日本アルプス登山ルートガイド > きのこ > チチタケ(ベニタケ科)
特徴 | 図鑑では「広葉樹林に発生」とありますが八ヶ岳にはあまり広葉樹林がなく、おもに針葉樹林(ツガ、モミなど)に発生しているのを見かけます。カラマツには発生しません。 |
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鑑定ポイント | 1.傘の径は5〜12cmではじめ平らで次第に中央がくぼみ最後はじょうご状となる。 2.傘の色は橙赤色や渋褐色でややビロード状。 3.傷つくと白い乳液を多量に分泌する。 4.ひだは白色のち淡黄色で密。しばしば褐色のしみができる。 5.カラマツチチタケとよく似る。鑑別はカラマツチチタケの乳液をなめてみると極めて苦いのですぐ判別できる。 |
食用 | うま味は出るがぱさぱさした食感です。このぱさぱさ感をうまく料理するのがコツでしょう。 |
採取場所 | 八ヶ岳 |
鑑別を要する毒キノコ
似ている食用キノコ