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男体山・志津乗越登山コース概要
登山コース案内
5月中旬の志津乗越ルートは北面にある為、残雪が多くありましたがアイゼンは不要です。踏み抜きを起こすためスパッツを装着して登山することをお勧めします。
志津乗越へのアプローチでマイカーの場合、2013年5月現在、志津乗越の駐車スペースは、大きな丸太により制限され、2〜3台のみ駐車可能となっています。また、路線バスを使う場合、バス停のある八本松から約2時間の林道歩きが必要です。
八合目を越えると変化に富んで美しい景観が続く良いルートです。
登山口の志津乗越から正面に聳える男体山に向かいます。志津乗越から林道を5分ほど歩くと登山道入り口があります。登山道に入ると直ぐに避難小屋が現れます。避難小屋は解放され、寝具が置かれていました。
避難小屋の先の社を左手に見送り、ゆっくりと高度を上げると一合目です。二合目の先にあるザレ場を過ぎ、再度樹林帯の中を登ると三合目です。四合目辺りまで登ると、次第に残雪が多くなってきました。六合目を過ぎた所でさらに残雪が深くなり、トラバースを余儀なくされる所を通過すると展望が開け、山頂が見えてきました。
七合目を過ぎ、次第に背の高い樹木が少なくなり、雪が消えている所が多くなってくると徐々に展望が開けてきます。急斜面を登り切ると、八合目の標識が立つ展望台のような所に飛び出します。振り返ると日光白根山、女峰山などの雄大な景色が広がります。 八合目からは、遮る物があまりない展望良好な稜線歩きが続きます。次第に傾斜は緩くなり、残雪の稜線を進むと男体山山頂です。
画像一覧
登山口の志津乗越は標高1785mあり、後ろに聳える男体山に向かい僅か701メートルの標高差を2時間30分かけて登ります。 又、この場所は大真名子山・小真名子山を経由して女峰山へ登る登山口でもあります。
登山口から2、3分の所にある志津小屋は二荒山神社の登拝祭用社務所でしたが、現在は登山者に避難小屋として無料開放されています。避難小屋近くに湧き水がありますが、水量が細く濁る事があるので期待しないほうがいいです。
左側の斜面が大きく崩壊している「鼻毛ノ薙の突き上げ」に出ました。ここで展望が開け男体山の山頂部が見えて来ました。初夏になるとこの辺りはイワカガミ、ゴゼンタチバナ、ハクサンシャクナゲが花を咲かせる場所です。
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男体山 志津乗越登山コース地図
男体山 志津乗越コース詳細情報
ルート | 志津乗越(標高1,785m)⇒八合目⇒男体山(標高2,486m) |
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コースタイム | 登山:志津乗越⇒男体山 2時間40分 下山:男体山⇒志津乗越 1時間40分 |
駐車場 | 無料駐車スペース(約30台) 2013年5月現在 2〜3台 |
核心部 | 難しい所はありません。 |
難易度 | [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 1 |
飲料水必要量 | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:1.07リットル、体重60kgの人:1.397リットル、体重75kgの人:1.721リットル |
消費カロリー | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:1.999Kcal、体重60kgの人:2.599Kcal、体重75kgの人:3.199Kcal |
燃焼脂肪量 | 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果 体重45kgの人:0.285kg、体重60kgの人:0.371kg、体重75kgの人:0.457kg |
標高差 | 距離 2.9km 最大標高差 696m 平均斜度 全体:24% 上り:24.6% 下り:0% 獲得標高 上り:688m 下り:0m |
山小屋 | 志津避難小屋 |
アクセス | 志津乗越までは公共交通機関はありません。 最寄バス亭:八本松(志津乗越〜八本松 徒歩約2時間) 東武バス タクシー JR日光駅/東武日光駅 50分 約9,000〜10,000円 サンエイタクシー TEL:0288-54-1130 日光交通 TEL:0288-54-1197 大和交通 TEL:0288-54-1515 中央交通 TEL:0288-54-2138 |
次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。
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