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妙義山 中間道・石門めぐりハイキング

妙義山 中間道・石門めぐりハイキング概要

登山コース案内

中之嶽の中腹を巡る石門めぐりに出発です。妙義山は激しく浸食された角礫岩・凝灰岩・安山岩による山塊で、それらが奇岩・怪岩を作り出した景観は、まさに奇勝と呼ぶにふさわしく、中でも四つの大きなトンネル状の石門はハイライトといえます。

石門めぐりの登山口となる中之嶽神社無料駐車場は、トイレも完備し400台駐車が出来ます。

中之嶽神社無料駐車場から400mほど車道を歩いた所に、石門めぐり登山口があります。 登山口から登ると、いきなりの鎖場が現れますが、軽くウォーミングアップ程度です。大きなアーケードの様な第一石門をくぐり、二石門へと登っていきます。

第二石門を通過するには、「かにのよこばい」と呼ばれる所をトラバースし、トラバース終了地点からカニノテバリの登りです。共にさほど難易度は高く無く、なんとか登山初心者でも通過は可能と思われます。幅の狭い第二石門をくぐり、反対側へと下降して行きます。ここも鎖場になっていて約8mの下降です。

第二石門を通過すると、「片手さがり」と呼ばれる場所が現れます。「片手さがり」には二通りのルートがあり、トラバースしながらの下降と、そのまま直に下降するルートのどちらかを選択します。後者の方がやや難易度が低い様に感じられます。

「片手さがり」を降り切り、第三石門へと向かいます。第三石門は第三石門分岐から20mほど先にあり、さほどの見どころはありません。

第三石門分岐に戻り、第四石門へ向かいます。第四石門の前は、広い広場になっていて休憩する為の東屋が建っています。

第四石門から少し登った所から「天狗のひょうてい」と呼ばれる所へ向かいます。「天狗のひょうてい」の入り口と書かれた指導標に従い進むと、一旦下降し登り返します。登り返す直前のトラバース箇所を通過し、5mほどの鎖場を登ると「天狗のひょうてい」と呼ばれる展望台の様な岩が正面に見えます。ここから「天狗のひょうてい」への登りがやや難易度の高い所です。「天狗のひょうてい」に立つと、そこは絶好の展望台となっていて、大砲岩が真正面に見えます。 また、「天狗のひょうてい」横にある「胎内くぐり」にも挑戦してみてはいかがでしょうか。

「天狗のひょうてい」入り口に戻り、中間道を進みます。大岩壁のえぐられた所を歩き、さらに進んだ所では天上の岩に頭がぶつかりそうなほどです。長い鉄階段を降りる所では、右手側が切れ落ちている為、高度感を感じます。

中間道をさらに進むと、休憩ポイントの東屋、中間道中間地点の「本読みの僧」、第二見晴、大黒の滝などのスポットが次々と現れます。

辻(奥の院下の分岐)への分岐がある第一見晴からは急登りとなり、簡単な鎖場を通過し高度を上げます。過去に滑落事故のあった難所の鎖場は、やや高度感があり難易度が高い所です。ここを通過すれば辻まであと少しです。

石門巡りの概念図はこちら

※辻から妙義神社までは白雲山コースを参照してください。



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中之嶽神社無料駐車場 400台。大砲岩方面の奇岩群を望みます。ここまでバスはなく、JR信越線・松井田駅からタクシーで約25分 、上信電鉄・下仁田駅でタクシーで約25分です。

