光岳とは

光岳(標高2,591m)は静岡県静岡市葵区・榛原郡川根本町と長野県飯田市に跨る日本百名山です。南アルプスの最南端であると同時に、日本アルプスの最南端でもあります。

登山口へのアクセス注意点

矢筈トンネルができた事によりアクセスが容易になりました。中央自動車道飯田ICから登山口の易老渡まで、1時間50分ほどあれば到着します。

国道152号線から林道赤石線・市道南信濃142号線(北又渡から名称が変わる)が易老渡、便ヶ島まで伸びていますが、通行止めになることが多く、信州遠山郷のホームページを確認の上、入山してください。

光岳の地図

光岳の山小屋

南アルプスの山小屋
県営光岳小屋
県営光岳小屋

光岳のアクセス

南アルプス登山口-アクセスと駐車場
易老渡・便ヶ島のアクセスと駐車場
易老渡・便ヶ島のアクセスと駐車場

光岳の登山コース概要

易老渡から易老岳経由ルート

センジガ原から県営光岳小屋
センジガ原から県営光岳小屋

山頂は針葉樹林に覆われ展望がなく、個性に乏しい山といえますが、全体を一つの山と考えれば、センジガ原の亀甲状土が広がる草原、イザルガ岳から聖岳・茶臼岳・上河内岳など南アルプス最南端の3000m級山々の眺望、静高平のダケカンバ帯など様々な表情を持つ山といえるでしょう。

又、ハイマツ帯やライチョウの南限とされること、大井川源流部のリンチョウ沢やダルマ沢は本州唯一の原生自然環境保全地域に指定されていことなどが特徴と言えるでしょう。

易老渡から易老岳間は針葉樹林帯に覆われ、ほとんど展望はありません。標高2,254mの三角点近くの痩せ尾根の岩場のトラバースのみが滑落危険場所ですが、慎重に通過すれば登山初心者でも問題なく通過できます。易老岳から県営光岳小屋間では熊が出没するため、クマよけ鈴の携帯は必須です。

コースタイム

  • 登山:易老渡登山口駐車場→1時間16分-面平→1時間47分-易老岳→1時間45分-県営光岳小屋→15分-光岳  合計:5時間3分 (イザルガ岳往復15分、光石往復15分を含まず)
  • 下山:光岳→15分-県営光岳小屋→1時間37分-易老岳→1時間25分-面平→48分-光岳易老渡登山口駐車場 合計:3時間50分

難易度 2/10

体力  5/10 日帰り

光岳の日帰り登山は出来る?

易老渡登山口から獲得標高は登りが2,300mあるので、一般的な登山者なら日帰りは難しいといえるでしょう。ただし、イザルガ岳往復15分、光石往復15分を含めたコースタイムは約10時間なので健脚者なら日帰り可能です。

県営光岳小屋に一泊するのが理想ですが、小屋の収容能力は定員45人と小さいため、土・日や連休などで天気の良い時は混雑する事を覚悟する必要があります。

光岳の登山口近くの温泉

南アルプス赤石温泉 「白樺荘」

赤石温泉白樺荘

素泊まりプラン¥4110~
 どのお部屋でも一人(中学生以上)¥4110 

食事2食付きプラン¥6990~
 ​宿泊料金一人(中学生以上)朝・夕食付で¥6990

日帰り入浴
4月~11月 午前10:00~午後6:00
12月~3月 午前10:00~午後5:00

中学生以上 510円
小学生   200円 小学生以下無料

光岳の天気の特徴

晴天の赤石岳
晴天の赤石岳

光岳は南アルプス北部に比べてやや晴天率が低い

南アルプスの南部に位置する光岳の山域は、日本海側特有の冬型気候の影響を受けにくいため積雪量は多くありません。

また、南アルプスの中では北部に比べてやや晴天率が低い傾向にあることが特徴に挙げられます。

7月の梅雨明けまでは晴天の確率は低いですが、梅雨開けと共に晴天がしばらく続きます。また、秋も比較的晴天に恵まれます。しかし、10月中旬で初冠雪を見る年もあり、雨天だけではなく、強風などにも天候には十分な注意が必要です。

山の天気予報は難しい
山の天気予報は難しい

お薦めの天気予報

テレビで流れる天気予報やネットで得られる無料の天気予報は、一般的に平地を対象としたものです。 そのため、晴れの天気予報が出ていても、山ではガスってしまうことはよくあることです。 

そこで、おすすめなのがtenki.jpの有料バージョン(+more)です。これは、月間100円と安いですが、高層天気の予報のため精度が高いです。また、山の天気予報(月額300円)を併用すると更に精度が高まります。

