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会津駒ケ岳 尾瀬御池登山口ルート概要
登山コース案内
尾瀬御池登山口は、尾瀬へのアクセスの拠点となっている尾瀬御池ロッジから5分ほど車道を歩いた所にあります。
ブナ林の巨木が生い茂る中を登り、針葉樹林帯へと樹相が変わって来ると間もなく標高1,922mの大杉岳です。しかし、山頂からの展望はまったくありません。
大杉岳から針葉樹林帯の中をゆっくりと下り、登り返します。7月上旬に於いて、この辺りからまだ多くの残雪はありますが、2週間前に赤テープが新たに付けられ、ルートを見失う心配はありません。振り返れば、燧ケ岳がすぐそこに聳えているのが見えています。
小ピークを越えた所に発電避難小屋が建っています。発電避難小屋は一般の登山者には解放されていません。
発電避難小屋から木道を進み、残雪を横切り、樹林帯へと入ります。小ピークを二つ越え、登り返すと展望が開け、大津岐山の南側を通過します。この先にキリンテに下る大津岐峠がありますが、残雪期には指導標が雪に埋もれている為、分岐点の確認には十分な注意が必要な所です。
大津岐山で、大杉林道から富士見林道と名前が変わります。富士見林道に入ると展望が効く快適な稜線歩きが続き、会津駒ケ岳が稜線の先にはっきり確認できるようになります。富士見林道には7月上旬時点で、高山植物のハクサンコザクラやシラネアオイが多く咲いていました。
小さな小ピークを三つ越えて進むと、会津駒の小屋に到着します。
会津駒の小屋周辺から上部はまだ残雪が多く、駒の大池はまだ雪の下です。会津駒の小屋から残雪の中を進み、木道を登ると会津駒ケ岳山頂です。
画像一覧
7月上旬で残雪はありますが、2週間前に赤テープが新たに付けられ、ルート確認の問題ありません。年によっては6月中旬までルートファインディングに手こずる可能性があります。行く手に会津駒ケ岳が見えます。この先で再び樹林帯へと入ります。
稜線から後方を望むと尾瀬のシンボルともいえる燧ケ岳が見えています。
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会津駒ケ岳 尾瀬御池登山口ルート地図
会津駒ケ岳 尾瀬御池登山口ルート詳細情報
ルート | 7月3日 尾瀬御池登山口(標高1,500m)⇒大杉岳(標高1,922m)⇒発電避難小屋⇒大津岐山(標高1,945m)⇒会津駒の小屋(標高2,000m)⇒会津駒ケ岳(標高2,133m) |
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コースタイム | 登山:5時間20分 下山:4時間30分 |
駐車場 | 尾瀬尾瀬御池駐車場 420台 |
核心部 | 難しい所はありません |
難易度 | [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 1 |
飲料水必要量 | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:2.45リットル、体重60kgの人:3.19リットル、体重75kgの人:3.92リットル |
消費カロリー | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:4.570Kcal、体重60kgの人:5.941Kcal、体重75kgの人:7.312Kcal |
燃焼脂肪量 | 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果 体重45kgの人:0.652kg、体重60kgの人:0.847kg、体重75kgの人:1.044kg |
標高差 | 距離 10.8km 最大標高差 629m 平均斜度 全体:5.8% 上り:13.6% 下り:8.4% 獲得標高 上り:900m 下り:295m |
山小屋 | 会津駒の小屋(食事提供無し) |
アクセス | 尾瀬御池へのアクセスの詳細はこちら |
会津駒ケ岳の「高山植物」
![]() ハクサンチドリ |
![]() イワハゼ/アカモノ |
![]() ミツバオウレン |
![]() ショウジョウバカマ |
![]() ゴゼンタチバナ |
![]() シラネアオイ |
![]() ワタスゲ |
![]() ハクサンコザクラ |
![]() ツマトリソウ |
![]() サンカヨウ |
![]() ミヤマキスミレ |
![]() ギンリョウソウ |
次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。
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