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高尾山6号路ハイキングコース概要
登山コース案内
6号路は高尾山の南側を西から東に向かって流れる川に沿ってを登るルートで、約3.3kmを1時間30分かけて山頂まで登ります。途中に琵琶滝があるため「びわ滝コース」ととも呼ばれています。
登山道の幅が狭いため混雑する11月には登り専用で下山はできません。
6号路の入り口はケーブルカー清滝駅の脇から始まります。
沢沿いの舗装道路を進んで行くと、右手に七福神、不動明王、十一面観音などの石仏群が並んでいる所に出ます。
さらに進むと、東京高尾病院手前で6号路分があり、ここで舗装道路は終わり登山道となります。
大聖不動明王が祭られた社の先にあるのが水行道場にもなる琵琶滝です。薬王院が3,000円で水行体験を行っており、正月から節分を除く第1土曜日、18日、28日(ご縁日)の各日に実施されています。高尾山はかつて修験道の山として多くの山伏が全国から修行に訪れました。その中の一つ滝行は、冷水に打たれることで心身の汚れを浄化し、無我の心で自分自身を見つめ直すことを目的にしたものです。
琵琶滝でケーブルカー高尾山駅方面へのルートを右手に見送り、モミや杉の生い茂った渓谷沿いの道を登ります。5月から6月には杉の木の高い所に着生するセッコクの白い花が見られます。この花は高尾山を代表するラン科の花で、白から薄いピンク色の花弁が密生して咲きます。
登るにつれ登山道の幅は狭くなり、先行者を追い越すのが困難になります。どこからともなく瑠璃色をしたオオルリや尾が極めて長いサンコウチョウの鳴き声も聞こえてきます。
ベンチが設置された休憩ポイントを過ぎ、ゆっくりと登っていくと休憩ポイントになっている大山橋です。4月から5月にかけ花の中心が黄色く全体として白っぽいアヤメ科のシャガが見られます。8月から10月にかけて落葉低木のタマアジサイの淡い紫色の花を目にすることも出来ます。
大山橋から少し登った所は、常時登山道に水が流れている場所で、
大雨後の増水対策として石がとびとびに配置され「とび石」と呼ばれています。
渓谷沿いに作られたルートから尾根に上がる直前にあるトラバース道を抜け、よく整備さ木道を登ると5号路と交差する直前の休憩ポイントに至ります。
ここからは5号路経由で高尾山頂に至ります。
画像一覧
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高尾山6号路ハイキングルート地図
高尾山6号路ハイキングコース詳細情報
ルート | 清滝駅(標高201m)⇒妙音橋⇒琵琶滝⇒大山橋⇒とび石⇒5号路分岐⇒高尾山山頂(標高599m) |
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コースタイム | 登山:高尾山ケーブルカー清滝駅⇒高尾山 1時間25分 下山:高尾山⇒高尾山ケーブルカー清滝駅 1時間5分 |
飲料水必要量 | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:0.633リットル、体重60kgの人:0.822リットル、体重75kgの人:1.01リットル |
消費カロリー | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:1.176Kcal、体重60kgの人:1.529Kcal、体重75kgの人:1.882Kcal |
燃焼脂肪量 | 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果 体重45kgの人:0.168kg、体重60kgの人:0.218kg、体重75kgの人:0.269kg |
標高差 | 距離 3.1km 最大標高差 388m 平均斜度 全体:12.7% 上り:13.6% 下り:3% 獲得標高 上り:373m 下り:3m |
核心部 | 難しい所はありません。 |
難易度 | [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 1 |
登山口へのアクセス | 高尾山登山口までのアクセスの詳細はこちら |
次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。
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