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遠見尾根から五竜岳

遠見尾根から五竜岳登山ルート概要

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登山コース案内

白馬五竜スキー場エスカルプラザ前の無料駐車場に車を停め出発です。 公共交通機関を使う場合には、JR神城駅から徒歩15分です。 また、各主要都市から高速バスが運行されています。詳しくは白馬五竜をご覧ください。

八方尾根から唐松岳と五竜岳を周回するコースを設定するのが面白いと思います。両登山口のスキー場前にはタクシー乗り場があるので便利です。遠見尾根を下山に使う場合にはテレキャビンの最終時刻は事前に確認しておく必要があります。

白馬五竜テレキャビンの終点駅であるアルプス平で降り、アルプス展望リフトに乗り継げば、地蔵ケルンの立つ地蔵ノ頭はすぐそこです。時間的な余裕がある場合には、テレキャビンのアルプス平駅で降りたら白馬五竜高山植物園を巡るのも楽しいと思います。6月から10月にかけて白馬連山で咲く300種類以上の高山植物を、生育地に近い環境で見られるのが特徴です。

地蔵ケルンの内部はくり抜かれ、二段になった上部に鐘が釣り下げられています。又、下部には風切地蔵が祀られています。

アルプス平駅周辺は、高山植物園として遊歩道が整備されているので、登山者に限らず、観光客でも散策が楽しめます。

地蔵ノ頭から遊歩道を少し歩くと「見返り坂」と標識にある場所に着きます。そこで振り返ると八方尾根の先に白馬三山が姿を現しています。
見返り坂から展望の効く稜線上の遊歩道を1時間ほど歩くと小遠見山です。山頂からは、五竜岳から南側に続く稜線の先に鋭く尖った鹿島槍ヶ岳が望めます。
しかし、この山頂からは鹿島槍ヶ岳が双耳峰であることは確認できません。 ここまではトレッキングエリアで、この先へ登る場合は、登山エリアとなり十分な装備が必要です。

小遠見山からは展望の効く稜線を小さなアップダウンを繰り返し、中遠見山、大遠見山へと進みます。大遠見山からは鹿島槍ヶ岳の山腹に残るカクネ里雪渓の眺めが美しい。山岳写真家の間では、北アルプスの代表的な撮影ポイントとして知られています。

大遠見山から下りた所が小さな池のある「大遠見」と呼ばれる場所で、休憩の最適地となっていてザック下ろして休憩する登山者の笑い声が響きます。又、この場所からは鹿島槍ヶ岳の山頂が双耳峰となっているのが確認できます。

大遠見から少しづつ高度を上げて行き、池のある「西遠見」と呼ばれる場所を通過し、少し登った所が西遠見山です。
山頂には「ここから細尾根 荒れ道、ザレ場・鎖場、よそ見・踏み外し、足元注意」と書かれた注意を促す看板があります。
西遠見山からは白岳(しらたけ)と五竜岳との鞍部に建つ五竜山荘がはっきり見て取れます。 ここから白岳まで四ヶ所の鎖場がありますが、すべて難易度は低く、登山初心者でも無難に登れる程度です。

白岳の遠見尾根分岐まで来ると、すぐ下に赤い屋根の五竜山荘が見え、その先にはが五竜岳が雄大に聳えています。

※風切地蔵
「風除け地蔵」とも呼ばれ、白馬連山から吹く季節風「岳おろし」から農作物を守る為に、慶応三年 (1867年)長谷寺の住職と麓の人々によって地蔵ノ頭に祀られました。風邪などの病気に罹らないように祈願する事もあったといます。





画像一覧

登山口の白馬五竜スキー場駐車場 無料。お得な白馬五竜テレキャビン往復トレッキングチケット付き宿泊プランも利用可能です。

白馬五竜スキー場エスカルプラザ内を通ってテレキャビン乗り場へ行きます。

五竜テレキャビン乗り場。標高1,500mの白馬五竜アルプス平まで所要時間8分で一気に登ってしまいます。 営業期間6月中旬〜11月3日(祝) 営業時間 8:15〜16:00  下り最終16:30 【往復】大人1,800円 小人900円

地蔵ノ頭のケルン。アルプス平駅で五竜テレキャビンを降り、アルプス展望リフトに乗れば地蔵ノ頭は目の前です。ここからの展望も良好です。

地蔵ノ頭から少し登った所に立つ「見返り坂」の道標。ここから振り返ると白馬三山綺麗に見えるところからこの名が付けられたのでしょうか。

「見返り坂」の道標の前で振り返ると八方尾根の先に白馬三山が綺麗に見えています。

五竜遠見遊歩道を登ると「一ノ背 髪」と名付けられたポイント。正面は五竜岳。アルプス平と小遠見山間の中間点です。それぞれ35分です。

小遠見山(左奥)まで展望の効く稜線を歩きます。次第に紅葉が美しくなってきました。

左上が小遠見山。ダケカンバの先に鹿島槍ヶ岳が見えてきました。

稜線から荒々しい姿を見せる五竜岳。遠見尾根が五竜岳方面に向かって伸びているのが分ります。

稜線を振り返る。左手は八方尾根の稜線で、白馬村が見えています。

標高 2,007mの小遠見山。 アルプス平駅→(20分)→地蔵の頭 →(1時間20分)→小遠見山。ここまでがトレッキングコースです。ここからは鹿島槍ヶ岳、五竜岳など北アルプス北部の山々を広く見渡せます。

