石割山とは
石割山は、山梨県南都留郡山中湖村にある標高1,413mの山です。車で国道413号から石割山ハイキングコース入口を入り、数分の所に立つ赤い鳥居前の駐車場が登山口です。山中湖と富士山の眺望が抜群なルートです。
石割山のアクセスポイント
![](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/02/abata3.png)
- 1. 石割山のアクセスポイント
- 2. 石割山のルート地図
- 2.1. コースタイム
- 3. 石割山ルート難易度
- 4. 石割山ルート体力
- 5. 石割山ルート
- 5.1. 赤い鳥居の駐車場
- 5.2. 公衆トイレ
- 5.3. 黄色い橋を渡る
- 5.4. 赤い鳥居
- 5.5. 休憩用ベンチ
- 5.6. 富士見平
- 5.7. 展望が良くなる
- 5.8. 尾根を登る
- 5.9. 桂御神木
- 5.10. 笹の中の急登
- 5.11. 石割神社(大岩の御神体)
- 5.12. 傾斜がきつくなる
- 5.13. 休憩スポット
- 5.14. 笹の中の急登
- 5.15. 石割山
- 5.16. 石割山から平尾山と富士山
- 5.17. 平尾山へ
- 5.18. 富士山や山中湖を見ながら下る
- 5.19. 残雪
- 5.20. 平尾山を目指す
- 5.21. 雪はない
- 5.22. 平野分岐
- 5.23. 平尾山
- 5.24. 平尾山からの富士山
- 5.25. 平尾山から石割山を振り返る
- 5.26. 平野分岐へ戻り下山
- 5.27. 軽アイゼンかストックが必要
- 5.28. 登山口近くの残雪
- 5.29. 小川を超える
- 5.30. 車道を歩く
- 6. 石割山の日帰り登山は出来る?
- 7. 石割山の登山口近くの温泉
- 8. 石割山の天気の特徴
- 9. 各種情報
- 9.1.1. 富士山登山ツアー
- 9.1.2. 観光協会・観光案内所
- 9.1.3. 登山届提出
- 9.1.4. 登山地図のスマホアプリ
- 10. 石割山山頂周辺の気温
- 11. 石割山へ登るための装備と服装
- 12. 服装や装備品のチェックリスト
石割山のルート地図
距離4.0km
登り400m
下り388 m
コースタイム
一周:2時間20分
- 富士山の登山トレッキングツアー
- 富士山の登山地図(昭文社)Amazonで見る
- 富士山の登山地図(昭文社)楽天で見る
石割山ルート難易度
難易度 1/10
ルート | 石割山登山口赤い鳥居(標高1,050m)⇒富士見平⇒石割山(標高1,413m)⇒平尾山(標高1,324m)⇒登山口 |
石割山ルート体力
体力 1/10 日帰り
飲料水必要量 | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:0.62リットル、体重60kgの人:0.81リットル、体重75kgの人:1.00リットル |
消費カロリー | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:1.046Kcal、体重60kgの人:1.360Kcal、体重75kgの人:1.674Kcal |
燃焼脂肪量 | 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果 体重45kgの人:0.149kg、体重60kgの人:0.194g、体重75kgの人:0.239kg |
登山ルート概要
石割山は、山梨県南都留郡山中湖村にある標高1413mの山です。車で国道413号から石割山ハイキングコース入り口を入り、数分の所に立つ赤い鳥居の前の駐車場に車を止め登山開始です。
黄色い橋を渡り、赤い鳥居をくぐると403段の石段が目前にそびえるように伸びています。
石段の途中にある休憩用のベンチで一息つきながら登ると富士見平と呼ばれる休憩用の東屋が建つ平坦地に着きます。
そこから比較的なだらかな尾根を登り桂御神木と呼ばれる大木を過ぎるあたりから笹の中の急登りが始まります。
八合目には石割神社(大岩の御神体)があり休憩スポットになっています。
石割神社(大岩の御神体)を過ぎるとさらに傾斜がきつくなり20分ほどで石割山山頂に飛び出します。
石割山山頂からは南方面の眺望がよく、特に富士五湖の一つである山中湖と富士山の調和は絶妙です。
石割山から平尾山に向け下ります。 平尾山の先にある富士山や山中湖を眺めながらの山行はなかなかのものです。 日の当たらない所では雪が残る稜線に沿って平尾山を目指します。
平野方面の分岐をやり過ごし100mほど進むと平尾山山頂に到着します。 平尾山山頂にはベンチが置かれ絶好の富士山のビューポイントになっています。
平尾山から振り返るとピークに鉄塔が建っている石割山がくっきり見えています。
平野分岐へ戻り下山します。 樹林帯に入り日の当たらない場所には残雪があり、軽アイゼンかストックが欲しい所です。 登山口近くでもまで雪が残っています。 小川を超え車道を数分歩くと赤い鳥居のある駐車場に戻ります。
石割山ルート
赤い鳥居の駐車場
![赤い鳥居の駐車場](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/1-157.jpg)
赤い鳥居のところにある駐車場 約20台駐車可。
公衆トイレ
![公衆トイレ](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/2-143.jpg)
赤い鳥居のところにある公衆トイレ。
黄色い橋を渡る
![黄色い橋を渡る](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/3-147.jpg)
黄色い橋を渡ると赤い鳥居があります。
赤い鳥居
![赤い鳥居を](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/4-143.jpg)
赤い鳥居をくぐって403段の石段を登ります。
休憩用ベンチ
![休憩用のベンチ](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/5-145.jpg)
