ノ池避難小屋(旭岳石室)

姿見ノ池の湖畔に建つ姿見ノ池避難小屋(旭岳石室)。

姿見ノ池避難小屋の1階内部

姿見ノ池避難小屋の1階内部

姿見ノ池避難小屋の1階内部。非常時以外の宿泊は禁止されています。奥の梯子で2階へ登ります。しかし、2階の上り口が大変危険です。

姿見ノ池避難小屋の2階

姿見ノ池避難小屋の2階

姿見ノ池避難小屋の2階。横になるスペースが確保されています。

姿見ノ池から地獄谷を望む

姿見ノ池から地獄谷を望む

姿見ノ池から地獄谷を望む。噴煙が上がる手前に噴気活動展望台があります。旭岳は、大雪山系で最後に出来た山です。誕生当時は今よりもっと高い位置に山頂がありましたが、500~600年前の激しい爆発により山頂部が、手前側に大崩落し、火口内部が露出した現在の地獄谷の地形が出来ました。

夫婦池(鏡池・摺鉢池)

夫婦池(鏡池・摺鉢池)

二つ合わせて夫婦池と呼んでいます。大きい方の池が鏡池、小さい方が摺鉢池です。旭岳は、3万年から数千年前頃の火山活動で噴火しましたが、同じ時期にこの地に出来た小噴火口が活動を停止して、やがて水を湛えたものです。

鏡池

鏡池

鏡池と地獄谷。

摺鉢池

摺鉢池

摺鉢池と地獄谷。

大雪山旭岳ロープウェイ

大雪山旭岳ロープウェイ

大雪山旭岳ロープウェイの山麓駅。駐車場は一日500円の有料です。

大雪山旭岳ロープウェイ山麓駅下の無料駐車場

大雪山旭岳ロープウェイ山麓駅下の無料駐車場

大雪山旭岳ロープウェイ山麓駅から100m程下った所にある公共の無料駐車場。駐車場脇にトイレが併設され、約50台駐車可能です。

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