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妙高山(みょうこうさん)
妙高山
『妙高山』
いもり池から望む妙高山。鷹が羽を広げた様な形に似ているとされ、「妙高」の名前の由来になったとする説があります。
妙高山は旧新潟県中頸城郡にあり、火打山、焼山とともに頸城三山を形成しています。、コニーデ型の二重式火山で、赤倉山山腹の南地獄谷からは現在でも噴煙を上げ、温泉を湧出する源泉地となっています。そして、優良な温泉地が麓に広がります。

笹ヶ峰コース

黒沢岳と三田原山に囲まれた黒沢池がハイライト
笹ヶ峰コース

燕新道コース

山頂下まで樹林帯の登り、長助池がビューポイント
燕新道コース

燕登山道コース

滝、鎖場、岩場ありの変化に富んだコース
燕登山道コース

妙高高原スカイケーブル

妙高山最短ルートで大谷ヒュッテ避難小屋泊も可
妙高高原スカイケーブル・赤倉登山道コース

妙高山・登山・ハイキングルート概要

妙高山は山頂部が富士山に似ている為、越後富士とも呼ばれています。火打山の隣にある焼山は現在でも噴火を続け、時期により入山禁止となる活火山です。妙高山の中央火口丘の一角をなす標高2446mの北峰に一等三角点が置かれ、そのすぐ南にある南峰が最高地点の2456mです。そして、前山、赤倉山、三田原山、大倉山、神奈山などの外輪山が取り囲み、信越国立公園を成しています。

妙高山の北東部にある前山の北側には北地獄谷があり、光明滝、称名滝を作り大田切川となって東側へ流れています。途中、大田切川の渓谷沿いに燕温泉と関温泉があります。燕温泉は登山口の一つで、その周辺には黄金の湯、河原の湯 名瀑百選の一つである惣滝(そうだき)などが観光スポットになっています。 

前岳の南側には、南地獄谷が渓谷を作り、白田切川となって東に流れています。赤倉温泉池の平温泉などが高原リゾートとして発展し、赤倉観光スキー場妙高池の平温泉スキー場のリフトが妙高山の東側の山腹を埋め尽くしています。

登山届の提出
妙高市市役所観光課、又は新潟県警察

登山コース案内

笹ヶ峰登山口が最も多くの登山者を集めています。火打山と妙高山共に日本百名山なので、一度に二つの山を登ってしまおうという登山者には最も便利な登山口です。概ね、樹林帯の中を登りますが、途中の広大な高層湿原である高谷池がビューポイントです。

燕温泉からは、燕登山道と燕新道の2ルートがあります。燕登山道が全ルート中、最も変化に富んだ好ルートだと思います。北地獄谷の源流部に落ちる称明滝・光明滝、9合目の鎖場、山頂直下の展望の開けた岩場の通過など登山者を飽きさせません。
一方、燕新道は、概ね樹林帯の中の登りで、単調さは否めません。唯一、長助池がハイライトと言ってよいでしょう。

最短ルートは妙高高原スカイケーブルを使い赤倉登山道を登るルートです。天狗堂で燕登山道を合わせます。


山名の由来

妙高山の名前は須弥山(しゅみせん)からきているという説があります。須弥山は仏教世界では世界の中心にある山で、日本語に訳すと妙高山ということになるわけです。

また、中山と呼ばれていたものが、名香(なか)と表記され、その音読みから「みょうこう」に転訛したとする説もあります。
二つの説とも仮説に過ぎず、資料に乏しく伝説の域を出ません。

何れにしても妙高山の名前が各種資料に出てくるのは中世になってからです。妙高山を東側から見ると、チベット高原西部に位置する独立峰「カイラス山」やインド中央に位置する「霊鷲山りょうじゅせん」に姿が似ているようです。三山とも鷹が羽を広げた形によく似ているといいます。「カイラス山」は仏教の聖地とされ、「霊鷲山」は釈迦が法華経・無量寿経などを説いた聖山です。そこで、世界の二山になぞらえて妙高山を仏教浄土として「妙高」の名が付いたのではないかとする説です。※「妙高」は仏教界でいう「世界の中心の山」という意味の訳語。

妙高山開山と関山三社権現(宝蔵院)

妙高山はかつて修験道の霊場として発展していました。その中心になったのが現在妙高山の東麓にある関山神社でした。もちろん、神仏習合であり、明治時代より前は、この地に関山権現と別当寺である妙高山雲上寺宝蔵院の社寺が建っていました。本尊仏が三体存在したことから関山権現は関山三社権現とも呼ばれていました。

宝蔵院の開基は奈良時代の和銅2年(西暦709年)で、開山は裸形(裸行)上人とされています。しかし、熊野修験道が全国に広がるのは平安時代後期になってからなので、奈良時代に開山したというのは疑わしいと言えます。とは言え、関山神社本殿の脇から平安時代の経筒が発掘されていることから、神仏習合の山岳信仰が平安時代には確立していたことは間違いありません。

妙高山は古くから信仰の対象になり、初めは農耕神として崇められ、後に白山信仰や熊野修験などの影響を受け、室町時代には最も繁栄したようです。往時、宝蔵院のほかに、安楽院、法華院、覚明院、平等院、小野寺などの諸寺が並び建ち、天狗堂、修行堂、権現堂、十王堂、天神堂、加神堂、観音堂などの社殿が林立していたといいます。