石段の途中には休憩用のベンチがあります。
富士見平
![富士見平](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/6-138.jpg)
富士見平 休憩用の小屋が建っています。
展望が良くなる
![展望が良くなる](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/7-142.jpg)
次第に展望が効きだしました。
尾根を登る
![尾根を登る](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/8-138.jpg)
尾根を登ります。
桂御神木
![桂御神木](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/9-141.jpg)
桂御神木。
笹の中の急登
![笹の中の急登](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/10-145.jpg)
笹の中の急登りです。
石割神社(大岩の御神体)
![石割神社(大岩の御神体)](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/11-142.jpg)
石割神社(大岩の御神体)。
傾斜がきつくなる
![傾斜がきつくなる](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/12-139.jpg)
石割神社(大岩の御神体)を過ぎるとさらに傾斜がきつくなります。
休憩スポット
![休憩スポット](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/13-146.jpg)
休憩スポットにベンチがあります。
笹の中の急登
![笹の中の急登](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/14-143.jpg)
笹の中の急登りです。
石割山
![石割山](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/15-135.jpg)
石割山山頂。
石割山から平尾山と富士山
![石割山から平尾山と富士山](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/1-158.jpg)
石割山から平尾山を望む。富士山が大変大きく見えています。
平尾山へ
![山中湖と富士山の絶景](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/16-133.jpg)
平尾山に向け下ります。富士五湖の一つである山中湖の先に見える富士山は絶景です。
富士山や山中湖を見ながら下る
![富士山や山中湖を見ながら下る](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/2-144.jpg)
富士山や山中湖を眺めながらの下山です。
残雪
![残雪](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/4-144.jpg)
日の当たらない所には雪が残っています。
平尾山を目指す
![平尾山を目指す](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/5-146.jpg)
稜線に沿って平尾山を目指します。
雪はない
![雪はない](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/6-139.jpg)
日の当たる場所にはほとんど雪がありません。富士山が下山途中でほぼ見えています。
平野分岐
![平野分岐](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/7-143.jpg)
平野方面の分岐をやり過ごし100mほど進むと平尾山山頂に到着します。
平尾山
![平尾山](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/8-139.jpg)
平尾山。
平尾山からの富士山
![平尾山からの富士山](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/9-142.jpg)
平尾山からの富士山の眺めは石割山山頂からと同様に大変良い。
平尾山から石割山を振り返る
![平尾山から石割山を振り返る](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/10-146.jpg)
平尾山から見る石割山。左のピークに鉄塔が建っているのが石割山です。
平野分岐へ戻り下山
![平野分岐へ戻り下山](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/11-143.jpg)
平野分岐へ戻り下山します。
軽アイゼンかストックが必要
![軽アイゼンかストックが必要](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/12-140.jpg)
樹林帯に入ると残雪があり軽アイゼンかストックは欲しい所です。
登山口近くの残雪
![登山口近くの残雪](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/13-147.jpg)
登山口近くでも雪が残っています。
小川を超える
![小川を超える](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/14-144.jpg)
小川を超えます。
車道を歩く
![車道を歩く](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/15-136.jpg)
車道を数分歩くと赤い鳥居のある駐車場です。
石割山の日帰り登山は出来る?