光岳の名前の由来

光岳と書いて「てかりだけ」と読める人はあまりいないと思います。光岳山頂から7分ほど進んだ所に石灰岩の岩塊があります。

麓から見ると、その岩峰が白く光って見えるところから「テカリ」石と呼ぶようになり、それが山名の元になっていると言われています。

聖光小屋の営業

便ヶ島の聖光小屋の営業は7月下旬~11月上旬

1週間前の予約が必要

[小屋常設衛星電話] 090-7027-2645
[管理人 携帯電話] 090-9353-0104

1泊2食:10,000円(夕食:17時、朝食: 5時)
素泊まり:7,500円 ・弁当:800円
持ち込みテント1張り:500円

各種情報

光岳登山ツアー

  • 光岳|登山・トレッキングツアー

観光協会

登山届提出

登山地図のスマホアプリ

  • 山と高原地図のスマホアプリ
    昭文社から販売されています。山と高原地図ホーダイ - 登山地図ナビアプリ 定額(500円/月 or 4800円/年)で61エリアの「山と高原地図」が使い放題。山と高原地図[地図単品購入版]地図1エリア 650円。

光岳山頂周辺の気温

最高気温平均気温最低気温
1月-7.2-13.3-18.3
2月-5.7-11.4-17.6
3月-1.0-7.3-13.9
4月5.5-1.3-8.5
5月10.33.9-2.2
6月13.27.63.0
7月16.511.17.5
8月17.911.97.5
9月13.67.93.6
10月7.91.7-3.8
11月2.0-4.6-11.6
12月-3.8-10.0-15.3

光岳へ登るための装備と服装

軽アイゼン12本歯アイゼンピッケルサングラステント
1月×
2月×
3月×
4月×
5月×
6月×
7月××××
8月××××
9月××××
10月××××
11月××
12月
必須:◎ あった方が良い:○ あったら良い:△ 必要ない:× 

服装や装備品のチェックリスト

登山地図必須 光岳へのルートはいくつかの分岐があります。
登山地図を持って行かないのは命取りと言えます。
レインウェア必須 光岳の天候は急変することがあります。天気予報で晴が出ていても
レインウェアは必須です。また、防寒着としても使えます。
セパレートタイプの通気性と防水性を兼ね備えたゴアテックスがベストです。
帽子必須 光岳山頂は樹林帯の中にあります。また、コースを通して森林限界を超えていないので強い太陽光が降り注ぐことはありません。一般的に売られている登山用の帽子で良いと思います。寒さが厳しいときは、耳を覆うニット製、冬山ではフルフェイスタイプをお奨めします。
日焼け止め必須 光岳は標高2,591mで森林限界を超えていませんが、所々で紫外線が強く降り注ぐ箇所があるので必帯です。
飲料水必須 光岳小屋に水場があります。また、ルート上にはそれ以外に水場がないので
天気の良い日は少し多めに持って行きましょう。登山行程に合わせて水の量を調整するとよいでしょう。
ヘッドランプ必須 夜になると電気を落としてしまう山小屋もあります。そんな時トイレに行くのが不自由です。また、暗い内から山頂まで登り、御来光を拝むためにも必要です。
行動食必須 光岳登山ではコースタイムが長いので多めに持っていくと良いでしょう。パン・ナッツ類・野菜ジュース、飲むヨーグルトなど立ち休憩で食べられるものがお薦めです。
パックカバー必須 ザックが濡れないようにするためのザックカバーは雨に日には絶対必要です。ザックカバーも雨衣と同様に防水性が衰えてきます。時折、防水スプレーをするなどのメンテナンスが必要です。
救急薬品必須 切り傷、擦り傷にカットバン、絆創膏を持っていくと良いでしょう。虫刺され薬品も。光岳から茶臼岳、上河内岳、聖岳へと縦走ルートを歩く場合には、行程が長く体力を必要とするところが多いので、トクホンのような筋肉痛に効く貼り薬。
ティッシュペーパー必須 登山中いきなりしたくなってしまった場合など、止血用などの万が一の時のために必帯です。ポケットティッシュを水で濡らし耳栓として使う場合にも有効です。
防寒着必須 薄手のフリース,セーター、軽いダウンジャケット。
光岳山頂では、7~8月でも最低気温が7度近くまで下がることがあります。
軽くて保温性の高いものを選びます。ゴアテックスのレインウェアを
その上に着ると更に保温性が高まります。
手袋あったら良い 革製の手袋がベストですが、軍手でもOKです。
耳栓あったら良い 光岳登山コースは山中の県営光岳小屋で一泊するのが一般的です。山小屋では大部屋が基本です。就寝時に いびきをかく人が必ずいます。耳栓の効果は絶大です。
カメラあったら良い 山旅の思い出にぜひどうぞ。ウエストポーチに収納出来る大きさであることが望ましいです。
ビニール袋あったら良い ごみ入れとして、使用前の下着入れ、使用後の下着入れとして6~8個あると便利です。
保険証(コピー)あったら良い 事故や遭難時に必要です。
サブザックあったら良い 県営光岳小屋にザックを置いて、サブザックで身軽な状態で光岳をピストンすることが出来ます。水、カッパなど必要最低限が入る軽いコンパクトなものを使用すること。
シュラフカバーあったら良い 遭難時や混雑している山小屋(一つの布団に2人)で役に立ちます。毛布2枚を床に敷きゴアテックス製のシュラフカバーに入ります。