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ルート
仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ)
仙丈ヶ岳
馬の背ヒュッテから10分ほど歩き、稜線に上がった所から山頂を撮影。
藪沢カールの底に建つ仙丈小屋までは背の低いハイマツに覆われています。仙丈小屋からは緩い岩場で、仙丈ヶ岳を一周出来ます。
仙丈ケ岳はすべてのルートに於いて鎖場や滑落の危険の無い登山初心者向けルートです。

藪沢小屋ルート

樹林帯が丹渓新道分岐まで続く、高山植物豊富
薮沢ルート

小仙丈尾根

数か所に簡単な岩場あり、稜線歩きで眺望良好
小仙丈尾根

藪沢重幸新道

沢沿いを進み変化に富んでコースタイムは最短
藪沢重幸新道コース

丹渓新道

独標から展望が開け、広い稜線の馬の背を進む
丹渓新道コース

登山ツアー

仙丈ケ岳登山ツアー

仙丈ヶ岳登山ルート概要

日本百名山に選ばれている仙丈ヶ岳は、全体としてなだらかで、鎖場などの危険個所が無い為、登山初心者向きのコースと言えます。

南アルプスのほぼ最北に位置し、山梨県と長野県の国境に位置しています。東京から中央線に乗り、松本に向かって車窓から南アルプスを眺めても仙丈ケ岳の姿を目にすることはできません。
標高3,032mの高さを誇るものの、山頂部は甲斐駒ケ岳や早川尾根に隠されてしまう為です。山梨県側の平地からはその姿を仰ぎ見ることが出来ませんが、釜無川を挟んで反対側に位置する八ヶ岳の中腹に位置する観音平に上がるとその優美な姿を見る事が出来ます。
一方、平地の長野県伊那市高遠から望むと、鋸岳を従えた甲斐駒ケ岳の右手にどっしりとした姿をとらえることが出来ます。

小仙丈カール、藪沢カール、大仙丈カールと三つのカール(圏谷)を擁した山容は、北岳や甲斐駒ケ岳とは対照的に穏やかでゆったりとしたたたずまいは、まさに女性的というのがぴったりです。そして、藪沢カールは、立山の山崎カール、穂高岳の涸沢カールとともに、日本三大カールに数えられています。

仙丈ヶ岳には急な岩場を通過するような箇所は無く、森林限界を超えた登山道沿いには高山植物が非常に豊富なことから「南アルプスの女王」と称され、南アルプス夏山入門コースとして人気を集めています。

登山コース案内

国立公園第1種特別地域に指定されている北沢峠を登山口として五合目の明るく開けた平坦地の「大滝の頭」で薮沢小屋、馬ノ背ヒュッテを経由する藪沢小屋ルートと小仙丈尾根 ルートに分岐します。
登山ルートはそれぞれ沢筋と尾根筋にあるため全く異なった山行を楽しむことが出来ます。 どちらのルートにも鎖場や高度感のある難所は無く、登山初心者向きといえます。 登山と下山をそれぞれのルートを使うと両方の素晴らしさを体感できます。

山小屋は藪沢小屋ルートに3つあり、最も標高の低い所にある藪沢小屋は無人小屋で宿泊のみのためガラガラの日がほとんどです。
馬ノ背ヒュッテと仙丈小屋では食事提供などの通常サービスが提供されているためシーズン中は満室になることもよくあります。

仙丈ヶ岳へは北沢峠から十分日帰りが可能です。 ただし帰りの仙流荘行きのバスの時間に制約がありますので、早朝立つことが必要です。北沢峠を出発点として馬の背ヒュッテから仙丈ケ岳、小仙丈ケ岳と周回コースを取ると約7時間30分のコースタイムです。

大平山荘登山口とする藪沢重幸新道は沢沿いを遡上するため、雪渓が消える7月中旬から登山可能になります。同様に小仙丈ケ岳ルートの途中にある5合目大滝の頭と馬の背ヒュッテ間は、残雪のトラバースとなるため、7月中旬まで通行禁止になっています。5合目大滝の頭に登山道状況は掲示されるはずです。又、馬の背ヒュッテは両登山道の開通を待ってオープンされますから、残雪の状況次第ですが、7月上旬から7月中旬が目安です。