石割山は平尾山周回でコースタイムが2時間20分なので日帰り登山は十分可能です。
石割山の登山口近くの温泉
![日帰り温泉 紅富士の湯](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/P2206751.jpg)
日帰り温泉 紅富士の湯
富士山を見ながらの露天風呂は格別。
利用料
入館料:大人900円 中高生700円 小学生350円 小学生未満無料
営業時間 休館日
定休日:火曜日(祝日・GW・年末年始は営業)
新型コロナにより変動しています。ホームページを確認してください。
![秀峰閣湖月](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/kogetu.jpg)
秀峰閣 湖月
正面に河口湖、その先に富士を望む絶景の温泉です。全ての部屋から河口湖を望み、その先に富士山が聳えます。露天風呂付客室もあります。
会席風に仕上げた料理は、旬の素材を取り入れ、年間8回の料理変更を行っています。
![河口湖温泉旅館うぶや](https://www.japanesealps.net/wp-content/uploads/2023/04/ubuya.jpg)
河口湖温泉旅館うぶや
温泉から、お部屋から、ラウンジから、
館内どこからでも富士山を眺めて過ごせます。
泉質はカルシウム・ナトリウム・塩化物・硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。
石割山の天気の特徴
各種情報
富士山登山ツアー
観光協会・観光案内所
- 山中湖観光協会 電話:0555-62-3100
登山届提出
山梨県 | 山梨県警察 お問い合わせ:山梨県警察本部地域課 住所:〒400-8586 甲府市丸の内1-6-1 電話番号:055(221)0110(代表) 郵送、電子メール、ファックスなので提出可能です。 |
登山地図のスマホアプリ
- 山と高原地図のスマホアプリ
昭文社から販売されています。山と高原地図ホーダイ - 登山地図ナビアプリ 定額(500円/月 or 4800円/年)で61エリアの「山と高原地図」が使い放題。山と高原地図[地図単品購入版]地図1エリア 650円。
石割山山頂周辺の気温
最高気温 | 平均気温 | 最低気温 | |
1月 | 2.3 | -3.6 | -9.2 |
2月 | 3.1 | -2.8 | -8.2 |
3月 | 6.7 | 0.6 | -4.7 |
4月 | 12.9 | 6.3 | 0.3 |
5月 | 16.9 | 10.9 | 5.5 |
6月 | 19.6 | 14.4 | 10.2 |
7月 | 23.5 | 18.3 | 14.5 |
8月 | 24.6 | 19.1 | 15.1 |
9月 | 20.3 | 15.4 | 11.6 |
10月 | 14.8 | 9.4 | 4.9 |
11月 | 10.3 | 4.1 | -1.3 |
12月 | 5.4 | -1.0 | -6.4 |
石割山へ登るための装備と服装
軽アイゼン | 12本歯アイゼン | ピッケル | サングラス | ツェルト | |
1月 | ◎ | × | × | ○ | ○ |
2月 | ◎ | × | × | △ | ○ |
3月 | ○ | × | × | × | △ |
4月 | × | × | × | × | △ |
5月 | × | × | × | × | × |
6月 | × | × | × | × | × |
7月 | × | × | × | △ | × |
8月 | × | × | × | △ | × |
9月 | × | × | × | △ | × |
10月 | × | × | × | × | × |
11月 | × | × | × | × | × |
12月 | △ | × | × | × | △ |
服装や装備品のチェックリスト
登山地図 | 必須 登山地図を忘れると道迷いの原因に!石割山のルートは多くの箇所に分岐があります。 低山と言え、登山地図を持って行かないのは命取りになることも。 |
レインウェア | 必須 山の天候は急変します。天気予報で晴が出ていても レインウェアは必須です。また、防寒着としても使えます。 セパレートタイプの通気性と防水性を兼ね備えたゴアテックスがベストです。 |
帽子 | 必須 主に樹林帯を歩くルートですが、山頂周辺では直射日光が強烈に降り注ぎます。日よけ用のつばが広く軽いものをお奨めします。寒さが厳しいときは、耳を覆うニット製をお奨めします。 |
日焼け止め | 必須 石割山は標高1,413mのため、森林限界の下にあります。紫外線はあまり強くないとはいえ、春や夏には必帯です。 |
飲料水 | 必須 登山ルート上に水場はありません。約1L持っていけば十分です。天気の良い日は少し多めに持って行きましょう。 |
ヘッドランプ | 必須 アクシデントにより暗くなってからの行動を余儀なくされた場合必要です。 |
行動食 | あったら良い コースタイムが短いのでお好みで持っていくと良いでしょう。 |
パックカバー | 必須 ザックが濡れないようにするためのザックカバーは雨に日には絶対必要です。ザックカバーも雨衣と同様に防水性が衰えてきます。時折、防水スプレーをするなどのメンテナンスが必要です。 |
救急薬品 | 必須 切り傷、擦り傷にカットバン、絆創膏を持っていくと良いでしょう。虫刺され薬品も。 |
ティッシュペーパー | 必須 止血用などの万が一の時のために必帯です。 |
防寒着 | 必須 薄手のフリース,セーター、軽いダウンジャケット。 石割山山頂では、7~8月の最低気温が15度くらいです。 季節により軽くて保温性の高いものを選びます。ゴアテックスのレインウェアを その上に着ると更に保温性が高まります。 |
手袋 | あったら良い 革製の手袋がベストですが、軍手でもOKです。 |
耳栓 | 不要 日帰りハイキングです。 |
カメラ | あったら良い 富士山の大パノラマや山旅の思い出にぜひどうぞ。ウエストポーチに収納出来る大きさであることが望ましいです。 |
ビニール袋 | あったら良い ごみ入れとして、使用前の下着入れ、使用後の下着入れとして1~3個あると便利です。 |
保険証(コピー) | あったら良い 事故や遭難時に必要です。 |
サブザック | 不要 日帰りハイキングです。 |
シュラフカバー | 不要 日帰りハイキングです。 |