中之嶽神社無料駐車場の公衆トイレ。参拝者のためのもので、大変綺麗な水洗式トイレです。

中之嶽神社無料駐車場から県道196号線に出て、左手前方に中之嶽神社の赤い鳥居を見送り、約400m車道を歩いた所にある石門めぐり登山口。

登山口から出発。舗装された緩斜面を登って行きます。

最初の鎖場・かにのこてしらべ。 軽くウォーミングアップです。

大きな岩を敷き詰めた道を第一石門に向かいます。

第一第二石門への分岐(「下の分岐」とも呼ばれます。)。ここでは左手方向の第一石門に向かいます。右手方向は大砲岩への近道です。

第一石門。巨石の中にぱっくりと大きな穴を開けています。

第一石門をくぐって撮影。

上部に見える第二石門に向かいます。そそり立った岩に縦に細長く穴が開いています。

第二石門の下にあるトラバース(かにのよこばい)。スタンスは十分にあり、谷側の傾斜も緩く、あまり高度感は感じません。

トラバース終了地点からカニノタテバリの登りです。ちょっとしたスリルを楽しみながら登ります。

第二石門のカニノタテバリ。樋状になった中央に鎖が設置されています。左右の岩に足を架けるところが沢山あるので、登山初心者でもさほど難しさを感じないと思います。

カニのたてばりを登りきり、第二石門をくぐり、反対側への下降します。

第二石門をくぐり、下降の底に降り立ちようとしている山ガール。

第二石門をくぐり、振り返る。小さな穴が縦に割れているのが見えます。

第二石門を通過して、片手さがりを降ります。

片手さがりには二通りのルートがあり、こちらは左手にトラバースしながらの下降します。草付きの斜面であまり高度感はありません。

片手さがりのもう一つのルートはそのまま真直ぐに下って行きます。こちらの方が傾斜はきついですが、それでも難しいところではありません。

片手さがりを降り切り、登り返して第三石門へ向かいます。下の分岐からの道を右手から合わせ、大きな岩がゴロゴロした比較的緩斜面を登ります。

「上の分岐」第三石門への分岐です。左手奥3分ほどのところにあります。

第三石門は左手奥にあります。確認するだけでピストンして、上の分岐まで戻ります。

上の分岐から2、3分のところに第四石門があります。第四石門の中に大砲岩が見えています。休憩舎のある石門広場南端の岩場より見下ろす奇景は「日暮の景」と呼ばれます。

第四石門から天狗のひょうていへ向かいます。

「天狗のひょうてい」への入り口。

「天狗のひょうてい」への入り口。短い痩せ尾根を進みます。

写真の右手側に僅かに映る「天狗のひょうてい」へ向かいます。

一旦下降して鞍部に降り、登り返します。ここも鎖場になっていますが、難易度は高くはありません。

鞍部からの登り返し。急な岩場に付けられた鎖を頼りにトラバース気味に登ります。 トラバース後、テラスになった部分で一休み出来ます。

前の写真の登った所から「天狗ノ評定」を撮影。

「天狗ノ評定」。3メートルほどの垂直の岩壁を登るところがやや難しいです。岩上から眺めは絶景で、大砲岩が目前に見えます。

大砲岩。文字通り大砲の形をしています。大砲岩へ登ることが出来るようですが、今回は登りませんでした。

「天狗のひょうてい」横の胎内くぐり。かなりきわどい所を進まなければなりません。岩の真ん中に穴が開いてくぐる事が出来ますが、びびってしまって胎内くぐりわは体験しませんでした。

「天狗のひょうてい」入り口に戻り、中間道を進みます。今回は、第1見晴から奥の院下の辻まで行き妙義神社へ下るルートを辿ります。

金洞山の鷹戻し直下の大岩壁の基部で、頭上を岩のひさしが覆う様にオーバーハングした所を歩きます。

更に進んだ所。谷側は鋭く切れ落ちていますが、手摺りが付いているので安心して通過出来ます。

さらに進むと、岩をえぐった様に付けられた登山道となり、頭がぶつかりそうです。

切り立った岩壁の基部の通過が終わると、数十メートルと続く両側に手摺の付いた階段を降ります。痩せた岩稜の右手側は切れ落ちていて高度感があります。

ホッキリ入り口(黒滝)を過ぎ、九十九折の道を進みます。県道196号線の金鶏橋へ至るルートを右に分ける所に建つ東屋。ここでしばしの休憩を取ります。

林間のトレイルを進むと中間道中間地点にある「本読みの僧」。自然石の石仏です。

第二見晴分岐。ワタルキ沢出合を左手に見送り、沢を巻き込む所では鉄パイプに手摺が設置された所があります。第二見晴分岐から1分ほどのところに第二見晴があり、金鶏山や中之岳の眺望があります。

第二見晴分岐から小さな沢を鉄橋で渡り、岩壁の基部をトラバースしながら進むと、左手に落差5メートルほどの「大黒の滝」に着きます。

第一見晴 辻(奥の院)への分岐。このまま難易度の低いルートを進み、妙義神社まで行くことも可能ですが、今回は難易度の高い奥の院方面へ向かいます。

奥の院への登り。岩の露出した痩せ尾根を登ります。1箇所右手側に「大の字」が見えるところがあります。

簡単な鎖場を通過します。この岩場を超えると、難所の鎖場に到着です。

過去に何度か滑落事故のあった難所の鎖場です。中間道の中では最も難易度が高いと思われます。(大砲岩分岐から先の部分は除く)

切りたった岩壁をトラバース気味に鎖に掴まり降ります。やや高度感があります。

鎖場を下り切って振り返って撮影。スタンスが浅く、鎖がなければとても降りられません。ここから奥の院下の辻まで難所はなく、10分ほどで到着します。妙義神社から辻までの間は白雲山ルートをご覧ください。

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妙義山 中間道・石門めぐりハイキング地図

妙義山 中間道・石門めぐりハイキング詳細情報

ルート 中之嶽神社駐車場(標高706m)⇒石門入口⇒第一石門⇒第二石門⇒第三石門⇒第四石門⇒大砲岩分岐⇒天狗の評定⇒大砲岩分岐⇒金鶏橋分岐⇒本読みの僧⇒第二見晴⇒第一見晴⇒辻⇒妙義神社鳥居
コースタイム 一周: 5時間20分
駐車場 中之嶽神社駐車場無料駐車場 (約全400台)
核心部 天狗の評定、 第一見晴⇒辻間の鎖場
難易度 [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 石門めぐり5.5 、ただし天狗の評定へ行かない場合は4.5 、 第一見晴⇒辻間の鎖場6
飲料水必要量 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:1.33リットル、体重60kgの人:1.73リットル、体重75kgの人:2.13リットル
消費カロリー 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:2.478Kcal、体重60kgの人:3.222Kcal、体重75kgの人:3.968Kcal
燃焼脂肪量 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.353kg、体重60kgの人:0.461kg、体重75kgの人:0.569kg
標高差 距離 5.4km 最大標高差 413m 平均斜度 全体:-3.9% 上り:17.6% 下り:22.7% 獲得標高 上り:395m 下り:602m
山小屋 無し
登山口へのアクセス 中之嶽神社へのアクセスの詳細はこちら


次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。

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