仙流荘から北沢峠へ至る途中の南アルプス林道沿いに丹渓新道登山口があります。あまり登山者が入っていませんが、丹渓新道のルート上には多くの赤札があり、道迷いの心配は全くありません。標高2639メートル地点の独標から大きく展望が開け、素晴らしい馬の背の尾根歩きが楽しめます。

馬の背周辺は鹿の食害によって多くの高山植物が被害に遭っています。そのため、環境省は南アルプス国立公園・南アルプス生態系維持回復事業として植生保護柵を設置して、ニホンジカによって貴重な高山植物が食べられてしまうのを防ぐ取り組みを行っています。

仙丈ヶ岳山頂から塩見岳へは長大な仙塩尾根が伸びており、途中の宿泊地の熊の平小屋までの歩行時間は約9時間と長い為、健脚者のみが許されたコースといえます。

仙丈ヶ岳へは南アルプス林道バスが入る北沢峠が拠点となり、北沢峠周辺の山小屋に泊まり甲斐駒ケ岳とともに登山計画を立てるとよいでしょう。
また、時間が許すのであれば早川尾根から鳳凰三山方面に足を延ばしても面白いと思います。

北沢峠と広河原間に南アルプス林道バスが走っています。広河原から日帰りは難しいですが、日本第2の高峰北岳へも極めてアクセスの良い立地です。

登山届の提出
山梨県側は山梨県警察
長野県は長野県県庁のホームページ。共に電子申請やFAXに対応。


山名の由来

伊那地方では江戸時代に山岳修験の霊場として栄えた甲斐駒ヶ岳の前衛峰として「前岳」と呼ばれていました。一方、甲斐地方では「千丈ヶ岳」との記載が「甲斐国志」に見られます。両地域で仙丈ケ岳の名前が定着するのは明治の終わり頃です。

「丈」は山頂部にあるカールの広さの千畳敷に由来するとも、仙丈ヶ岳の標高は約千丈となるからとの諸説があります。
参考:名山の民俗史

北沢峠でテント泊

仙丈ケ岳にはテントサイトがありません。以前は仙丈小屋周辺にテント場がありましたが、現在は全面禁止になっています。そこで登山口となる北沢峠の南アルプス市長衛小屋(旧北沢駒仙小屋)の前にあるテント場を使う事になります。

仙丈ヶ岳山頂周辺の気温

山頂気温
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
最高気温(℃)
-9.4
-7.9
-3.6
3.1
7.81
10.8
14.0
15.5
11.2
5.4
-0.1
-6.4
平均気温(℃)
-15.1
-14.0
-10.2
-4.0
1.8
5.2
8.7
9.4
5.5
-0.9
-7.3
-12.4
最低気温(℃)
-20.8
-20.1
-16.3
-10.9
-4.5
0.5
4.5
5.0
1.0
-6.3
-12.5
-17.1

仙丈ヶ岳へ登るための装備と服装

季節により変動する登山用具/装備品
用具・装備
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
ツェルト
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×
ストック
スパッツ
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×
手袋
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サングラス
軽アイゼン
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×
×
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×
12本歯アイゼン
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×
ピッケル
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×
テント
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ヘルメット
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仙丈ヶ岳ルート地図

仙丈ヶ岳の目的のルートを地図上でクリックしてください。詳細情報を見ることができます。

仙丈ヶ岳登山口までのアクセス(公共交通機関)

北沢峠・仙流荘 >>関東(東京・新宿)から北沢峠・仙流荘へのアクセス/駐車場の詳細情報

>>関西地方・名古屋から北沢峠・仙流荘へのアクセス/駐車場の詳細情報

仙丈ヶ岳周辺の山小屋

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仙丈ヶ岳は
「41.北岳・甲斐駒 南アルプス」に収録されています。
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