しかし、世は戦国時代、上杉謙信と結んだ関山三社権現(宝蔵院)は「本能寺の変」の少し前、天正10年(西暦1582年)に織田信長により焼き払われ灰燼となってしまいました。この兵火により関山三社権現の開創の資料も焼失してしまうことになります。

しかし、江戸時代の初期、俊海によって宝蔵院は再興され、再び山岳信仰の拠点として栄えることになりました。しかし、明治初年の神仏判然令に伴う廃仏毀釈ですべての寺が廃寺となってしまい、貴重な文化遺産が失われることになってしまいます。

参照;名山の文化史

関山石仏群

【関山石仏群】
関山神社境内に妙高堂があり、古来妙高山の登山口でした。登山道に沿って36体の石仏が胸から下を地中に「生け込む」様式で祀られていたそうです。関山石仏群は、大岩日石寺磨崖仏と並んで平安時代を代表する石仏です。

関山三社大権現の本尊仏

【関山三社大権現の本尊仏】
主尊が国指定重要文化財の観音菩薩像(6世紀末から7世紀初頭)。左脇侍が十一面観音像(室町時代初期)。右脇侍が文殊菩薩像(貞亨3年/西暦1686年)

木曽義仲奉納伝説

平安時代末期の寿永元年(西暦1182年)、越後軍を撃退した義仲は、妙高山に登って妙高三尊阿弥陀如来像(阿弥陀如来像、勢至菩薩像、観世音菩薩像)の三体を山頂の阿弥陀堂に納めたと伝えられています。 三体の仏像は明治初年に関山神社境内にある阿弥陀堂(妙高堂)に移し変えられています。そして例年7月1日の山開きの際に燕温泉仮堂で御開帳されています。


関山神社境の妙高堂

【妙高三尊阿弥陀如来像】
高さ30センチほどの三体の仏像は、関山神社境の妙高堂の中に納められています。

妙高三尊阿弥陀如来像(阿弥陀如来像、勢至菩薩像、観世音菩薩像)

左から右尊 勢至菩薩像、室町時代以降 妙高市指定文化財。中尊 阿弥陀如来像、鎌倉時代後期 新潟県指定文化財。左尊 観世音菩薩像 室町時代以降 妙高市指定文化財。

妙高山麓の観光スポット

妙高高原で観光スポットを巡る。

苗名滝(なえなたき)

杉野沢温泉から笹ヶ峰高原へ至る途中(新潟県妙高市杉野沢 )にあります。駐車場横の「苗名滝苑」では流しそうめんが主メニューの他、そばや山菜・きのこ、湧き水で育ったにじますなど季節替わりのメニューが味わえます。

苗名滝

苗名滝

日本の滝百選に選ばれた「苗名滝」は、新潟県と長野県の県境を流れる関川に落ち、上流の「二ノ滝」から「三ノ滝」、「四ノ滝」まで続く中で最も規模が大きく落差は55m、柱状節理を持つ玄武岩の断崖に出来ています。

無料駐車場から滝までは約500m、往復で20分かかります。軽装でOKですが、ハイヒールなどは不可です。

かつて、滝の音が轟音として周囲の山々に響き渡ることから、「地震滝」と呼ばれていました。古くは「地震」と書いて「なゑ」とも読んでいたことから、「地震」が転訛して「苗名」となったことが名前の由来とされています。

二ノ滝、三ノ滝、四ノ滝へ関川沿いを歩く遊歩道は、現在使用不可です。苗名滝から西野発電所経由で笹ヶ峰キャンプ場へ行く場合には関川の南側にある中部北陸自然歩道を歩けます。

文化10(1813)年の春に苗名滝に心打たれた小林一茶が詠んだ「瀧けぶり 側で見てさへ 花の雲」句碑が滝に至る途中にあります。

アパリゾート上越妙高のイルミネーション(双龍と願いの鐘)

アパリゾートホテル上越妙高のイルミネーションは、1,529,103球の LED ライトを使った世界最大の地上絵です。2015年6月28日、ギネス世界記録に登録されました。

7月1日から11月15日まで営業、入場料大人1500円、一周約1時間30分ほど必要です。料金に見合うだけの内容で、満足すること請け合いです。

「双龍」と「七つの龍珠」のイルミネーション

「双龍」と「七つの龍珠」のイルミネーション

「双龍と七つの龍珠のイルミネーション」 世界には七つすべて集めると幸福を呼び寄せるという「龍珠」と「双龍」がコラボレーション。 その他、3D ウォータープロジェクションマッピング「風神〜起承編」「雷神〜転結編」、「幻想庭園」、「天空の花畑」など変幻自在な光が織りなす新演出が登場。

アパリゾート上越妙高のイルミネーションの動画



妙高山山頂周辺の気温

山頂気温
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
最高気温(℃)
-8.3
-8.0
-4.5
3.6
8.9
11.8
15.4
17.3
12.8
7.1
1.2
-4.8
平均気温(℃)
-11.4
-11.3
-8.4
-1.7
3.7
7.6
11.3
12.9
8.5
2.5
-3.3
-8.6
最低気温(℃)
-14.5
-14.7
-12.1
-6.5
-0.9
3.4
8.1
9.5
5.2
-1.1
-7.0
-11.8

妙高山へ登るための装備と服装

季節により変動する登山用具/装備品
用具・装備
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
ツェルト
×
×
×
ストック
×
×
×
×
×
スパッツ
×
×
×
×
×
×
手袋
×
×
×
×
サングラス
軽アイゼン
×
×
×
×
×
×
×
×
×
12本歯アイゼン
×
×
×
×
×
×
×
ピッケル
×
×
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