番所大滝（ばんどころおおたき）入口。長野県松本市安曇野乗鞍高原バス停大滝前の有料駐車場約30台。駐車料金は200円、料金を徴収する管理人はいないので、自主的にポストにお金を入れます。

駐車場から番所大滝の展望台へ約150段の階段を下ります。手摺が付いているので観光客スタイルでも問題無く歩けます。普通に歩けば約5分です。

小大野川に流れ落ちる番所大滝と展望台。滝の落差は約40メートル、幅約15mと乗鞍三滝の中で最も水量が豊富で、飛び散る水しぶきは大迫力です。火成岩を主体とした地質で「板状節理」が特徴です。滝の見学は自由で料金はかかりません。

番所大滝を上から見るもう一つの展望台。駐車場から1分ほどの所にあります。ここから小大野川に沿って千間淵遊歩道があり、上流へ夢見橋を渡り落差8mの小滝を見て、ドーム状の空間が作り出された千間淵を散策をしてみてはいかがでしょうか。駐車場まで一周約40分の行程です。

すずらん橋から遊歩道を辿って約10分ほど歩いた所に善五郎の滝があります。小大野川に沿って立派な遊歩道が作られています。正面の橋から滝を望むことが出来ます。

善五郎の滝近くの橋の上に立って下流を写す。河原に降りて水遊びを楽しむことが出来ます。

落差30m、幅10mの善五郎の滝。乗鞍岳の火山によって出来たと言わています。滝壺まで歩いて行けます。午前中は日が差し込みますが、午後になると日陰になり、撮影には不向きです。

滝見台から見る善五郎の滝。今日はガスがかかって見えませんが、天気が良ければ善五郎の滝の上部に乗鞍岳とセットで望め、撮影の絶好ポイントです。

三本滝へ向かいます。　駐車場横に公衆トイレも併設された三本滝レストハウス横から出発します。「カモシカの小径」の遊歩道を辿り約15分の道のりです。

鈴蘭方面に続く分岐を右に見送り、虹のつり橋を渡れば5分ほどで三本滝へ到着します。

右手側の木々の間から日本の滝百選にも選ばれた三本滝が見えてきました。

虹のつり橋から下流を撮影。コバルトブルーに透き通った清流です。

一番右にある「黒い沢の滝」を斜め方向から撮影。マイナスイオンをもろに浴びる場所に入ってきた感覚を覚えます。

三本滝の一番右にある「黒い沢の滝」を下から撮影。黒い岩盤に裾広がりで、白い糸を幾筋も引いた様な繊細で美しい滝です。

中央の「本沢の滝」。水量が最も多く、轟々とすごい音を立てて一直線に流れ落ちる直瀑型の滝です。右手前は「滝が黒い沢の滝」です。

左手の「無名沢の滝」。水量が最も少なく、あまり目立たないひっそりと落ちる滝です。三つの滝を見たら往路を戻ります。

乗トレッキングの休憩場所として使われる乗鞍高原のネイチャープラザ一の瀬。レストランや売店、公衆トイレがあります。

ネイチャープラザ一の瀬から少し進むとイベント広場があります。芝生の草原が続き、牧歌的な雰囲気が大変気持ち良いところです。

ネイチャープラザ一の瀬のイベント広場では水遊び、バーベキューが楽しめます。また、乗馬も出来るのでアウトドアレジャーを満喫出来ます。

一の瀬園地内にある食堂（座望庵）。メニューは手打ちそば、牛丼、カレー、ソフトクリームなのどです。近くにの駐車場があり、まいめの池・偲ぶ池・どじょう池などへのアクセスで最も近い150台の大駐車場が隣接しています。

座望庵近くの駐車場に掲載された看板。一の瀬園地の散策路を紹介しています。どじょう池周辺のミズバショウ、レンゲツツジの群落。女小屋の森のミズバショウの群落などを巡る周回コースがお薦めです。

まいめいの池。特に紅葉のシーズンが美しく、赤く彩られた葉と白樺の幹が湖面に映る姿はカメラマンの間でも人気です。

どじょう池。湿地帯と言った方が良い場所です。周辺では、6月上旬から咲き誇るレンゲツツジの群落が見事です。

白樺などの木々が水面にくっきりと映り込んだ「あざみ池」。夏から初冬にかけてマガモやカルガモなどが見られます。

一の瀬キャンプ場に向け木道を進みます。

一の瀬キャンプ場。開設期間は7月上旬から8月下旬で、お菓子類、カップラーメン、薪、炭などが売店で販売されています。ここから女小屋の森方面へ進みます。女小屋の坂径分岐で夜泣峠方面へ行く登山道を右に見送り、ミズバショウの群落地へ向かいます。

一の瀬キャンプ場からさらに奥に進むとオソメジッケと呼ばれるミズバショウ（花期 5〜７月）の大群生地があります。この辺りは「女小屋の森」と呼ばれ、一周約10分の木道の探散路が出来ています。初夏にはニリンソウなどが咲きます。

女小屋の森から一の瀬牧場内を通り、「どじょ池」、「まいめの池」を経由してネイチャープラザ一の瀬に戻ります。牧場内はハイキングルートがありますがやや不明瞭です。

一の瀬牧場内の景色はすばらしい。少し進んだ先にある「どじょ池」、「まいめの池」などは、ミズバショウが咲く時期に行くと残雪で雪形を作った乗鞍岳を背景に、人気の撮影スポットになっています。また、ズミの白い花を手前に入れて乗鞍岳を撮影しても面白いと思います。

休暇村乗鞍高原。地下1300メートルから湧き出す安曇乗鞍温泉・天峰の湯は、鉄分、ナトリュウム、カルシウムなどを多く含んだ無色透明の温泉です。日帰り入浴は11：00〜17：00まで大人600円です。

牛留池。一周500メートルの散策路が整備されています。今日は乗鞍岳がガスって見えませんが、快晴ならば「逆さ乗鞍」を映すコース屈指の撮影スポットです。池の東側にある東屋からが好ロケーションです。6月には池の周辺に氷河の生き残りといわれるミツガシワが白い花を咲かせます。

ねじねじの木。牛留池近くにある松の木です。360度回転して天に向かって伸びています。どうしたらこんなことになるのか不思議です。