小遠見山から緩い傾斜の登山道を下り、広い稜線を進みます。真正面に五竜岳の山頂が見えています。

小遠見山を振り返る。小遠見山山頂は木々に覆われ、なだらかな曲線を描いています。

展望が開けた路線を進むと、間もなく中遠見山です。遠見尾根は、後立山連峰の眺望が大変美しい稜線です。

中遠見山。正面は五竜岳。遠見尾根から望む五竜岳が最も綺麗に見えるかもしれません。

中遠見山から少し下ります。低木帯の稜線を小さなアップダウンを繰り返し進みます。正面小ピークが大遠見山。

もう少し下りは続きます。低木の間から時折展望が開ける場所があります。

下り切るとしばらく平坦稜線を進みます。木々の高さも低くなり、展望は全開となってきます。この先で大遠見山へ向けなだらかな登りとなります。

中遠見山を振り返る。

この辺りでハイマツ帯が現れました。正面の小さなピークが大遠見山。

大遠見山へのなだらかな登り。

大遠見山はこの先です。

背の低い樹林帯を抜けます。

樹林帯を抜け、大遠見山直下の木製階段を登って行きます。

大遠見山への登り。ピークを示す道標などは見当たりませんでした。

この辺りが大遠見山と思われる。右手は唐松岳(ピークは見えていません)。

大遠見山から下ると平坦地となり、小さな池塘があります。この辺りを大遠見と呼びます。正面は岩峰を連ねた五竜岳で、左に稜線をたどると、鹿島槍ヶ岳が見えてきます。

大遠見を示す道標。この辺りは平坦地になっていて、休憩の最適地です。

大遠見から池塘の向こうに鹿島槍ヶ岳を写す(左側の尖った双耳峰)。八峰キレットのある稜線が見えています。

西遠見山に向けゆっくりと高度を上げます。右手前方にある小ピークが白岳で、その左手の稜線鞍部に五竜山荘が建っています。

紅葉に染まるなだらかな登山道が続きます。

平坦な稜線を進んでいきます。長野県側から見る五竜岳は一際険しく尖った山容を見せています。ここからしばらく紅葉をお楽しみください。

紅葉の登山道をゆっくりと進んます。

紅葉の登山道を進みます。右上方の鞍部に五竜山荘が辛うじて確認出来ます。

雨水で流された様な柔らかい砂の道を進みます。

紅葉の登山道。。

紅葉の登山道。後ろは五竜岳。

西遠見と呼ばれる場所。小さな池塘があります。

西遠見山への登り。狭い稜線を登って行きます。

シラタケ沢の紅葉を写す。

紅葉を写す。奥は五竜岳。

大遠見山方面の稜線を振り返る。

西遠見山山頂。ザレ場・鎖場 よそ見 踏み外し 足元注意の看板。中央奥の丸いピークがが白岳。

西遠見山から下ります。痩せ尾根ですが、特に難所ではありません。

下った所から撮影。正面ピークからさらに下ります。

前の写真のピークから撮影。中央ピークの白岳へ向け登山道か見えます。その左の鞍部に五竜山荘が建っています。

下り切った所から撮影。しばらくは緩斜面を登りますが、途中から簡単な岩場になり、鎖が掛けられています。

正面鞍部に五竜山荘が見えています。五竜岳は左方向です。

傾斜の緩い登りです。

五竜岳を写す。

登山道は良く整備されています。

簡単な岩場を登ります。

正面が鎖場。高度感は無く、簡単です。

鎖場を近くから撮影。

鎖場を上から撮影。シラタケ沢が見えています。

白岳に登ります。この先に三箇所の鎖場があります。白岳の左の鞍部に五竜山荘がはっきり見えています。

遠見尾根を振り返る。

二回目の鎖場。傾斜は20度ほどで簡単です。

三回目の鎖場。スリップしやすい一枚岩ですが斜度は緩いので問題ありません。

三回目の鎖場を登った所から撮影。難しくありません。

五竜岳を写す。

四回目の鎖場。ここを登ると白岳山頂近くの遠見尾根分岐に出ます。

遠見尾根分岐から五竜山荘と五竜岳を撮影。ここから五竜岳までは唐松岳から五竜岳をご覧ください。

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遠見尾根ルート地図

遠見尾根ルート詳細情報

ルート 10月4日
アルプス展望リフト終点(標高1,673m)⇒小遠見山(標高2,007m)⇒中遠見山(標高2,037m)⇒大遠見山(標高2,106m)⇒西遠見山(標高2,268m)⇒白岳/遠見尾根分岐(標高2,451m)
コースタイム 登山:アルプス展望リフト終点⇒遠見尾根分岐(白岳)5時間10分⇒五竜岳1時間
合計6時間10分
下山:五竜岳⇒遠見尾根分岐(白岳)40分⇒アルプス展望リフト終点 3時間30分
合計4時間10分
核心部 難しい所はありません
難易度 [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 2
飲料水必要量 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:2.58リットル、体重60kgの人:3.35リットル、体重75kgの人:4.13リットル
消費カロリー 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:4.803Kcal、体重60kgの人:6.244Kcal、体重75kgの人:7.685Kcal
燃焼脂肪量 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.686kg、体重60kgの人:0.892kg、体重75kgの人:1.097kg
標高差 距離 5.7km 最大標高差 866m 平均斜度 全体:15.2% 上り:18.5% 下り:9.9% 獲得標高 上り:924m 下り:69m
山小屋 五竜山荘 
登山口へのアクセス 白馬五竜までのアクセスの詳細はこちら


遠見尾根ルートの「高山植物」

タカネニガナ
タカネニガナ
アカバナシモツケソウ
アカバナシモツケソウ
クルマユリ
クルマユリ
ハクサンフウロ
ハクサンフウロ
ミヤマアズマギク
ミヤマアズマギク
タテヤマウツボグサ
タテヤマウツボグサ
オヤマリンドウ
オヤマリンドウ

次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。

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「37.鹿島槍・五竜岳 北アルプス」に収録されています。
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